ジェニファー8(1992・米) 監督・脚本:ブルース・ロビンソン
It was over anyway. I'm sorry. I know this means something to you. I don't want you at that institute again. I'm flat out about it.この件は片付いたんだ。熱心にやってた君には悪いが、二度と盲学校に近づくな。命令だぞ。
廃棄ゴミの山の中から見つかった手から、この事件は、
盲目の女性ばかりを狙った連続殺人だと主張する刑事ジョン(アンディ・ガルシア)に反して、地元の
警官たちは彼の妄想だとばかり、取り合わない。盲学校からの苦言にチーフ(ケヴィン・コンウェイ)も苦渋の決断をジョンに言い渡す。
flat out は「ズバッときっぱり」言い切ること。相手に有無を言わせたくないときに使えます。
institute「協会、機関、学会」盲学校は institute for the Blind などの名称がある。
妻に去られ、酒に溺れた日々を忘れようとするかのように
都会から帰ってきたジョンを刑事ロス(ランス・
ヘンリクセン)と彼の妻でジョンの姉
(キャシー・ベイカー)
が暖かく迎える。そんな中、8番目のターゲットとして狙われる盲目のヘレナ
(ユマ・サーマン)
と孤独な魂を埋めあうように恋に落ちるジョン。深々と降り積もる雪のなか、忍び寄る魔の
手から彼女を守ろうとするジョンだが、思わぬ不幸に見舞われる。 全体にトーンを抑えた、哀しげで美しい映像とあいまって、しっとりしたユマ・サーマンの繊細な演技が心に残る。犯人の目撃者が盲目という設定、ジョン・マルコビッチ演じるFBI捜査官の執拗な尋問。意外なラスト。全体に地味な印象だが、見ごたえは十分。
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ジェニファー8(字幕スーパー版) [VHS] [DVD]/パラマウント・ホーム
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