DVDブルース・ロビンソンを探して
Looking For Mr Bruce Robinson
 

映画で英会話 TangoTango!!



ブルース・ロビンソンと聞いて、ピンとくる人が何人いるだろうか?  そういう、自分も実は初めてその存在を知ったばかり。

70年代、英国で『ストレンジ・フルーツ』というロックバンドのギタリストをしていた。名前はブライアン。 天才と噂されるも弟キースの薬中毒死後、荒れ続ける。 1977年、伝説のウィズベック野外ロック・コンサートを最後に、バンドは解散。 その後のことは不明。ボーカルのレイ (ビル・ナイ)は、 ヤツは fragile「もろい」と語った。

マネージャーで恋人でもあったカレン (ジュリエット・オーブリー)は 「あなたが死ぬところをみたくなかった」と彼の元を去る。

20年後、ウィズベック記念コンサートが開かれるのをきっかけに、 バンドは再結成する。 そのときのいきさつは快作『スティル・クレイジー』にてどうぞ。

ブルースはこの映画にちらりとしか出演しないのだが、その存在感と繊細な雰囲気が、 役柄とあいまって、かっこよかった。 もちろん他の役者たちもよかったが、久しぶりに、映画を繰り返し見てしまった次第。 彼が舞台の陰で一人静かに煙草をふっとふかすカットも好きだが、ボーカルのレイとレス (ジミー・ネイル)が歌う The Flame Still Burns に引き寄せられるように、ステージに上がり、さびの部分をギターでビローンと弾くところは感涙モノ。(ギターに関しては、当時、1日おきに指導を受け、うまくはないが、とりあえず、撮影でそれらしくみせることができるようになったそうだ。)

というわけで、この映画をきっかけに、このブルース・ロビンソンについて少し追ってみることにした。


まずは約20年前にさかのぼる、ブルースの姿は20年前だが設定は、もっと古い。 イギリス軍中尉ピンソンに扮している。文豪ヴィクトル・ユーゴーの次女アデル (イザベル・アジャーニ)に恋され付きまとわれる青年の役だ。

いつ出てくるかと目をサラのようにして画面を追う。これってまるでこの 映画の主人公アデルと同じだ。彼女もピンソンを追ってはるばるフランスから 大西洋を渡ってきたところだからだ。

路上で、 アデルがピンソンだと思って後を追った男。いよいよ登場かと 思ったら振り向いたのは、軍服に身を包んだフランソワ・トリュフォー監督自身だった。

もうっ。

しかし、監督もアデルだけでなく、 20年後にピンソンの追っかけが、 こんな形でやってくるとは思わなかっただろうね。

ブルース本人はといえば、アデルに追い回されるんだから、もっと危険で妖しい雰囲気かと思ったけど、役柄的にわりと普通っぽかった。でも、『緑色の館』以来、トリュフォーの作品『アデルの恋の物語』 を見れて満足。


次はデビュー作『ロミオとジュリエット』を何十年かぶりに見た。 こんなことでもなければ、二度と見なかったかもしれない作品。なつかしい。 ブルースの役柄は、ロミオの親友、モンタギューの甥のベンヴォリオか。ふむふむ。

最初の方で誰かが、 ベンヴォリオと呼ぶのを聞いてあれ、どれがそう?とあわてて捜した次第。 お、いたいた。このまま、 ロッカーの格好と化粧をほどこせば、若いときのブライアンでいけそうだ。 ちょっと線が細い美青年かな。

ジュリエット役のオリビア・ハッセーとロミオ役のレナード・ホワイティングはみずみずしい、若さがはじけてます。 レナードの後ろ姿ヌードはミケランジェロのダビデ像。 ジュリエットは、ボッティチェリのビーナス誕生ってところか。

豪快乳母もある意味はじけてたけど…。もっと全体的に暗ーい映画だと思ってたけれど、けっこうテンポよく話は進むんだ。 ニーノ・ロータの名曲、グレン・ウェストンが歌う、ホワット・イズ・ア・ユースが郷愁を誘う。

Did you know Tchaikovsky, when he was conducting, he used to cradle a hand on his head because he thought it might fall off.
 知ってるか? チャイコフスキーは指揮するとき頭が落ちるんじゃないかと思って手で押さえてたって。(Brian / From "Still Crazy")

鬼才ケン・ラッセル監督の『恋人たちの曲/悲愴(1970)』にも出演したブルース。 ロシアの作曲家チャイコフスキー(リチャード・チェンバレン)が姉の手で 恋人(クリストファー・ゲイブル)と引き裂かれ、女性と結婚したものの 破滅していく天才の狂気を描いた物語。

ブルースは、ロシアの音楽家や作家が好きでイラストレーターの妻との新婚旅行もロシアへと考えたようだ。そんなことからこのセリフも、彼のアドリブを加えたのかなとも思えたけれど、そうでもないらしい。

この頃、TVコマーシャルにも出演し、その一つはリドリー・スコットが監督したペプシの CMだそうだ。これは見てみたい。

ブルースはその後、いくつかの作品に出ているが、 友人で同じく俳優を目指していた、ビビアン・マッケレルの影響で、 書くことに興味を持ち、『キリング・フィールド』では原作の 脚色が1984年のアカデミー脚色賞にノミネートされるに いたった。

その後は、ザ・ビートルズのジョージ・ハリスンが製作総指揮の 『ウィズネイルと僕』や『広告業界で成功する方法』を、 初のハリウッドで(←いろいろ戸惑ったようだ)アンディ・ ガルシアが妻に去られた孤独な刑事を、ジョン・マルコビッチ が執拗に尋問するFBI捜査官、ユマ・サーマンが盲目の女性を美しく 演じるラブ・サスペンス『ジェニファー8』などで監督・ 脚本を手がけている。役者業は『スティル・クレイジー』で何十年かぶりに再開したことになる。


Smoking in Bed
Conversations With Bruce Robinson
の本が届いた。実を 言うと英文を3行以上読むと即寝れる体質 なのに、本を買ってしまった。 読みきれるのか? サラッと見た感じ、インタビュー形式なので、 どこから読んでもOKだし、 とっつきやすそうだ。6ページほど写真も掲載されている。

ところで、 ブルースの初監督で脚本も書いた映画『ウィズネイルと僕』 Withnail & I はDVD発売などされてないけれど、海外版は買える。 (注:DVD再生にはソフトに対応する機種が必要)

日本語字幕なしか… と思っていたところ、なんと、字幕を翻訳をしてくれているサイトを発見。 ありがと! と思ったら、閉鎖されていました残念。というわけで、 つたない英語力ながら、自分でちびちび訳していってますので、こちらへどうぞ。


ストーリーは、どん底の暮らしにうんざりしていた、 売れない役者のウィズネイル(リチャード・E・ グラント)と僕(ポール・マッギャン)が、つかの間のリッチな 田園暮らしを得ようとウィズネイルの叔父モンティ (リチャード・グリフィスハリー・ポッター」のハリーの 意地悪な叔父さんバーノン・ダーズリー役のお方)の 所有するコテージへ行くという1969-1970年の話だ。

ロンドンに数ヶ月滞在したとき、ハムステッドにステイしていた。 カムデンあたりにもよく出かけた。きっと今、行ってもそんな に雰囲気は変わってないと思う。イギリスは何年たっても頑固 に風景を変えない国だと思う。そういうところが好きでもある。

ブルースは学生時代(Central School of Speech and Drama)数人で一緒に暮らしていたが、最終的には就職などで、皆独立し、残されたのはビビアン・マッケレルと自分だけ。二人で過ごした極貧の2年間がこの映画のもとになっている。その二人が過ごした場所がカムデンだ。

コテージのロケ地になった湖水地方は、以前のフラットメイトで、俳優のマイケル・フィースト(『ベルベット・ゴールドマイン』他出演)と一緒に出かけたときの経験がもとになっている。また、モンティのキャラクターは『ロミオとジュリエット』のゼフィレッリ監督が影響を与えている。" Are you a sponge or a stone?" というセリフは、映画と同じ状況に陥ったブルースが、監督から 迫られたときの言葉だったとか。。  むむむ。美青年だから、狙われたんだ〜。ブルースはすごくムカついてたようだけど。

『ウィズネイルと僕』の映画化にあたり、監督を捜していたら、 プロデューサーの一人、ポール・ヘラー(『燃えよドラゴン』他)の 「自分でやれば」のヒトコトで決まった。世の中、どういう方向に 転んでいくかわからないものだ。

とにかくこの『ウィズネイルと僕』、日本語版DVD発売を求める署名 集めをやっている人もいるぐらい評価が高いらしい。この作品が好きで署名に 参加したいという方は 「ウィズネイルと僕をもう一度(←閉鎖?)」 のサイトを訪問してみては? 

実は、一度、ANCHOR BAY UK に、 日本語版字幕をつけられないのと問い合わせてみたことがあります。そしたら、権利がないから 無理という返事。

なんやかやで、Withnail が気になる今日この頃。 どうしても見たくなり、DVDのUK盤(送料合わせて£11.21=約2200円)を注文したら、 およそ1週間で届いた。DVDプレイヤーでの再生はだめだったが、PCで再生できた。 ( 今は日本のアマゾンで輸入版DVD入手可能です。You Tube でも視聴可能)

公開されました。 公式サイトhttp://w-and-i.com/index.html

特典のインタビュー Withnail and Us 1999 では、ブルース・ロビンソンも登場。 うれしいことに、60年代後半当時の姿も映し出されている(J・フェニックス似?)。 これが一番かっこいいんじゃないかな。『スティル・クレイジー』のキャラクターから 想像していたブルースの若い頃が期待したとおりに現れたってカンジ。 この姿が見たかったのか? よくわからん。彼は、クラッシックな作品 ばかりに出ているので、そうでないのも見たかったかも。なんだか焦点がぼけてきた。

本編は、"I" の存在をブルースに重ねながら見ていた。ほぼ自叙伝で、 本人の実体験の70%ぐらいが映画に反映されているそうだ。彼が 経験したいろいろな出来事を脚色し、つなぎ合わせている。

撮影からは、ほぼ20年近くの月日がたっているわけだけれど、 全く古くささや時代を感じさせず、クールな映像だ。淡々とした話だが、 知的でユーモラス。とても味わい深い。音楽もとてもいいし、配役もだ。

彼のモデルになったビビアンは、Withnail and Us に、 若いときの映像がちらりと出る。他のルームメイトたちはそれぞれ 出演しているのに、彼の1999年時点の姿はなかった。いつかは知らないが、 彼はすでに逝去している。役者としてはあまり花開かなかったようだが、 彼のキャラクター(脚色されてはいるだろうが)は永久に残った。


"I" との別れの日、取り残されたウィズネイルがとても寂しげだ。 雨の中を去るウィズネイル(リチャード)の後ろ姿が孤独で、 それでいて毅然としている。ブルースを追っかけてきてよかったなぁ。 『スティル・クレイジー』でブルースに出会ったのは、さしずめ、 A message from the gods of movie. 映画の神から差し出された メッセージか。この作品にたどり着くための…(謎)… とうことにしてく。


【衣装】
リチャード・E・グラントの着ているコートがかっこいい。 欲しいな。さりげにおしゃれだ。寒さがましになると軟膏を塗りたくった姿(これも衣装と言うべきか) ですらイケてると思えた。変か?

still crazy for STILL CRAZY さん情報によると、Andrea Galer (アンドレア・ゲイラー)デザインのこのコート買えるそうだ。女性用もあり。£880.00(約20万円)なり。オーダーメイドなら£1500.00 +ロンドンまでの航空運賃。。うーん、でもかっこいい。詳しくはここ 


【小道具】
あのばっちいキッチンにとても似合う、 あのどこにでもある、kettle「やかん」。お湯が沸騰すると「ぴーーー」と泣く。 これで紅茶を入れる。インスタントでも硬質な水道水にあってとてもおいしい。

【音楽】
ジミヘン(Jimi Hendrix)の All Along The Watchtower がかかるシーン,製作総指揮をした ジョージ・ハリスンの While My Guitar Gently Weeps や叔父さんのコテージで目覚めた僕が 朝、外へ出るシーンの音楽、David Dundas and Rick Wentworth の Marwood Walks もすてきすぎ。 選曲のよさも最高です。  

CD/サントラ
歌詞:All Along The Watchtower 作詞:Bob Dylan  


Here hare here. 韻を踏んだセリフもまた、タノシ。 Withnail and I の英語スクリプト。

【ロケ地】
ウイズネイルがエージェントに電話した赤いフォーンブースは本物で Bampton という村にあるなど、詳細が写真と共に記されているサイトがあったのですが、なくなってる・・・。下に二人がでかけたパブの記事を載せていますので ご覧くだされ。


【コネタ】

・役を降ろされそうになったポール ⇒ 理由は英語の発音。Scouse accent「リバプール方言」が抜けなかった。

・役を降ろされそうになったリチャード ⇒ 太らないという約束。なんと彼はそれを聞いて、すぐさま、ゲイリー・オールドマンに電話。そしたら、Boots(ドラッグストアのチェーン店)のプロテイン・ドリンクを飲むように勧められたって。(リチャード本人は太ったことはないといってますが)

・ウィズネイルという名は父親の友人ジョナサンの苗字。上流階級の人間で、完璧なアル中。子どものときに愛車アストンマーチンでドライブに連れていってもらったときも、大酒くらって、道端にゲロ吐いたと思ったら、上機嫌で運転していた。この豪快な男はその後、アメリカに移住したので、ロンドンのどこにもウィズネイルという名はないそうだ。

・もし、ウィズネイルがダニエル・デイ・ルイスやビル・ナイ、ケネス・ブラナーだったら…


【追記】 テリー・ギリアム監督の『ラスベガスをやっつけろ!』で演じた、ゴンゾ・ジャーナリズムの先駆者として知られるノンフィクション作家ハンター・S・トンプソンをジョニー・デップが再演することが決定。衝撃的な自殺を遂げたトンプソンの初期の作品『The Rum Diary/ Book』の映画化。この監督、脚本をブルース・ロビンソンが監督・脚本するんだそうな、ウソッ〜。
↑(残念ながらこの企画、あまり進んでいません  出演者も今のところデップのみに T.T)

初作品以降いまいち花咲かなかったロビンソン。ここで、ばっちり決めてください。共演はベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ハートネット、ニック・ノルティ、スカーレット・ヨハンセン。とこれまた、クセモノそろい。楽しみだなぁ。 これを機に、『ウィズネイルと僕』の日本版も出してほしいもの。


銃で頭を撃って自殺する前のハンターに会ったロビンソンの話。He wrote the screenplay...ってことは脚本はできてるのかな。ジョニー・デップが最も愛する作品の監督ロビンソンにジョニーの依頼で監督脚本をすることになったこの作品。ハリウッドと相性が悪いロビンソン。このまま、立ち消えにならないことを祈ります。

【追記】とん挫していると思っていた The Rum Diary  ついに2011年10月公開だそうで、もちろんブルース・ロビンソン監督・脚本。 主役は、ジョニデ。残念ながらデルトロさんは出ませんが、 共演はアンバー・ハード、ジョバンニ・リシビ他です。




ヒトコトどうぞ

*たえぞう さん(F) 2010年11月27日 0:50
いやいや、よく調べてありますね。「still crazy」を見て、おなじシーンで同じように感じる人がいたことに驚きました。とても参考になりました。ありがとうございました。

*rosakeiko さん(F) 2007年6月21日 23:12
私も数年前に『Still Crazy』を観てブルースに一目 惚れしてしまった者です。それ以来amozonで彼の本を取り寄せたり、 過去の出演作品や脚本家又は監督として関わった作品をチェックしたり ・・・。ところが昨年、元ピンク・フロイドのリーダー、 シド・バレットの世界に触れ、すっかり虜になってしまった私はブルースのことをちょっとだけ忘れてしまっていました。でも、あるとき久々に『Still Crazy』のDVDを観てみて気付いたんですが、ブライアンって実はシドにそっくりなんです!本当に、少しでもシドの事を御存じの方なら、きっと同感して下さるのではないかと思います。ただ、ブライアンと違ってシドはカムバックを果たすことなくついに亡くなってしまいましたが・・・(涙)因みにブルースには『ウィズネイルと僕』以降、シドについての作品を書いてみないかという話もあったそうです。ブライアンは、『ウィズネイル』でdrug関連の作品オファーが増えたから、と云っていますが、それが実現していればどんな作品になっていたのか大変興味深いところです。ところで、かつてハンター・S・トンプソンを演じたジョ・u档jー・デップですが、ピンク・フロイドの伝記映画(監督はキャメロン・クロウ)ではなんとシド役で出演することが決まっていました!しかし製作発表以来全く話が聞かれず立ち消えになってしまったのかもしれません・・・残念。こうなったら是非ともブルースには、デップが再びトンプソンを演じる新作映画を完成させて欲しいです。それにしても、商業的映画で大成功したことに甘んじないデップの役者魂にも惚れますね〜。

*chiharu by さん(F) 2006/4/27/23:31
アタシも「スティルクレイジー」のブライアンにはまった一人...アタシ美容師なんやけど、ある日後輩が「髪切ってや!どうしてもやりたい髪型があるねん」ってビデオを持ってきた アタシは画面に釘付け!「誰これ?なんなん?このカッコ良さ!まさかアナタ、ブライアンになりたいって言うんちゃうやろうな?」 あ〜愛しのブルースロビンソン... 後輩はブライアンにはなれへんかったわ...(アタシのせいじゃない) その後、即購入!飽きるほど見たわ(飽きてないけどね...) アタシのブルース様をこれからも探し続けるわ! 此処にきて良かった。

*still crazy for STILL CRAZY さん(F) 2006/2/28/ 19:17
 こんばんは、初めまして。Bruce Robinson様ファン若葉マークの新参者です。 少しずつBruce様関連作品の関連商品を集めつつ、勢い余って映画Still Crazyのファンサイトを着手から1週間かからずに作ってしまいました。こちらのリンクへの申請をさせて頂き、こちらからリンクさせて頂いております。宜しくお願い申し上げます。
 現在SMOKING IN BEDを読書中です。まだWITHNAIL AND Iは入手がかなっておりません。REGの公式サイトによれば、上で管理人様がお書きになっていらっしゃるコートは映画の衣装担当さんへ直接オーダーが可能みたいですね…日本からオーダーなさった方はいらっしゃるんでしょうか…???
 精進を重ねてもう少し知識が増えたらまた語らせて下さい(礼)。
http://www.s-rock.info/sc/stillcrazy.html

*Bolan's zip gun さん(?) 2005/9/11/6:30
 深夜映画で「スティル・クレイジー」を見てぐぐって来ました。まさかWithnail and Iにたどり着くとは。15年前、留学先のロンドンで見てとにかく感激したのを覚えてます。(リチャード・E・グラントもカッコ良かったしね!)Still Crazyのおっちゃん達同様、若かりしあの頃の日々が蘇り・・
 絶対役者じゃなくてロックスターだと思っていた ブルース・ロビンソンがMy most favorite映画の監督だったとは。 色々な情報ありがとうございました。

*yamakei さん(M)
こんにちは、「ウィズネイルと僕」の紹介サイトを作っていた者ですが、ウェブページを引っ越しましたのでお知らせしておきます。 新しいURLは、http://joyride.dyndns.org/~keisuke/withnail_and_i/ になります。 アメリカでウィズネイルと僕の解説本(by Kevin Jackson)を買ってきたのですが、なかなかマジネタ満載で面白かったです。 自分の中でブームが再発したので、あらすじなんかをまとめた文章を書いていたのですが、忙しくなってしまって完結してないです・・・。出来上がったらウェブサイトに掲載しようと思います。http://joyride.dyndns.org/~keisuke/

*マイロさん(F)
10年ほど前に客席にトイレのかおりが漂う二番館で観ました。地元関西でその後公開していないこともあり、周囲に誰もこの映画を観た人がいず悔しい思いをしていたのですが、やっと先日海外のショップでDVD(リージョンフリー)を購入することができ、いま到着を待っているところです。あの初めてみたときのなんともいえない気持ちを誰かと分かち合いたい…と思います。 (『Still Crazy』もブルースが出てるってことで即購入しましたが、期待にたがわず遊び心満載の映画でした。どちらも永久保存版です。) こちらはWithnailやブルースのことについてもっと知りたいと思っていた私のような者には大変有難いサイトです。感謝です。


The Mother Black Cap(41 Tavistock Crescent at St Mark’s Grove, W11)


二人が出かけたパブは今も健在。60年代のロンドン気分に浸れそ。 思ったよりこぎれいで開放感満載。 地下鉄 Westbourne Park から徒歩で5分ぐらいかな。 ノッティング・ヒルも歩いてすぐだけど、Westbourne Park から歩く方が分かり易いです。 右の方に歩くと駅があります。パブ、google map でみたら、なくなっている(ガーン)


地図



外で飲んでたオヤジさんに聞いたら、ウイズネイルなぞ知らないけど、 「マオ」って映画のロケ地なら近くであったからそっちに行きなさいだって。 「マオ」っ何やねん、聖地にいながら。。。でも、この二人、笑顔がいいでしょ。


バーで働くお兄さんも笑顔でチーズ。 このカウンターでウィズネイルが“Two large gins. Two pints of cider. Ice in the cider”をオーダーしました。

Chin-chin!「乾杯!」


あ-うえ-おか-けは-ひふ-ほやらわ英数