初恋の男ピンソン中尉(ブルース・ロビンソン)を、
ひたすら想い続けるアデル(イザベル・アジャーニ)は
フランスの文豪ヴィクトル・ユゴーの次女。女たらしのピンソンにしてみれば通りすがりの女。だが、
彼女の一途な想いは、止まらない。赴任地先に彼を追ってやってきたアデルは、
ピンソンになじられようと拒絶されようと、一途な愛を相手にぶつけようとする。 知的な彼女にここまで惚れられるような男とは到底思えないピンソンだが、相手が誰であれ、情念の炎に自ら焼き尽くすことのみが彼女の生きる力。愛を獲得することに全てを捧げている。 女性との逢引を覗き見るアデルの顔の大写しのカット。哀しみというよりは好奇心すらうかがいしれる。うっすらと笑みを浮かべるようにみえた凄みのあるあの表情はスゴイ。
「愛は私の宗教」というアデル。これは実話だそうだ。
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アデルの恋の物語 [DVD] /20世紀フォックス
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CD:サントラ(IMPORT) /キングレコード
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フランソワ・トリュフォー DVDコレクション/野性の少年/暗くなる
までこの恋を/アデルの恋の物語
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フランソワ・トリュフォー映画読本:山田 宏一 著/平凡社
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