映画で英会話 TangoTango!!


ターミナル (2004・米)
監督:スティーヴンスピルバーグ 脚本:サーシャ・ガヴァシ ジェフ・ナサンソン


I'm sure the Uncle Sam will have this all sorted out by tomorrow, and welcome to the United States. Almost.


入国審査に引っかかり、JFK国際空港で足止めを食らった男ナボルスキー(トムハンクス)。英語はさっぱり理解できない彼とかみあわない会話をする空港警備局主任ディクソン(スタンリー・トゥッチ)は苦汁顔。とりあえず、空港内にとどまるよう支持したけれど大丈夫か?


とっちらかった事柄をきちんと「整理してまとめる」と先がちゃんとみえてくるハズ。sort out は「ものごとが解決すること」はっきり「片をつけたい」ときに使えます。

<例>
Everything's just blur.Maybe someday I'll sort it all out.  全てがはっきりしない。そのうちに思い出せるかもしれないが。  『リトル・プリンセス

しかし、Almost.「あと一歩」「あと一息」がなかなか大変なんだよね。「おしい、残念!」って ときにもこれ使えます。

ところで、Uncle Samって誰でしょう? ナボルスキーに頼りになるおじさんでも米国にいたのでしょうか。いえ、違います。

これは「アメリカ合衆国」のたとえなのです。頭文字を見ればわかると思いますが、 米国政府を擬人化するとこうなるそうなんだとか。だから 冠詞の the がついているし Uncle も頭は大文字に。

はて、さて、本当にあてになるのかな〜。

Uncle Bob も頼りになります。       

【訳】
明日までにはすべて解決するでしょう。合衆国へようこそ。一応だがね。 
             


扉の向こうはアメリカ。目の前まで来てるのに、空港のターミナルから  一歩も出られないとは。祖国がクーデターのため一瞬にして消滅して  しまったナボルスキー。帰る国はなく入国も許されなず、空港のトラン  ジットで寝泊りをすることを余儀なくされる。いつしか空港内で働く職員  やスッチー(キャサリンゼタ=ジョーンズ)なんかと仲良くなって…。  とまあ、いろいろ国際色豊かな人物が入り乱れて巻き起こす物語。

* DVD:DTSスペシャル・エディション/角川エンタテインメント  



The Terminal はお好き?

*kujira さん(?) いいぞ 2007年6月23日 8:54
もっと早くに観とけば良かったーと思いました。oddだけどinnocentでfunnyでcuteなVictorに心癒されました。

*JOKER さん(?) むっちゃいい 2005/6/7/10:36
サンフランシスコへ飛ぶ機内で見た・・・もちろん英語だけで字幕もないからわけわかんないままだけど、それだけにナボルスキーに感情移入してしまったのか、帰りにまた見て、わけわかんないまま涙。日本で公開されてから見る機会をつかめてないので、なんで泣けたのか、まだ解明できてない。たぶんアメリカにあこがれていたころの自分が重なるのじゃないかなあ。シナリオが読みたーい。

いいなぁ、サンフランシスコかぁ。空港って一歩踏み込んだだけで わくわくします。  Transcript はここにあります。


あ-うえ-おか-けは-ひふ-ほやらわ英数



Wired [US]   DVD:パリ空港の人々  訳あって空港に住み着いた人々が織り成すコメディドラマ。図像学者のアルチュロは空港でスリに遭い、パスポートを紛失。飛行機で目的地に着いたものの入国ができない彼は、多種多様な人たちのいるトランジット(外国人用処理区域)に留まることに…。