映画で英会話 TangoTango!!


オーシャンズ12 (2004・米)
監督:スティーブン・ソダーバーグ 脚本:ジョージ・ノルフィ


Saul: At my age, I think I earned the right to be selfish. I wanna thank you all for the wonderful opportunity. You're all aces in my book. But I want the last check I write to bounce.


前作『オーシャンズ11』で、首謀者ダニー(ジョージ・クルーニー)と片腕で親友のラスティー(ブラッド・ピット)率いる犯罪のスペシャリストにカジノの金庫から莫大な金をまんまと盗まれた冷酷なホテル王ベネディクト(アンディ・ガルシア)。復讐の機会を狙う彼は、ついに、彼らが犯人だと知り挑戦状をたたきつける。全員の居所を突き止めた彼は、盗んだ金を利息つけて返さないと、皆殺しにすると迫ったのだ。しかし、そんなお金、全部残ってるわをけもなく・・・あーあ、どーすんだ?

おまけに、一番年長の、ソール・ブルーム(カール・ライナー)は年を言い訳に早々と一抜け宣言しちゃいました。


in my book といっても別に本に書いてあるわけではありません。これは「私の考えでは」という意味。「そうは思わない」と否定したいときは、Not in my book を。これが in the book になると、「電話帳に載っている」という意味になるのでお間違えなく。

bounce「小切手が不渡りになって戻ってくる」

【訳】
Saul: わしぐらいの歳になると、わがままを言ってもよかろう。皆には礼を言うよ。実に楽しかった。君らは最高のプロだ。だが、悪いが金は全部使って死ぬよ。


仕方なく、金策のために彼らが向かった先はヨーロッパ。世界規模の犯罪計画を実行に移そうとする彼らを待ち構えるは、 ヨーロッパ最高の泥棒と言われる“ナイト・フォックス”とユーロポールのエリート捜査官イザベル(キャサリン・ゼダ=ジョーンズ)だ。さて、どんな結末が待っているのやら。

ところで、泥棒は大嫌いのオーシャンの妻テス(ジュリア・ロバーツ)。まさか、12人目が彼女なんてことないよね。それにしても、あのお方(←誰?)の登場には驚いた。はは。笑っちまったよ。どこかとぼけたムードを漂わせつつ、豪華なキャストの面々が楽しげに演じてる。いいなぁ。

* オーシャンズ12 [Blu-ray] [DVD] * 原作本/デュウィ・グラム

* CD:サントラ/ワーナーミュージック 輸入版   * シナリオ対訳本:映画で覚える英会話

* Cinema Student〈Vol.1〉オーシャンズ11/ザ・シッピング・ニュース




Ocean's Twelve はお好き?

* キャベツ さん(M) いまいち
話が複雑というか、トリック重視過ぎてせっかくの名優たちが楽しめなかったと思う。さすがに続編だけあって。大どんでん返しなどが期待されているからなのだろうけど、もっと深いところを今回は行って欲しかったように思う。DVDで繰り返し見てみると、トリックや話の筋も分かって楽しめるとは思うけど。 http://park1.aeonnet.ne.jp/~cabbage/


あ-うえ-おか-けは-ひふ-ほやらわ英数