映画で英会話 TangoTango!!


メイド・イン・マンハッタン (2002・米)
監督:ウェイン・ワン 脚本 ケヴィン・ウェイド


Stephanie: Where's the fire?
Marisa: Nowhere. I just got sent on an errand. I'm already late. Get these pressed for me ?
Stephanie: Sure. In my spare time.


息子の学校へ行かなくちゃならないっていうのに、お客のキャロライン(ナターシャ・リチャードソン)に買い物を頼まれたマリサ(ジェニファーロペス)。


Where's the fire? 「随分慌ててるのね」
火事はどこだ? といっても本当の火事ではありません。これは急いでいる人に対して 「急用でもあるの?」と問いかけるユーモラスな表現です。 特にアメリカの警官が speeding「スピード違反」で検挙したドライバーにこう声をかけるそうな。

<例>
Where's the fire? It's not as if Germany is going somewhere.  急ぎすぎだ。ドイツが逃げるわけじゃないだろう。  『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム DVD

on an errand 「用事で」
「用」といってもこの errand は、「使い走り」程度のささいな「用」。 実際、「使い走り」は、errand runnerというから、日本語の感覚と同じみたい。 「誰かのお使いに行く」は、run an errand for someone です。

<例>
 I sent her on an errand.
  使いを頼んだ。  『ニック・オブ・タイム

 I could go with you, keep you company.
  いっしょに行くわ。
 It's just errands. It'll be boring.
  たいした用じゃないから退屈よ。  『ギリーは首ったけ

spare time 「空き時間」

【訳】
Stephanie: 何急いでるの?
Marisa: ちょっとお使いを頼まれたのよ。遅れてるっていうのに。 これランドリーにまわして。
Stephanie: いいわ。手があいたらね。


未来の大統領と噂される上院議員候補のクリス(レイフ・ファインズ)と五つ星ホテル、ベレスフォードの優秀な客室係のマリサ。出逢うはずのない二人を結びつけたのは、クリスの愛犬とマリサのひとり息子タイ(タイラー・ガルシア・ポジー)。そしてマリサがついたほんの小さな嘘だった。愛する息子とともに精一杯生きるシングルマザーの恋を爽やかに描いたラブストーリー。

* DVD/ソニー・ピクチャーズ   * CD:サントラ/Epic/Sony



Maid in Manhattan はお好き?

*じゅまさん(M)
リスニング、どうも "You said it" ではなく "You stand it" に聞こえるんだけど? 「玉乗り」のシャレ。 忙しさを楽しんでいるには違いないので。

確かに。。。。聞こえます。ということで訂正しました。ありがとうです! Thanks!

* rica さん(F) ま、こんなものか
レイフ・ファインズはもっと、影のある役が似合うし、ジェイローのメイド役はあまり似合わなかったけど・・、でもマンハッタンの映像はきれいで、楽しめました。

* Jimmy さん(M) いいぞ


あ-うえ-おか-けは-ひふ-ほやらわ英数




SWITCH  Vol.29 No.12(2011年12月号) 特集 坂本龍一 {音楽に萌える} すべての音楽ファンに捧ぐ、教授のスコラ誌上特別講座開講