映画で英会話 TangoTango!!


プライドと偏見 (2005・英)
監督：ジョー・ライト 脚本：アダム・デボラ・モガー

Charlotte : That is Mr. Darcy.
Elizabeth : He looks miserable, poor soul.
Charlotte : Miserable he may be, but poor he most certainly is not.
Elizabeth : Do you dance, Mr. Darcy?
Mr. Darcy : Not if I can help it.

近所に独身の大富豪ピングリーが引っ越してきて浮き足立つベネット家の５人姉妹。 舞踏会の夜、次女エリザベス（キーラ・ ナイトレイ）は、ピングリーの親友ダーシー（ マシュー・マクファディン）と出会う。しかし、彼の無愛想で、高慢な態度 にエリザベスはカチン、カチン。

miserable「憂うつな 不愉快な 惨めな」　

【訳】
Charlotte: あれがダーシー様？
Elizabeth : 暗い人ね。
Charlotte: だけど大変なお金持ちよ。
Elizabeth :踊らないの？
Mr. Darcy : 苦手です。

「愛してる」と認めるには、男のプライドは高すぎた。「愛してる」と応えるには、女の偏見が邪魔をする。

18世紀末、イギリスの上流社会。相続権がなく“結婚”が人生のすべてだった女性たち。ベネット家でも人事でない。父親（ドナルド・サザーランド）の後を継ぐのは、遠縁の男子（トム・ホランダー　←彼がまたツボ）。５人姉妹を持つ母親（ブレンダ・ブレッシン）は資産家に嫁がせようと躍起になる。

金持ちの独身男性で気のいいビングリー（サイモン・ウッズ）とその親友で非常に高慢でイヤミな男ダーシーをめぐる女たちの恋の行方が、格調高くいきいきと現代のスクリーンに映し出される。瑞々しい映像になんといってもロケ地となったイギリス各地に 散らばる歴史的建造物と自然の美しさに目を見張りました。

ジェーン・オースティン原作『高慢と偏見』の映画化。BBCのＴＶドラマ版ではコリン・ファースがダーシー様を演じ大人気に。『ブリジット・ジョーンズの日記』も『高慢と偏見』をベースに描かれています。

ダーシーの不器用さ、次女リジーの気の強さがあいまって、二人の恋の行くへにドキドキ。 脇役もリジーの母といい、迫力のジョディ・デンチといい、がっちり堅い。そしてなんといってもドナルド・サザーランドが娘を送り出す父親の気持ちを集約。英国・日本版のラストは すばらしかった！　サザーランドにいいとこ、すっかりさらわれた感ありですが、 お見事でした。

* DVD/ユニバーサル・ピクチャーズ

* CD:サントラ/ユニバーサルクラシック

* 原作本:高慢と偏見 /ジェイン・オースティン

* 原作本:Pride And Prejudice /Jane Austen


Pride & Prejudice はお好き？

にゃんさん（F)　 感動！ 2014/01/31 11:37
今見終えました♪リジーが美人過ぎる！恋愛結婚ってこんなに一途だったら素敵。 ダーシーが「二度と離れません」って言ってくれた二度目のプロポーズシーン が憧れました。英語も聞きやすいし、観てよかったです。言い回しは古いのかな？

なおちゃん（F)　 むっちゃいい 2012/01/15 0:46
大好きです。最近映画を字幕で見るという英語の勉強法の良さに気づき、 この映画を見てイギリス英語は聞きやすいと思いました。 「Not if I can help it.」というフレーズに首を傾げていたので、 解説してくださっていて嬉しかったです！

この映画が小説のまるきり同じでカットもなかったら星をもう一個つけましたのに。

ラムちゃん（F)　 いいぞ 2007/6/22 13:29
最初はどういう内容なのか掴むまで、時間がかかりました。
イギリスの時代背景というか、歴史を知っていないと・・・でも、理解出来たら、すごく良い作品でした。会話に笑ったり、切なくなったりしたけれど、最終的には、少しすがすがしい気持ちでした。
こんなことってあるの？？と思うけど、人はこの二つのものに邪魔されて、見る目がなくなってしまうのかと思いました。
プライドがありすぎても、無さ過ぎてもダメ。偏見は考え方をまちがった方向へ答えを導き出す。ということを実感させられた作品でした。

ごえべえ さん（F)　 いいぞ 2006/7/10 19:50
まだ見てないです。見るときは、このフレーズに気をつけて聞きたいです。Ｍrダーシーという名前、『ブリジット・ショーンズの日記』も同じですね。 http://upsilon-y.com/

あ-う ・ え-お ・ か-け ・ こ ・ さ ・ た ・ な ・ は-ひ ・ ふ-ほ ・ ま ・ やら ・ わ英数


DVD:高慢と偏見/BBCドラマ版 　ジェーン・オースティンの1813年の古典『高慢と偏見』はエリザベス・ベネットとミスター・ダーシーのロマンチックの物語を描いたもので、いまなお無数の女学生のハートを勝ちとることだろう。1996年のBBCのミニシリーズは大人のハートも勝ちとっている、忠実な映像化と美しい風景、すぐれた演技を見ることができる。 ジェイン・オースティンの読書会 コレクターズ・エディション [DVD] 女流作家、ジェイン・オースティンの読書会に集まる男女の悲喜こもごもの人生模様を綴ったドラマ。バーナデットは愛犬を亡くして落ち込む友人を励ますために“人生最高の解毒剤”オースティンの読書会開催を思い付く。