SF/ボディ・スナッチャー
(1978・米) フィリップ・カウフマン 脚本:W・D・リクター
I am not seeing things. I know I saw what I saw.
And I know it was turning into you, Jack.
人間の体がが何者かに乗っ取られているなんて話、信じてもらえるはずないんだけど、
見たものは見たんだから嘘じゃないと力説するナンシー
(ヴェロニカ・カートライト)。
see things「幻を見る」 thing には「何か明確にいえないもの」とか「物体」や「幽霊」の意味があります。
同じボディ・スナッチャー型映画「遊星からの物体X」のタイトルも The Thing でした。
たいていの場合「進行形」で使われるそうデス。
turn into「性質や外観が変わる」
<例>
If I ever turn into one of those things, do me a favor, blow my fucking head off.
「もし俺がアイツらみたいになったら、
俺の頭をぶち抜いてくれ」『
ドーン・オブ・ザ・デッド』
【訳】あれは幻覚じゃない。本当よ。あれはあなたに変わりかけてたわ。
レイ・ブラッドベリのSFに宇宙きのこの話がありましたが、エイリアンが必ずしも
巨大な円盤に乗ってやってくるとは限りません。この話のように植物としてはびこり次第
に人間に擬態していくという侵略の仕方もありなのだ。(怖)主演はドナルド・サザーランド。
ナンシーの夫のジャックにジェフ・ゴールドブラム。スポック博士がすっかり板についたレナード・ニモイも登場
してます。
throw the book at a person 厳しく罰する ──
公衆衛生局で働くマシュー(ドナルド・サザーランド)はあるレスト
ランでの立ち入り検査でねずみのフンを発見。さっそく局に持ち帰っ
たところ。厳重処罰だね。
I want to throw the book at the son-of-a-bitch.
Those scallops are nothing but cut up pieces of skate.
「あの野郎許さんぞ ホタテは本物じゃない」
* scallops ホタテ は
* skate ガンギエイ を
* cut up pieces 細かく切った モノ
│ the book はギャングのスラングで「終身刑」のこと。でもって
throw は「罪を着せ」たり「重荷を負わせ」たり...。
inconvenience 迷惑 ──
信じてもらえなくてイラついていているのはナンシーだけじゃ
ありません。夫のジャック(ジェフ・ゴールドブラム)だって
同じ事。
we owe you あんたに借りがある
we owe you an apology おわびしなくちゃいけないことがある
言われた方は、何しでかしたのってドキッ!
lift a finger ちょっぴり骨を折る ──
lift a finger, raise a finger, lift a hand
でも使えます。否定文で使い「わざわざ...しようとしない」という意味に。
他の人は信じてくれなくても、この異状な状況を解明するため
マシューの同僚で友人のエリザベス(ブルック・アダムス)は
植物の検査をしようとしたのですが...。遅すぎた?
Look, Alan, I have already said that I'm gonna do all of
the testing. You don't have to lift a finger. Can I?
「分析は全部私がやる あなたの助けはいらないわ 許可して」
*
DVD:SF/ボディ・スナッチャー /20世紀フォックス
*
原作本:盗まれた街/ジャック・フィニイ
*
原作本:Jack Finney
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