愛国心にかられ、英国軍からの独立戦争に参戦するという長男ガブリエル
(ヒース・レジャー)。戦争に反対のベンジャミン。
戦争の過酷さを知り尽くしている父としてはとっても心配。
imprudent 「生意気でずうずうしい」
see to it that...
「...することを引き受ける」つまり「責任を持つ」とい
う意味があります。 「成功を祈る」でオナジミの
Good luck. はこの場合「どうせだめだろうけ
どまあがんばれよ」という皮肉をこめた意味合いで
使われています。息子がおとなしく事務官で収まると
は思えない...だって
父そっくりの性格だから。
【訳】 Col. Harry Burwell: 父親の若い頃と
同じで利かん坊だな。
Benjamin: 残念ながらそのようだ。
Col. Harry Burwell: 私の部下にしておこう事務官か補給係か何かに。
Benjamin: どうかな。
A shepherd must tend his flock. Sometimes fight off the wolves.
「羊飼いは時に羊のために戦うこともある」
shepherd は「羊飼い」という意味の他に「牧師」
という意味が。
tend も「家畜の番をする」他に「困った人の世話をする」
って意味があるし。flock にも「羊やヤギ、鳥の群れ」
の他に「キリスト教会員」の意味があります。
Good shepherd 「よき羊飼い」がキリストのことで、
その羊たちが信者ってワケ。ついに、銃をとった牧師さんの
言葉です。
fight off「撃退する」
fight だけなら「戦う」だけだけれど、off がつくことによって「追い払う」の意味合いがつきます。敵には二度と来てほしくないものです。
家族愛のため愛国心のために立ち上がる男ベンジャミン(メル・ギブソン)。7人の子を持つ優しい父は、家族のためなら敵に鋭い牙をむくことを辞さない強くてタフな男の顔も持つ。アメリカ独立戦争を舞台に描いた感動作。
┌───────────────────────────────
│> cause
└────────────────────────── 大儀 ──
自由を勝ち取るという大義のためならたとえ戦術を知らない農民
たちと言えども立ちあがらなければないこともある。
They'd be better off, but the cause wouldn't be.
「彼らにも大儀がある」
┌───────────
「理由」の cause には、社会的な運動における「理想」や「主義」
「目的」の意味があります。better off は「よりいっそういい状態
で」という意味。off には前の言葉を「強調する」役割があるよう
です。上の文は、better off の後に letting the British just
march on が省略されています。敵軍など素通りしてくれるほうが
いいに決まってるけれど、cause「大儀が」そうさせない...と
いうことです。
└
┌───────────────────────────────
│> split up
└──────────────────────── 分かれる ──
ガブリエルを無理に配下に置き、民兵を集めることから始めた父。
父の心配をよそに行動的な息子。ま、いいか。
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