ケーブル・ガイ
(1996・米)
監督:ベン・スティーラー
Tomorrow night, you
hang out.
有線をタダでつけてもらって以来、ケーブル・ガイ
(ジム・
キャリー)にやたら付きまとわ
れるようになったお気の毒な好青年スティーブン
(マシュー・
ブロデリック)。いったい、
いつ俺たち友達になったっけ?
hang out with 〜 「その辺をぶらつく」
「〜と付き合う」という意味もありますが、ここでは
「ちょっと出かけようぜ」という軽い意味合い。
【訳】明日の晩、俺と付き合えよ。
あちらをたてればこちらがたたず、恋人にケーブル・ガイにと
付き合いが忙しく、つい、友人との約束を忘れてたスティーブン。
So you're blowing me off? I can't believe this.
「おれはすっぽかしか? 信じらんない」
blow off「知らん振りする」
モテ男はつらいよ。
「呼び出し音」には a buzz もあります。Give me a ring. で「電話
をくれ」と同じように使えます。こんなカンジ↓
Give me a buzz when you get in.
I'll be here pretty much all night.
「夜通し待ってるから電話を」
> space 自由
一時別居中の恋人の家にケーブル・ガイがおしかけて有料チャンネル
が見えるよう工事をして帰った。スティーブンのプレゼントだと思っ
た彼女は大喜び。
You know I've wanted to do something for you,
but I've been trying to give you your space.
「別々に暮らしてるけど君に何かしてあげたくてね」
間隔を置いて干渉しないことを give space と言います。「一人にし
て 」とか「そっとしておいて」と言いたいなら Give me some space.
が使えます。これは Leave me alone. とも言えます。あれやこれや
「口うるさい干渉をやめて...そっとしておいてほしい」ときは、
Get off my back. を使うといいでしょう。重圧は背中から降ろすと
楽になれるものね。 See > [ #832 カーラの結婚宣言 ]
> Hang in there! がんばれ
直訳すれば「その場でふんばれ」の Hang in there! は逆境をもの
ともせず「食い下がれ」とか「耐え抜け」と人を励ます時によく使
われる表現です。
A: Hang in there pal. You're gonna make it buddy.
B: Hey, Am I really your buddy?
A: Yeah, sure you are.
A:「しっかり きっと助かる」
B:「俺の友達に?」
A:「いいとも」
やりすぎちゃったケーブル・ガイ。救急ヘリで運ばれるハメに。
懸命に励ます救急隊員の buddy「友達」のヒトコトに再び生きる
希望が...。何も知らない救急隊員にはお気の毒ですけど。
--- buddy は「仲間 相棒」という意味ですが男同士の単なる
「呼びかけ」にも使われます。
pal (←ペンパルのパル)は「見知らぬ相手に呼びかける」
時にどうぞ。これもだいたい男同士です。
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友情の大押し売り The Cable Guy はお好き?
* ヒデコジさん (M)
いいぞ
ケーブルガイは、テレビ社会が生んだねじくれ人間。内面のねじくれが表面にも現れている。
ジムキャリーは、内から発する変人ぶりを演じて凄みすら感じさせる。
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