映画で英会話 TangoTango!!


二重誘拐 (2004・米)
監督:ピーター・ジャン・ブルージ 脚本:ジャスティン・ヘイス


Arnold: Tell me Wayne, If you were in my shoes, wouldn't you do it?
Wayne: No I wouldn't.


二重誘拐
in someone's shoes 「人と同じ立場や境遇に身を置いて」
「他人の靴を履く」ことは、その人の身になって考えること。 shoes の代わりに、bootsplace でもOK。

If you were と過去形にな っているのは、あくまで「仮定の話」だから。

鳥になれないのと同じく、他人の立場にはなれっこ ないから。

後に続く文も、wouldn'twould と過去形にするのもお忘れなく。

<例>
I mean, for our pride to suddenly be usurped by ...Well, with all due respect, by...by a girl.
突然指揮権を取り上げられては。 こう言っては何だが子娘に。
To you, I'm just a girl.
あなたにとっては私は小娘なのね。
Put yourself in my shoes for a moment.
少しは私の立場になってくれ。  『ジャンヌ・ダルク

【訳】
Arnold: 君が俺の立場なら、こんなことはしなとでも?
Wayne: 僕ならしないな。


アメリカン・ドリームを絵に描いたような幸せな生活を送るウェイン・ヘイズ(ロバート・レッドフォード)は今、アーノルド(ウィレムデフォー)という男に銃を突きつけられ、森の中を歩いている。そう、彼は誘拐されたのだ。自分とは正反対の暮らしを送る アーノルドの身の上話を聞くウェインだが、所詮は彼の立場に立つことはできないのだ。

社会的地位、業績、豪邸、愛する妻アイリーン(ヘレン・ミレン)と二人の子供たち。全てを手にした男は、一匹の負け犬によって全てを失おうとしている。果たして、ウェインは再びあの幸福な現実に戻ることができるのか。

サスペンスフルな展開を期待すると、やや拍子抜けするが、壮年期を過ぎた大人の心の葛藤の話と考えると、渋い。最後のシーンはよかった。

* DVD/20世紀フォックス



タイトルの意味は「邪魔物を取り去ること」 The Clearing はお好き?


あ-うえ-おか-けは-ひふ-ほやらわ英数



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