ウェイキング・ライフ
(2001・米)
監督・脚本:リチャード・リンクレイター
Brian: Hey, it's me. I just got back into town and I thought maybe I could
bum a ride off of you or something, but that's cool.
Yeah, I guess I'll hang out with you later or something.
自分の街に帰ってきた青年(ワイリー・ウィギンズ)。駅で公衆電話から電話をかけた。
bum a ride off「車にただ乗りする」
bum off は「せびる」こと。「ちょっとおくれ」と誰かに「たかる」ときにどうぞ。
<例>
I managed to bum a ride on the last flight out here.
ここへの最終便にかろうじて乗ったの。
『アビス
』
hang out with 〜「〜 と付き合う」
付き合うといっても恋人同士に限定されません。友達と連れ立って、そのへんをたむろするってカンジです。
【訳】
Brian: 僕だ、今、帰ったとこ。迎えに来てもらおうかと思ってたけど、ま、いいや。またそのうち会おうや。
One second of dream consciousness, well, that's infinitely longer than a waking second, you know what I'm saying? 「夢の中での1秒は目覚めているときより長く感じる。俺のいっていることがわかるか?」
Oh yeah, definitely. For example I wake up and it is 10:12, and then I go back to sleep and have those long, intricate, beautiful dreams that seem to last for hours, and then I wake up and it's 10:13. 「わかるわ。例えば、10時12分に目覚めて、また眠りにつくとすごく長い夢をみた。再び目覚めて、時計をみたら、10時13分だった」
これは監督作品の『恋人までの距離(ディスタンス)』の二人(ここでは再開している)、フランス人セリーヌ(ジュリー・デルピー)とアメリカ人ジェシー(イーサン・ホーク)の会話です。
目覚めて時計をみて、また眠ったら夢を見た。長い夢だと思ったのに、あれからたったの1分しかたってなかった。なんてことよくあるよね。主人公の青年は幾度となく夢の中で目覚める夢を見る。目覚めても目覚めても夢の中、そこで、断片的にさまざまな人が彼に語りかけていくというストーリー。 「すべて頭の中で起きたと思われることを、どうやって映画にするか」を考えたという監督。これは一般用のソニーTRV900sとPCIカメラを使用して、生身の俳優で実写を撮り、同時進行で編集したものを30人ものアーティストがMacG4で実写フィルムをアニメにペイントしていったという実験的作品。会話ばかりで理屈っぽいけど、うごうご動くアニメで見ると言葉の洪水も妙に心地よい。でもって、時々、 あ、その感覚わかるって・・・納得。お、なんか酔いそう。
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