パンチドランク・ラブ
(2001・米) 監督・脚本:ポール・トーマス
・アンダーソン 音楽:ジョン・
ブライオン
Sister: Remember, we used to call you "gay boy", you'd get all mad?
Barry: What's that?
Sister: Remember we used to call you "gay boy" Remember? You'd be fine and then we'd call you "gay boy" You'd just freak out.
姉の誕生パーティに呼ばれたバリー(アダム・サンドラー)。気は進まないけれど、7人の姉たちがかわるがわる職場に電話をかけて来た日には欠席するわけにはいかないよね。顔を見るなり、
あーだ、こーだといわれば、そりゃキレもするわな。
freak out「いかれる」
感情のコントロールを失ってブチッとキレること。「幻覚症状を起こす」という意味もあります。また、異常に興奮して「ゾクゾク夢中にさせる」というときにも使えます。いずれにしても普通じゃない常軌を逸した状態を表すことばです。
get mad「頭にくる、怒る」
used to...「よく...したものだ」過去の習慣を表します。
【訳】
Sister: 覚えてる? 昔、あんたにゲイっていったらカンカンに怒って。
Barry: 何のことだ?
Sister: 普段はいい子なのに、私たちが、ゲイって呼ぶたびにキレてたわよね。覚えてる?
突然キレたり泣き出したりと、精神に問題を抱えるバリーは女性が苦手。
ある日、離婚歴のあるリナ(エミリー・
ワトソン)と出会う。そんな二人の恋
の行方は…というラブストーリーなんだけど、冒頭からこれが何だか普通じ
ゃないのだ。突然、路上にドサッと投げ捨てられた、オルガンだとか、
テレフォンセックスの相手に脅迫されたりとか、マイレージをためるために
プリンを買いあさったり(←実際にあった話)だとか、不思議テイストが満載。 現代アート作家ジェレミー・ブレイクによるビジュアル・コラージュに、耳に残る He needs me...の音楽。なんだか白昼夢を見てるみたいな気分で妙に心地よい、ビタースゥイートなラブロマンス。
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DVD:DTSコレクターズ・エディション/ポニーキャニオン
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VHS:海外版
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CD:サントラ [IMPORT] /Nonesuch
He needs me, he needs me... Punch-Drunk Love はお好き?
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