エドTV
(1999・米) 監督:ロン・ハワード 脚本:ローウェル・ガンツ、ババルー・マンデル
Isn't the appeal of this show now that everybody's got
a skeleton in their closet?
日本じゃサクラの木の下に死体が隠されてる...つぅけど、家庭内の知られたくない
「秘密や恥( a family skeleton と言います)」はクローゼットの中に押し込んで、
日の目を見ないようにするのが普通。だけど、ここにいるエド(マシュー・マコノヒー)は
違ってた。a family skeleton を売り物にして一躍スターになった彼だけどそろそろ潮時かも。
【訳】このショウは登場人物の誰もが触れられたくない秘密を持っているところが受けている。
起死回生をかけたドキュメンタリー専門の「トゥルーtv」が始めたの
は、やらせは抜きで素人の日常を四六時中流すこと。主役に選ばれた
のは、何の取り柄もないエドだった。でも彼の回りで次から次へと起
こる下世話なハプニングに視聴者は釘付けに。一躍スターになっ
た彼だけど...。マーチン・ランドー、エリザベス・ハーレイにデニス
・ホッパー。また『ア・フュー・グッドメン』等を監督したロブ・ライナー
と役者もそろえたこの映画。あっぱれな幕切れに拍手。
> get ... out of one's system うさを晴らす ──
兄貴レイ(ウディ・ハレルソン)の浮気がばれたのも、
元はと言えばエドを追うTV放送のせい。
だから落ち込む兄貴の恋人シャリ(ジェナ・エルフマン)
を必死で慰めるエド。
He got it out of his system, right?
He knows it's not worth it.
「今度こそ兄貴もこりたはずだ 君の大切さがわかったよ」
one's system は「性格」や「人柄」、また「身体」を意味します。
体に溜まった悪い気、根性や怒りを get out「取り除いてすっき
りさせる」というのがこの表現です。
└
> take it 我慢する ──
TV放送で自分のことを世間にさらされるのはもう真っ平と
逃げ出したシャリ。
She couldn't take it anymore.
「シャリはもう耐えられないって」
can could を伴って take it は「痛みや重圧に耐える」と
いう意味になります。他にもこんな使い方が↓
私の言うこと「信じて」おくれ → Take it from me.
> service 儀式 ──
てっきり亡くなったのは「あの」人だと誰もが疑わなかったのに
実は亡くなったのは「この」人だった。あれっ? これだからエド
の家族はやめられない。 新たなるスキャンダルに驚く視聴者。
エドだってびっくり。
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DVD:デラックス・エディション/ソニー・ピクチャーズ
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CD:サントラ/ワーナーミュージック
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CD:サントラ(IMPORT)
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