放射能に汚染された艦内で
ボストリコフ
艦長(ハリソン・
フォード)が最後の決断を下した。
under no circumstances / in no circumstances
「いかなる状況にあっても決して〜しない」
circumstances「事情」が何であれ、やっちゃいかんと言ったら
「絶対ダメ」という強い意志を表す表現。この後は倒置になります。
<例>
Just photographs.Under no circumstances are you engaged with the enemy.
写真だけだ。決して敵と交戦してはならん。
『ランボー 怒りの脱出
』
abandon
「遺棄する、あきらめる」 沈む船を「離れる」という意味もあります。
【訳】
Vostrikov: いかなることがあっても私の船と乗員を敵に渡すことはしない。
Polenin : では伺いますが、他に方法が?
冷却装置に生じたひび割れにより、原子炉が加熱を始めた。
放射能はじわじわと潜水艦内を汚染していく。1961年、
ソ連軍原子力潜水艦K-19内で起きた実際の事故。
この大惨事を食い止めるべく必死の艦内で、
乗員の安全を第一に考えるポレーニン副長
(リーアム・
ニーソン)
と強硬な姿勢を崩さないボストリコフ艦長が対立する。
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