マリー・アントワネット
(2004・米) 監督・脚本:ソフィア・コッポラ
衣装デザイン: ミレーナ・カノネロ
Marie-Antoinette: This is ridiculous.
Comtesse de Noailles: This, Madame, is Versailles.
14歳でフランスに母マリア・
テレジア(マリアンヌ・フェイスフル)の意向により政略的に嫁いだマリー・アントワネット
(キルステン・ダンスト)。
目覚めると、ベッドの周りには、ノアイユ伯爵夫人
(ジュディ・デイヴィス)
をはじめ、女官から、皇族の女性たちがずらりと取り囲んでいた。
お着替えの儀式により、下着の一つ、一つが、
偉い人順に手渡される。裸にされて、寒いのに、次々に遅れて登場する、
位が上の人のせいで、なかなか下着をまとえないマリー。まったくこれって、
ridiculous「ばかげてる」
とんでもなく、ばかげて、おかしなことが起こったら、この表現。
たわごとを言う相手には、
Don't be ridiculous.「ばかなことを言うな」とヒトコトどうぞ。
【訳】 Marie-Antoinette: バカみたいね。
Comtesse de Noailles: これが、ベルサイユなのです。
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あーあ、やってられないわ、
とマリー。夫ルイ・オーギュスト(ジェイソン・シュワルツマン)
は、making keys「錠前作り」と狩に熱中し、マリーには無関心なのに、
世継ぎを産めとせっつかれストレスたまるわもぉ〜。
そんな彼女は、おしゃれや遊びに夢中になり贅沢三昧を繰り返すようになっていく。 悲劇の女王マリーの青春を玩具箱をひっくり返したような"マカロン"カラーのカラフルな色使いに、荘厳なベルサイユ宮殿、80年代の軽快なUKロックのナンバーで綴った異色の物語。
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DVD/東北新社
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CD:サントラ/ジェネオン
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永遠の「ベルサイユのばら」 (大型本)
300点余の名シーンの原画と周辺情報、制作秘話をおりまぜて、再度ストーリーを辿る。
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マリー・アントワネット (角川文庫)
シュテファン ツヴァイク (著) 伝記作品の名著として最も名高い『マリー・アントワネット』、待望の新訳!
運命というものは、人間になんと非情な試練を与えることだろうただ愛らしく平凡な娘だったアントワネットの、歴史に揺さぶられたゆえの激動の人生を、壮大な悲劇の物語として世界に知らしめた、古典的名著。
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