There has been no surrender. No retreat from the principles of
liberty of democracy for which the free world looks to us for leadership.
「米国はこの恐るべき厄災にいささかも屈せず、
世界のリーダーたる我が国の自由と民主主義を守ったのです」
大統領の空しい演説をラジオで聞きながら、ジョー(
ジョン・リスゴー)は皆に言った。
「アインシュタインはいった。第三次世界大戦を何で戦っ
ても、第四次世界大戦の時には、武器は棒と石しか残っていないと」
米ソの緊張が高まりつつある中、ついに勃発した核戦争。ミサイル基地のある
カンザスシティでは、結婚式を控えた若いカップルと家族の上にも放射線は降り注いだ。地下に食料を買い込み避難しようとする父ジム(ジョン・カルム)に対して母イブ(ビビ・ベッシュ)は、式の食事の支度を全部しなくちゃならないのよ!とヒステリックに叫ぶ。ドライブ中だった医師ラッセル(ジェイソン・ロバーズ)は病院へ駆けつける。徐々に抜け落ちていく髪、ただれた肌。山のような死体。死の灰が降る中、残った人々は死とすれすれの恐怖と闘いながら、なんとか生きようとするが、そこにはただ、絶望しか残されていないように思われた。 核戦争とその後の人々の姿を描いて当時、反響を呼んだTVムービー。日本では翌年早々に公開された。
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