アンドロメダ…
(1971・米)
監督:ロバート・ワイズ 脚本:ネルソン・ギディング
Dr. Leavitt: What you said before, you don't beleve the infection was brought back deliberately, do you?
Dr. Dutton: Skip it. I hope I'm talking through my hat.
中西部の田舎町で住人全てが全滅した。生き残ったのは泥酔した老人と泣き叫ぶ赤ん坊の二人だけ。
原因は人工衛星に付着した未知の病原菌。そいつの究明のため各地からその道の権威が、秘密基地に終結する。チャールズ・ダットン博士(デヴィッド・ウェイン)から詳細を聞くルース・レービット博士(ケイト・リード)。
talk through one's hat は「ばかな事を言う」こと。事実を確認せず、思いつきでひょいと物を言ってしまうときに使います。
Skip it. どうでも良いことだから、「気にしないで」忘れちゃってよ…ってこと。 deliberately「意図的に」
【訳】
Dr. Leavitt: さっきの言い方だと 誰かが宇宙の細菌を運んできたみたいじゃない?
Dr. Dutton: 忘れてくれ、バカなことを言ったと思うよ。 |
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実験用の猿が死んでいく姿。本当に殺したら大問題だし、演技だとしたら(ンなわけないか)助演演技賞もの。実際は、南カリフォルニア大学(USC=University of Southern California)の助言を得、 airtight「密閉した」セットの下に carbon dioxide「二酸化炭素」の充満させ、猿の入ったケージを開き、猿が pass out「意識を失う」寸前に獣医が oxygen「酸素」を吸わせて治療を施したという。ちなみに、10%の二酸化炭素を吸うと1分間で意識を失い、30%になると即座に死亡するそうだ。
現実に起こりえそうな問題をはらんだ物語。ドキュメンタリータッチで科学者たちが病原菌を解明に全力を尽くしていく姿にぐいぐいと引き込まれていく。手堅い演出に細部にまで丁寧に作りこまれたセット。リアルだなぁ。最後にスリリングな見せ場も用意されていて、手に汗握ります。
DVD/ユニバーサル・ピクチャーズ
VHS:海外版/Universal Studios
アンドロメダ病原体/マイクル・クライトン/早川書房
The Andromeda Strain/Michael Crichton/Avon Books
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内なる宇宙
ジェイムズ・P. ホーガン (著) 架空戦争に敗れた惑星ジェヴレン。その全土を運営する超電子頭脳ジェヴェックスは、一方で人々を架空世界浸けにし、政治宗教団体の乱立を助長していた。一指導者による惑星規模のプロジェクトが密かに進行するなか、困窮した行政側は、地球の旧き友、ハント博士とダンチェッカー教授に助力を求めるが。《巨人たちの星》シリーズ第4部。
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アンドロメダ シーズン3 DVD-BOX
銀河再生のための冒険を壮大なスケールで描いた、『スター・トレック』のジーン・ロッデンベリー原作のSFアドベンチャー!シーズン3・全22話を収録。
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