ウエスト・サイド物語
(1961・米)
監督:ロバート・ワイズ 脚本:アーネスト・レーマン
Keep the ball rolling.
試合中ボールがドンドン転がらなけりゃゲームは面白くない。会議だってパーティだ
って会話だって同じコト。その場がしらけないようにうまく続けて行くって
けっこう大変。keep the ball rolling 「場を白けさせないようにする」
「だれないように続ける」こと。ゲームの最初にボールを転がして始める
フットボールから来た言葉に
get the ball rolling 「開始する」というのがあります。get で
「始め」たら keep で「続
け」る。順調にどんどん進行し続けられたら言うことありません。
<例>
We're going to get the ball rolling?
なんとかうまくやれる。
『狼たちの午後
』
I'm getting bored.Time will wait for no man, Trev.Let's get this party rolling a bit.
もう飽きてきたな。時は待っちゃくれねえ。さっさと始めようぜ。
『ロンドン・ドッグス
』
【訳】どんどんいこうゼ。
ダンスパーティを楽しむみんな。トニー(リチャード・
ベイマー)とマリア(ナタリー・ウッド)も輪の中に。やがて二人が恋に落ちる...はい
いんだけど、それぞれ対立するジェット団とシャーク団に属していたからさあ大変。もち
ろんそんな彼らに未来はありません。禁じられた悲恋をNYのスラム街を舞台に描くミュー
ジカルです。
> all-out 「徹底的に」
We're gonna do it, in one, all-out fight.
「最初で最後全力上げて戦い ケリをつけるんだ」
自分たちの turf「なわばり」を守るため全力あげてシャ
ーク団をたたきのめそうと話し合うジェット団。
> Wait and see. 「成り行きを見守る」
Temporary sickness. Wait and see.
「一時的な病だ まあ見てろ」
ジェット団を抜けて職に就いたトニーだけど仲間のリフは、
それが続くとは思っていないしいずれ帰ってくることを
期待していた。
誰がチョッカイ出したの出さないので決闘にまでなりそな
気配。いつかはぶつかる運命とは言え、困ったモノです。
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