映画で英会話 TangoTango!!


人生は、時々晴れ(2002・英仏)
監督・脚本: マイク・リー



Gonna piss off. Life's too short.

消えろ。 人生は短い。


運転手のフィル(ティモシースポール)。今日も無感動に一日が過ぎていく。おまけに乗客は、降りる間際になって一文無しだと言い出すしまつ。「人生は短い」フィルは自分でいったその言葉をかみしめると無線を切り、ある場所へ誰にも告げず出かけます。でも、そんな時に限って事件は起きるんだよね。それは…。


Piss off.「失せろ」
子供向けなら pee 「おしっこ」。piss off は「怒らせる、いらだたせる」と言う意味でかなり強い怒りの気持ちをぶつける時の表現。口に出すのは問題アリなので心の中だけでつぶやくように。また、目の前から消えてほしい時にも使います。同じ表現には Beat it. や Get lost. Take a hike. などもありますがどれもキツイ言い方なので相手を見てほどほどに。                         

ロンドンの下町、集合住宅に住む、平凡で質素な生活をする三組の家族。タクシー運転手のフィルとスーパーで働く妻ペニー(レスリー・マンヴィル)。老人ホームで働くおとなしい娘とぐうたらの息子がいる。ペニーの同僚モーリンは娘ドナと二人で暮らすシングルマザー。フィルの同僚ロン(ポール・ジェッソン)はアル中の妻(マリオン・ベイリー)と娘との三人暮らし。それぞれ、一つ屋根の下に暮らす家族だが、お互いを顧みることもなく日々が空しく過ぎていく。

それぞれ悩みと事情を抱える平凡な人々の心を浮き彫りにしていくマイク・リー監督は、前もって脚本を書かず、俳優たちと人物像について話し合い、即興で撮影するそうだ。大事件も起きなければ、派手なアクションもないのに、深く魅入ってしまう。人生に疲れた家族がお互いを見つめなおすことで絆を取り戻していく物語。

* 人生は、時々晴れ [DVD]   * 原作本:All or Nothing/Mike Leigh



All or Nothing はお好き?

*デカママ さん(?) むっちゃいい 2005/5/25/12:27
たぶん映画を見て、ネット上で感想を公開するという行動様式をもつのは若い人が多いのでしょうか。暗い、疲れる、というものが多い。私は、この映画を見てとてもとても、他人事には思えず、じっと見入ってしまいました。ある感想に「息子を除きみんな働いているのに、あんなに貧乏であることに説得力がない、リアルじゃない」というのがありました。いやいや、お若い。毎日あくせく残業して働いているのにちっとも豊かにならない、それ普通ですから。この仕事じゃ、いつまでたってもと思っても、やり直し、脱出は不可能とも思える。40歳すぎて、先が見えたと思うこのごろ、見てよかったと思う映画です。


あ-うえ-おか-けは-ひふ-ほやらわ英数