テキストエディタuvw(仮)

sample

ダウンロード(プロトタイプ確認用サンプル)
(SHA256: 97ef8c9f92bfa44f4e3e51f4a00f147b71a0af7aafde8ccb4442124622ffa8bf)
(Last Updated: 2025/03/02(Sun), Since: 2005/12/11(Sun))

はじめに

Windows 上で動作する操作が vi(vim) ライクな SDI 型テキストエディタのプロトタイプです。

近年は開発者向けの高性能なテキストエディタが多くありますので、
それらと比べると単なる vim 型のテキスト加工ツールと言ったところです。

2001 年頃に更新がなくなった jvim を使い続けるために自前でフル・リファクタリングしたものです。
(名称は仮で emacs ライクなエディタの xyzzyさんをもじって vi の v を絡めただけ)

jvim ベースなので基本操作はほぼ本家 vim と同じです。
操作や機能のプロトタイプをvimと比べて違和感がないか意見を貰うためのサンプルとして置いてあります。
(ファイルを壊したりすることはまずありませんが実行する際には Windows サンドボックスなどを使うのが無難でしょう)
単なるサンプルなので年月の年が変わると起動出来なくなります。
Vim Script 機能はありません。

特徴

基本的な vi 系操作に加え、日本語テキストを加工するための機能拡張と
ちょっとしたインタフェース強化を施しています。

操作体系はほぼ同じなので Vim 使いのサブエディタとしての使い道くらいはあるでしょう。
(但し、Vim Script のような拡張性はありません)

Windows に合わせたインタフェース拡張
日本語加工強化
- 内部 Unicode 化(サロゲートペア、異体字、結合文字対応)
- エンコード自動判別精度向上
- 半角/全角変換
- 半角全角間空白の挿入/削除
- ひらがな/カタカナ等の特殊正規表現
その他
- バックグラウンド読み込み
- バックアップ機能強化
- surround 機能
- 行内の並び替え機能(:permutate)
- substitute コマンドによる置換時の採番機能
- 範囲検索機能
- インデントジャンプ
- global コマンド用タグジャンプ対応

など

各種仕様
プラットフォーム	Windows 10 64bit
動作確認環境	Windows 10 22H2 19045.5555 (x86_64)
内部文字コード	Unicode(UTF-16)
Unicode 対応	サロゲートペア、IVS 異体字、結合文字(一部)
対応エンコーディング	SJIS(cp932)、EUC(JIS2004)、JIS(iso2022-jp)、UTF-8、UCS-2LE、UCS-2BE, UCS-4LE, UCS-4BE
セキュリティスキャン	Windows Defender(2025/03/02 定義バージョン 1.423.184.0)
レジストリ	使いません

インストール/アンインストール
起動と停止
はじめの設定
画面の説明
モードの説明
- ノーマルモード(編集・移動)
  - 移動
  - 編集
  - Visual モード
  - text-objects
  - surround
  - オブジェクト単位での移動
  - インデントジャンプ([0 ]0 [^ ]^)
- インサートモード(入力)
  - 入力モードでの操作
  - 上書き(置換)モードでの操作
  - 仮想置換モード(gR)
  - SHIFT+TAB(shifttab パラメータ)
- コマンドラインモード(コマンド実行)
設定方法
- set コマンド
- syntax コマンド
GUI 周りの動作
- ファイル履歴
  - autoopen
- フォルダ履歴
- よく使うファイル
- 背景画像
- サウンドファイル
- GUI ウィンドウ(フレーム)移動
- grep ダイアログ
- ズーム(全画面モード)
- ダブルクリック動作
  - クリッカブルマップ
- 文字コード表示
- ポップアップメニュー
- テキスト表示
  - guicr, guitab, guispc, guiwspc
  - cursorline
  - revctrl
- DirectWrite 対応
- GUI ウィンドウへのフォーカス移動
ファイル/ディレクトリ操作
- ディレクトリ
  - :pwd, :cd, :cd -, :cd &, :dirs, :ndir, :pdir コマンド
  - autochdir パラメータ
- ファイル(バッファ)
  - gf/gF コマンド
- その他
  - :trash コマンド (エディタの編集機能ではありません、作業ディレクトリにおいてワイルドカードでファイルをゴミ箱へ)
  - :filer コマンド (現在の作業ディレクトリで explorer 等を起動)
ウィンドウ操作
日本語対応処理
- jinsertmode パラメータ
- jiauto パラメータ
- jcode パラメータ(エンコーディング指定)
  - eoption (EUC の文字セット指定)
- jkanaconv パラメータ
- jmask パラメータ
- jreplace パラメータ(仮想置換モードの固定版のようなもの)
- jtilde パラメータ
- jignorecase パラメータ
- imctrl パラメータ(normal モード遷移時 IME 自動 off)
- imkey パラメータ
- imkeys
- imnormal パラメータ(noimnormal で normal モードで IME 無効化/切り替え不可)
正規表現
- magiclevel パラメータ (1 は検索時に全く正規表現を認識しない。2-5 はそれぞれ \m \M \v \V 相当)
- \zh, \zk, \zj, \zn (ひらがな、カタカナ、漢字、漢数字を表す正規表現)
キーマクロ(未稿)
- q<c> ～ @<c>
検索
置換
- substitute
- autonumber(自動採番 :s コマンド aA オプション)
- 置換時オートインデント(:s コマンド t オプション)
- 日本語あいまい検索(:s コマンド j オプション)
マーク
- 一時マーク(CTRL+@, :delmarks @)
- 前後移動(CTRL+, CTRL+.)
- 自動マーク(:automark)
変換コマンド
- タブ/空白置換(:expandtab, :unexpandtab)
- 全角/半角間の空白調整(:jspace, :junspace)
- 全角/半角変換(:hanzen, :zenhan (:hankaku, :zenkaku), gZ, gH)
- 並べ替え(:permutate)
- 行頭/行末空白切り詰め(:trim, :ltrim, :rtrim)
- 連続した空行を一行にまとめ(:uniqblankline, :trimblankline)
- 文字セット置換(:y)
- URL エンコード変換(:urlencode, :urldecode)
- Unicode 文字変換(:uniencode, :unidecode)
その他
- 日付挿入
  - @ レジスタ
- 文字コード入力
  - :sjis, :euc, :ucs, :wide, :utf コマンド
- 足し算(:sum コマンド)
  - ? レジスタ
  - gS コマンド
- ファイル末尾追跡(:tail コマンド)
- sourcepath パラメータ
- バイナリモード
  - -b 起動オプション
  - binary パラメータ
- 罫線モード
  - gx gp gn コマンド (gx で罫線モード、gp/gn で線種選択)
  - trackset パラメータ
- スライドモード(:slide コマンド)

機能追加履歴

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