インサートモードは直訳すると「挿入」モードということになりますが テキストを入力するモードですのでちょっと意訳して入力モードと記載しています。
normal コマンド | 説明 | 備考 |
---|---|---|
a | カーソル位置の次の文字位置から入力を開始する。 | add |
A | カーソル行の最後から入力を開始する。 | Add |
i | カーソル位置から入力を開始する。 | insert |
I | カーソル行の文字の先頭から入力を開始する。 | Insert |
o | カーソル行の次の行に空行を追加し、その行から入力を開始する。 | Insert |
O | カーソル行の前に行に空行を追加し、その行から入力を開始する。 | Insert |
上記のコマンドでインサートモード(入力モード)に移行します。 インサートモードに移行後はその位置にテキストを入力していくことになります。
尚、インサートモードを抜けてノーマルモードに戻るには、 ESC または CTRL+[ を入力してインサートモードをキャンセルしてください。
(未稿)
vim とほぼ同じはず。
以下のパラメータでインサートモードでの ENTER による改行の挙動を変えることができます。
パラメータ | 省略形 | 形式 | 説明 | 初期値 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
ctrlenter | cent | 二値 | CTRL+ENTER 及び CTRL+J の挙動が変わります。カーソルのカラム位置を維持したまま改行を行います。(LF 相当の動きになります) | noctrlenter | uvw固有 |
shiftenter | sent | 二値 | SHIFT+ENTER の挙動が変わります。改行時にカーソル以降の空白を削除しないようになります。 | noshiftenter | uvw固有 |
(未稿)
vim とほぼ同じはず。
上書き(置換)モードと同様に文字を挿入するのではなく、 現在の文字を上書き(置換)していくモードなのですが、 文字のカラム位置を維持するように上書き(置換)していきます。
normal コマンド | 説明 | 備考 |
---|---|---|
gR | 仮想置換モードを開始します。 | 追加 |
本エディタでは shifttab パラメータを有効にすると、 insert モードで SHIFT+TAB または CTRL+F を入力した場合に 「(空行以外の)直前行のインデントまで一気にインデントを進める」 という機能を割り当てます。
VSCode の vim エミュレーションなどでは 入力モードでの SHIFT+TAB は逆インデント(インデントを減らす)の扱いとなっており、 その方が扱いとしては正しいかも知れませんが…。
パラメータ | 省略形 | 形式 | 説明 | 初期値 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
shifttab | stab | 二値 | インサートモードでの SHIFT+TAB の挙動が変わります。 | noshifttab | uvw固有 |
特殊キー | 説明 | 備考 |
---|---|---|
SHIFT+TAB | (空行以外の)直前行のインデント位置にインデントを合わせます。 | uvw固有 |