フォロウィング
(1998・米)
監督・脚本:クリストファー・ノーラン
Bill: It was supposed to just be completely random.
And when it's stopped being random, that's when it started to go wrong.
When I started to follow people, specific people, when I selected a person to follow, that's when the trouble started.
ビル(ジェレミー・セオボルド)は警官に自分が遭遇した事の一部始終を語り始めた。
go wrong「失敗する」
物事が間違った方向に進むこと。道を誤ること。手違いが生じること。
トイレに入ったとたんに電話が鳴るとか、シャッターチャンスと思ったら、フィルム切れで
がっくりなんていう皮肉な法則。マーフィーの法則より例文拾ってみました。
If something can go wrong, it will.
「失敗の可能性があれば、必ず失敗する」
て、あ〜、なんだか縁起が悪い表現。軌道修正して、「正しい方向に向かうよう」
がんばりたいものです。
もちろん、「うまくいく」 は go right です。
【訳】 Bill: 誰でもよかったんだ。でも、あのときから全てが狂い始めた。おれは何人かの連中を選んで尾行を始めた。それがケチのつき始めだった。
作家志望の男ビル。何気に人の後をつけはじめた。何をするわけではない。創作のヒントを
得ようと通りすがりの人を無作為にただ、つけるだけ。
そんなある日、コッブ(アレックス・ハウ)という男に尾行がバレ、
詰め寄られる。コッブは留守宅を狙い、住人の様子を観察して楽しむと
いう少々変態チックな趣向の男。
だが、彼の知的で理性的な物腰と物言い、分析力にビルはコロっとやられる。まさに、コロだ。ビルの孤独と退屈の狭間に付け入ることなぞコッブにはお手の物。しかし、これが悪夢のハジマリ。コッブに付き合わされるうちにいつしか、ビルはとんでもないことに巻き込まれていく。
監督は『メメント』のクリストファー・ノーラン。
彼が監督・製作はじめ、5役を務めた。モノクロ映像のデビュー作。
周到に用意された罠。気づいたときには遅かった。で、ホントにビルが気づくのと同時に観客もそのとき気づかされるのです。マジ、ヤバイってことを。(冷や汗たら〜)
ああ、やられましたよ。お見事!
*
Transcript シナリオを読もう(英)
*
DVD:
アミューズソフトエンタテインメント
Following はお好き?
あ-う ・
え-お
・ か-け
・ こ
・ さ
・ た
・ な
・ は-ひ
・ ふ-ほ
・ ま
・ やら
・ わ英数
|