THE 4TH KIND フォース・カインド
(2009・米)
監督・脚本:オラントゥンデ・オスサンミ
Abbey Tyler: Hey, what's wrong ?
Ashley: Nothing.
Abbey Tyler: Come on,
cough it up.
What happened ?
Ashley: Ralph called me a faker.
Abbey: What ? A faker ?
Ashley: He said that I could see before
and now I was just pretending.
Abbey: What a jerk.
Ashley: He said that I just wanted everybody to feel
sorry for me because of Daddy.
放課後の学校でしょんぼりする
娘アシュレーを心配する母アビゲイル (ミラ・ジョヴォヴィッチ)。
父親の死後、アシュレーは目が見えなくなってしまったのです。
Cough it up. 「全部話して」
元々は、cough「せきをして」吐き出すこと。
Cough it up. と言われたら、持っているものを「吐き出さなければ」いけません。
出すものは、「お金」だったり、「情報」だったりいろいろ。
とぼけたり、出し惜しみしたり、しぶっている相手に「ほら、さっさと出して」
と催促したいときに使える表現です。
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| Alright, Cough It Up!
1本の缶コーラを取り合う姉弟。お姉ちゃんが、Cough it up. と手を
差し出すと、弟は、コーラを渡さず、わざと口の中の物をお姉ちゃんの手に「吐きだす」のです。
I didn't mean that.「そういう意味じゃなくて」というお姉ちゃん・・・
Cough it up. の使い方例です。かわいいですヨ。 |
faker 「ペテン師、詐欺師」
jerk 「嫌なヤツ」
feel sorry for 「〜に同情する」
<例>
I feel sorry for you.
君には同情するよ。
(『レボリュショナリー・ロード/燃え尽きるまで』より)
Besides, Just makes feel sorry for me.
それに憐れみを受けるのはいや。
(『スウィート ヒアアフター』より)
【訳】 Abbey:どうしたの?
Ashley:別に。
Abbey:さあ、話して。何があったの?
Ashley:ラルフに仮病って言われた。
Abbey:何ですって?
Ashley:前は目が見えてた。今は見えてないふりをしてるって。
Abbey:何て子なの!
Ashley:パパのことで同情されたいんだって言われた。
アラスカ州ノームに暮らす心理学者アビゲイル・タイラー博士が、
不眠に悩む住民たちの眠れない理由を催眠療法で解明しようとしたところ、
驚くべき現象に遭遇する。 実在のタイラー博士と
患者たちの当時の衝撃的な記録映像を交えて描いた実話。
これをフェイクな、Mockumentary「モキュメンタリー」として観るか、真実と観るかは、
あなた次第。それにしても、タイラー博士(本人)の憔悴しきった姿は怖すぎです。
Close Encounter of the 3rd kind といえば、スピルバーグ監督の『
未知との遭遇』
の原題です。1st kind が、see a UFO(UFO「目撃」する)こと。2nd Kind が、
see evidence of UFOで、crop circles(ミステリー・サークル)や、radiation(放射物)などの「痕跡」
を見つけること。
3rd Kind は、make contact「接触」。そして、
There's nothing more frightening than the fourth.「何よりも恐ろしいのが、4th kind」 で、
Abduction「拉致」を意味するそうな。
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THE 4TH KIND フォース・カインド [Blu-ray] [DVD] /ワーナー・ホーム・ビデオ
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CD:オリジナル・サウンドトラック『The 4th Kind』/ジェネオン・ユニバーサル
午前3時33分は怖い The Fourth Kind はお好き?
あ-う ・
え-お
・ か-け
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・ ふ-ほ
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・ やら
・ わ英数
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