the US-led bombing campaign アメリカ主導のアフガン空爆が開始されたその日から、
隣国パキスタンで暮らすアフガン難民たちが
イギリスへ来るようになった。
アメリカでは 「月/日/年」(October 7th 2001)
イギリスでは 「日/月/年」 (7th October 2001)
になります。ややこしい。
【訳】2001年10月7日。
英国の実力派、マイケル・ウィンターボトム監督がこの映画を作ろうと思ったのは refugee「難民」受け入れに難色を示すイギリスで、58人の難民が到着したトラックのコンテナの中から死体で発見された事件だった。
大金を投じ、命をかけるというリスクを負いながらも新しい人生を踏み出そうとする難民たちの真実の姿を描こうと決意した彼は、脚本家のトニー・グリソーニとともにパキスタンのペシャワールからロンドンを危険覚悟で目指す旅を始めた。9.11事件の2ヶ月後のことだ。貨物用のトラックや車で移動したこの旅での実体験が映画の随所に織り込まれている。
実際に難民キャンプで育ち、外の世界を知らない少年ジャマールを演じるジャマール・ウディン・トラビと彼の従兄弟を演じるエナヤトゥーラ。二人がロンドンを目指す旅は照明なしのデジタル・カメラで撮られ、200時間以上の映像をデジタル処理をして作られた。フィクションであると同時にリアルなドキュメンタリーでもある。
監督は言っています。主人公とともにこの旅を体感することができれば十分だと。
なぜ彼らはイギリスを目指すのか、公式サイトでは難民の歴史やその背景などを詳しく解説していますので、知識をしいれてからジャマール
と一緒に旅立つことをオススメします。
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DVD/アミューズソフトエンタテインメント
*中川敬のシネマは自由をめざす! イン・ディス・ワールド
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