狂気の殺人者ドクター・サタン
を絞首刑にした木は…と解説するのはホラー館(←といっても乗り物
は手押しの見世物小屋;)のキャプテン・スポールディングだ。その厚塗り化粧と衣装。あんたの方がコワイって。
a stone's throw away「すぐ近くに」
小石を投げたら届くぐらい近い距離のところだという意味です。ほんの目と鼻の先にあるってこと。同じ表現には、around the corner もあります。こっちは、距離だけでなく時間的にも近くを意味します。
infamous「悪名高い」
no more than「たった、わずか」
【訳】その木はここから目と鼻の先だ。
監督はロブ・ゾンビ。名前がゾンビ?だからってゾンビ映画ではなかった。ま、ゾンビも出てこないわけではないが。本業は極彩色のホラー・ロックで知られるミュージシャン(←本人の方が怖そうだ)。『マトリックス』や『ミッション・インポシブル』、『ケーブル・ガイ』『デアデビル』と映画のサントラにも数多く携わっている。
そんなロッカーが映画を作った! が、
放送禁止用語てんこもり = 子どもにはみせられない。残酷シーンが多すぎ = 一般にも向かない。
なんといっても、原題は1000個の Corpses「死体」のある家なんだから。
てなワケで配給会社も腰が引けていたのを、随分編集してやっと上映にこぎつけた。と思ったら、いきなりUSボックスオフィス初登場で7位をマーク。爆発的にヒットしちゃったそうだ。
ストーリーはいたってシンプル。ハロウィーンの前日、人体実験を続けていたドクター・サタンなる人物の伝説に導かれて、狂気の殺人家族のいる館に迷い込んだ4人の若い男女が一家にいたぶられるってなストーリー。ママ役は『ファイブ・イージー・ピーセス』のカレン・ブラック。娘のベイビー役はシェリー・ムーン。キュートなのに残忍な役を嬉々として演じている。なかなかの美女。実は彼女は監督の恋人でもある。極めつけは、ガソリンスタンドとフライドチキンを売る店に併設してあるホラー館を経営するキャプテン・スポールディング役シド・ヘイグだ。『キル・ビル』や『ジャッキー・ブラウン』にも出演している。厚塗り化粧で怪しさ満点。どこまでが冗談でどこまで狂気かわからないヘンな親父ぶりが不気味。
『悪魔のいけにえ』を下敷きに描かれたホラー。でも怖いというより奇天烈。が、どこか、トボけた雰囲気もある。変な人々が次から次へ出てきて、なんとなく楽しげにやっているってカンジ。監督のロックの世界の延長線上にこの映画があるんだろうな。最後の The End? にクエスチョン・マークがついてると思ったら、ちゃっかり、続編作ってます。
真夏のうだるような暑さの夜、カップル数人でポップコーン片手にキャーキャーいいながらみるのがよさげ。
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DVD/アートポート
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VHS:海外版
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CD:サントラ/\1,605/Geffen
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CD:パスト、プレゼント&フューチャー
1000の恐怖が眠る館! House of 1000 Corpses はお好き?
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ザ・シニスター・アージ
ロブ・ゾンビ ホラー・メタルの元祖オジー・オズボーン、
モトリー・クルーのトミー・リー、スレイヤーのギタリスト、などなど、スーパーなゲスト陣を招き、よりパワー・アップしたサウンドを聴かせてくれる。
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