ボム・ザ・システム(
2005・米) 監督・脚本:アダム・バラ・ラフ
I saw it happen to your brother I've seen it happen to you. I won't go through that again. I refuse to go through that again. It's too painful.
久しぶりに実家に立ち寄ったブレスト(マーク・ウェバー)は、美術大学合格を喜ぶ母に釘をさされます。母(ドナ・ミッチェル)の心配は、死んだ兄と同じ道をたどること。息子にまっとうな道を歩んでほしいと願うばかりなのです。
go through「経験する」 悪いことばかりじゃないけ
れど、紆余曲折あってなんとか「切り抜けた」ってニュアンスが強い表現
。【訳】 あの子に起きてたことがあなたに起きてる。 あんな思い、母さんは二度とご免よ。絶対イヤよ。つらすぎるわ。
「グラフィティ」って知ってるかぃ? 地下鉄や街の壁に独特のデザインや思い思いの主張をありったけぶつけてペインティングする「落書きアート」。ヒップホップ・カルチャーの重要な要素として隆盛を極めたのが「グラフィティ」だ。
最初は単なる“落書き”だった「グラフィティ」をアートの域まで高めたのは、オリジナリティーを競い始めたニューヨークのグラフィティ・ライターたちだった。
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アートだ、ライターだといっても、所詮は絵の具であるスプレー缶を万引きし、(←買わないことが掟)公共物に落書き三昧。警察とのいたちごっこを繰り返しているチンピラにすぎない。それでも、自分たちの存在を証明するかのように、描かずにいられないヤツら。描くことに命を賭けることも辞さない連中なのだ。
19歳の白人'ブレスト'ことアンソニーもその中の一人。ローカル・シーンで最高の評価を受ける彼は才能ある作家として、未来は明るいように見えていた。しかし、天敵であるニューヨーク市警の落書き取締り班の男と仲間が起こしたある事件から、思わぬ方向に運命は転がりだす。
ヒップホップを題材に、NYのアンダーグラウンドをリアルに映し出したグラ
フィティ・ムービーが20年ぶりに再上陸。
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DVD/ソニー・ピクチャーズ
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