ピンクパンサー
(2006・米)
監督:ショーン・レヴィ 脚本:レン・ブラム スティーヴ・マーティン
Bizu: I am glad he's pushing up daisies.
Inspector Clouseau: He is not 'pushing up daisies,' he is DEAD!
サッカーの国際試合で、フランス代表チームの監督が何者かに殺された。
捜査にあたるクルーゾー警部(スティーヴ・マーティン)は有名サッカープレイヤーのビス(ウィリアム・アバディー)
を取調室に呼ぶ。
push up daisies「埋葬される」
第一次世界大戦を題材にした詩で知られるイギリスの詩人、
ウィルフレッド・オーエン(Wilfred Edward Salter Owen)の「
A Terre (being the philosophy of many soldiers)」の中に登場してから使われるようになったイディオム。
墓の上を覆うように咲き誇ったヒナギク。その下で死体は眠るのです。push up は「増加させる」という意味。
ヒナギクが成長するのも、その養分がどこからくるのかと考えると、けっこう、ホラーな表現かも。
墓地によく生えていることから、ヒナギクに関するイディオムは不吉なものばかり。count the daisies「 死ぬ」
とか、under the daisies 「草葉の陰」とか、turn up one's toes to the daisies 「くたばる」とか。
日本じゃ死体は桜の木の下に埋まっているというけれど、昔、古戦場で死人がでると埋葬後、一緒に桜を植えたらしい。
むむ、ということは、あの桜。。。日本で埋葬はもうされていないけれど、あえて言うなら、
push up cherry blossoms とでも呼びますか。
【訳】 Bizu: 葬られて喜んでる。
Jacques Clouseau: 葬られたんじゃない。死んだんだ。
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殺人犯と忽然と消えた大粒のダイヤ<ピンク・パンサー>の行方を追うは、警察一使えない警官クルーゾー警部!
なぜにこの男が抜擢を? 実は魂胆ありのドレイフェス警視(ケヴィン・クライン)の画策によるもの。
殺された監督の恋人のザニア(ビヨンセ・ノウルズ)、相棒のポントンを巻き込んだドタバタ捜査が始まった!
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ピンクパンサー コレクターズ・エディション [DVD] /ポニーキャニオン
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CD:サントラ
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