施設紹介

施設紹介 guide

施設長ごあいさつ

あさひ苑は三方を山に囲まれ、海も見渡せる三千坪の敷地環境を生かし、建物と庭を一体化させることに重点を置き、平屋のユニットケア施設として作られました。庭の草木は敏感に式を感じ、色や容や香りを通じて季節の変化を隅々まで伝えてくれています。そんな庭にさまざまな津からを得ながら、住まいとしての個人の空間と、お隣近所の方々と共に生活する社会としての空間を行き来する毎日を大切にしています。「こんな暮らしもいいな」と思っていただけるようなゆったりと、心豊かな穏やかな生活のあり方を、チームケアに日々努力する職員やご家族、地域の方々と模索していきたいと思います。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　施設長　阿井めぐみ

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あさひ苑は、庭と建物が一体となった自然豊かな環境が特徴の介護老人福祉施設です。医療福祉建築賞２００８とランドスケープコンサルタンツ協会最優秀賞を受賞しております。また、２０１９年には見慣れた故郷の景色に溶け込む庭として日本造園学会賞のテーマとなりました。平屋のため四季折々の草花を全ての部屋から眺められ、屋上緑化されていることにより室温が安定し過ごしやすい室内となっています。風の通る設計は、換気しやすく感染症の広がりを抑制できます。設備も入居者の方と働く職員が安全に安心して過ごせるよう整備しています。厨房にはクックチル真空調理システムを採用しています。施設内バリアフリーです。玄関ホールや東屋(パブリック)、共用廊下(セミパブリック)、リビングやユニット内廊下(セミプライベート)、居室(プライベート)の各スペースが確保されており、入居されている方はメリハリをもって生活することができます。

沿革

沿革
2005年10月17日	社会福祉法人愛心会設立
2006年12月1日	特別養護老人ホームあさひ苑竣工
2007年1月12日	介護老人福祉施設あさひ苑認可
2007年1月16日	特別養護老人ホームあさひ苑入居開始
2007年4月1日	短期入所施設あさひ苑認可
2007年4月16日	ショートスティ利用開始
2008年	2008年ランドスケープコンサルタンツ協会最優秀賞
2009年	医療福祉建築賞２００８
2016年5月	宇和島市介護予防普及啓発事業いきいき教室開設
2020年1月21日	えひめ仕事と家庭の両立応援企業に認証
2020年10月	令和2年高年齢者雇用開発コンテスト　入賞厚生労働省と独立行政法人高齢・障害・雇用推進機構の共催による「令和2年度高年齢者雇用開発　コンテスト」で独立行政法人高齢・障害・雇用推進機構理事長表彰　優秀賞を受賞しました。

施設案内

お部屋: 全室個室です。全てのお部屋にトイレと洗面台とベッドがあり、家具は使い慣れたものを持ち込み頂けます。平屋でどこからも癒しの庭が眺められます。お部屋や廊下等ユニット内はクッション床であり転倒時のけがや骨折のリスクを軽減しています。1丁目から6丁目までのユニットごとに８名～９名に分かれてキッチン・リビングや浴室を共用して生活します。
リビング･キッチン: リビング・キッチンは全てのユニットにあります。ユニットごとにお食事を召し上がります。お食事は、自前の厨房でクックチル真空調理システムを採用し、地元の食材を昔ながらの郷土料理に調理して、お年寄りにも食べやすく提供しています。嚥下が困難になられた方にはソフト食を提供しています。最期まで美味しくお食事して頂けるよう支援しています。
お風呂: 全てのユニットに車いすで入ることのできる個浴があります。座位が取れなくなられた方は、特浴が施設内に１カ所あります。お一人ずつ新しいお湯で入浴して頂いてます。
ホール: 玄関ホール施設入り口には顔認証検温システムを設置しています。特養中央にあるホールでは、平日午前中にラジオ体操を行っています。自由参加ですが、カードにスタンプをたまるのを励みに参加されています。
厨房: 自前の厨房で、設立当初からクックチル真空調理を採用し調理しています。調味料少なくても中まで味が滲み、減塩でおいしい食事です。肉や魚も形はそのままで軟らくなるので高齢者にも食べやすいです。ソフト食も常食と同じ献立で作って提供しています。
東屋: 　　　　　　　　　　　　　　別棟の木造の建物です。地域交流スペースとなっています。月に１度移動販売が開催されます。日用品やし好品の購入ができます。
屋上緑化: 屋上緑化の効果により屋内は外気温と５度の差ができます。お部屋は、夏は涼しく、冬は暖かく保たれます。また、降った雨も一度土に染み込み徐々に濾過されて海に流れ出ますので環境にも優しいです。
太陽光電池: 屋上には、太陽光発電設備が設置されており、自家用電気の発電を行っています。この設備は災害時にも作動しますので、安心して生活していただけます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【この設備は、二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(地域の防災・減災と低炭素化を同時実現する自立・分散型エネルギー設備等導入推進事業)【第2号事業】で設置されました。】
災害時バルク: 災害時にも自立して動くGHP「自立型ガスヒートポンプエアコン」を導入しました。また、そのエアコンを動かすためのLPガスも災害に強い「LPガス災害バルク」を設置し、万が一地域の電力供給が失われてもGHPが自立して発電しながら運転をすることで、施設内の空調が維持されるようになりました。　　　　　　　　　　　　　　【この事業は、災害時に備えた社会的需要インフラへの自営的な燃料備蓄の推進事業費補助金により設置されました。】
避難スロープ: あさひ苑は平屋のため、津波時に屋上へ避難するためのスロープです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【令和４年度愛媛県高齢者福祉施設防災対策事業費補助金により設置されました。】
あさひ新聞: 月１回発行の入居者の方向け新聞が「あさひ新聞」です。今月の予定、俳句投稿コーナー、前月の出来事、庭便り、厨房より、看護婦よりなどの内容を毎月１日発行で届けています。俳句投稿コーナーにはあさひ苑の四季が感じられる俳句がたくさん投稿されています。あさひ苑玄関に掲示していますのでご覧になってください。ご家族の方でご希望の方には１枚40円でお渡しできます。

あさひ苑の風景

うさぎの子育て
どんぐりひろい: 子供達が小学校の授業や保育園の外出でやってきます
緑の勉強会: 山本紀久先生とあさひ苑の庭の木々を散策
山本紀久先生とあさひ苑の庭を歩く会: 山本紀久先生からあさひ苑の庭について話を聞き散策
ボランティア: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　歌の会、お話の会、三味線の会などボランティアの方が活動されています。; ボランティアの受入れは感染症の蔓延状況を見ながらオンラインなどで実施します。
庭のめぐみ: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あさひ苑の庭では、梅、柿、枇杷、かりん、杏、夏みかん、つわぶき、しいたけなどが少しずつですが収穫できます。
創立記念バザー: 平成18年12月1日の竣工から1年毎に創立記念行事としてバザーを開催しました。毎年たくさんのボランティアの方にも参加していただいて大勢の方にご来場頂きました。令和2年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となりました。代わりに入居者の皆さんと職員がゲームのユニット対抗戦を行い楽しみました。　　　　　　　※令和3年もバザーは開催いたしません。
納涼祭: 毎年7月にご家族と一緒に入居者の皆さんが楽しめるよう職員が準備して納涼祭を開催してお孫さん、ひ孫さんも一緒に楽しまれていました。令和2年は新型コロナウイルス感染拡大防止のためご家族との面会も制限があり納涼祭はご家族に参加していただけませんでした。入居者の皆さんと職員でゲームのユニット対抗戦を行い楽しみました。
文化祭: 毎年入居者の皆さんやご家族、職員の作品を展示して見ていただく機会を設けています。三浦小学校の文化祭にも展示させていただき参加しています。作品の展示だけではなく、施設内での普段の余暇活動の時間で制作しているところも写真などでご紹介しており、真剣に取り組まれる姿が見られます。
庭の様子　　　　　　: