えっ日記?(トップページより再録) 表紙へ戻る

修の視点

 

 

 

20141215日(月) 嬉しい共産党躍進と沖縄完勝

 

維新の1議席減は、マスコミの予想と僕の期待ほどでなかったなあ。

その分、自民党が予想以下になったのだろうが、ま、どっちでも大差ないワ。 

 

全体的にみれば、自民の別動隊の減少、共産党躍進、「オール沖縄」全勝が、今回選挙の特徴・成果だろう。

 

8から21」へと大きく増えたとはいえ、まだまだ少ない共産党の議席。 

しかし、同党の政策=消費税増税・原発再稼働・新基地・集団的自衛権のストップや憲法9条擁護=は、世論調査でどれも67割の支持があるのだ。

そういう「良識」との共同こそが、安倍暴走に対峙する確かな力になるだろう。 負けてはいられない。

 

 

20141211日(木) 南京大虐殺(193712月)を忘れまい

 

新聞の予想通り、自民大勝だと、今年のクリスマスは「300頭のトナカイで暴走する安倍サンタ」の悪夢を見るかも…。 

その前に、目を覚まさなくっちゃ、ネ。

 

昨日まで、今年最後の上京。 

映画「ジョン・ラーベ」に照準を当てて計画したため、ちょうど、親しい諸劇団の公演の狭間になり、芝居は1本だけだった。

 

副題が「南京のシンドラー」。 かなり見応えのある、「凄い」映画だった。

ナチス党員だが、一民間人の彼が、中国在住の欧米人らと国際組織「安全地」を造り、20万人もの中国人を収容し、日本軍から守ったいう「実話」。

現地の実質責任者が昭和天皇の叔父だったし(いわばA級戦犯なので)、「南京大虐殺」は決して日本では映画化されない題材だ。

 

 

 

20141026日(日) 事務局留守番

 

 

土曜午後は、国民救援会の県本部大会へ出席したが、夕方から市民劇場の留守番を頼まれていたので、中座。 

ところが、出てすぐに携帯紛失に気付く。 

会の始まる前に携帯電源を切ったのを覚えていたので、会場に落としたと確信して、引き返す。 どうだ、やっぱり、椅子の下に落ちていた。 

後ろポケットに入れたのが、滑り落ちたのだろう。 無くした場所が分かっていれば、案ずることなし! …なんて糊塗することもなし。 

 

今月から、事務局は土曜開局。月曜閉局に変わった。 

しかし、昨日の会費納入はゼロで、吉本新喜劇風に言えば、「来るんかい、来んのかい、来るんかい、来んのかい、ヒマ〜!」  

機関紙の原稿を二つ書き、フェイスブックで時間をつぶした。 →→→「まくあい」「観てきた芝居」

 

 

20141022日(水) ウチワ騒動

 

数千万円の観劇ツアーやワインの経産相と同列視されるのを、ウチワ問題で辞任した法相は、さぞ不満に思ってることだろう。

ウチは、そう悪くない、って。

 

内輪内外の議員が作ってるウチワも全部調べてほしい、と思ってることだろう。 何十人もいるはずだって。

 

それに応えて?反共マニアが、日本共産党の青年議員・辰巳孝太郎さんのウチワを「発見」したが、ちゃんと「有料販売」だったので盛り上がらなかった。

コータローさんは賢い。 今後とも、庶民政治家として大いに活躍してもらいたい。 

 

 

20141016日(木) 「政治と芸術」がテーマ

 

一昨日に、台風より一足先に上京。 昼ごろから欠航になったので、朝イチ便に変更したのが大正解だった。\(^o^)
今回は、芝居3本と映画5本を楽しんできた。

3本の芝居がすべて、期せずして、ファシズムの時代における「政治と芸術」の相克を描いたものだった。

 

文化座『旅立つ家族』=相次ぐ戦争に翻弄される朝鮮人画家と日本人妻の苦難。好感が持てる舞台ながら、実話の強みを生かし切れていない感じ。

二兎社『鴎外の怪談』=大逆裁判をめぐる明治の作家・文化人の葛藤。鴎外の妻や母との関係も興味深い。井上ひさし流にいえば、『ゆらりゆらゆら森鴎外』。

 

民藝『コラボレーション』=圧巻の緊迫感。ナチス時代、当代一の作曲家とユダヤ人作家との共同作業(コラボ)によるオペラ新作づくり。政治に翻弄され抑圧される芸術家の苦悩が痛ましい。 市民劇場機関紙の「観てきた芝居」コーナーには、迷わず、これを書きたい、書かねば、と思った。

 

3本とも、現代日本の政治状況を危惧し、「かつて来た道」への警鐘を鳴らすものといえる。 襟をただし、劇団や作家に敬意を表したい。 

 

 

ついでに見た映画は4本。点数だけ載せておこう。

9点=悪童日記  8点=レッドファミリー、W・ディズニーの約束、アナと雪の女王  7点=猿の惑星

 

 

 

20140929日(月) 3人の交流会

 

市民劇場9月例会『女たちのジハード』、二日目にして最終日を終えた。

一昨夜は松山での「高曲洋さんを送る会」に参列したため、観られなかったので、昨日は最初から最後までゆっくり堪能できた。

機関紙の「まくあい」にも書いたが、やはり、とても楽しくて、元気のもらえる舞台だった。 

 

ただ残念だったのは、終演搬出後すぐに今治へバス移動だったため、いつもの「交流会」ができなかったこと。

でも、搬出中に、旧知の加藤忍ちゃんや、FB友達の水野千夏。野上綾花さんが挨拶に来てくれ、しばし談笑。 近い将来の再会を願う。

 

役者さんとは飲めなかったが、敬愛する先輩・大井さんと、軽愛する国見のジイと三人で、自宅近くの焼き鳥屋へ行った。

3時間以上も飲み食い、談論風発。 ジイが25offクーポンを持ってたので、何と一人2500円ほど。 安〜っ!

 

 

 

20140926日(金) 親友・マガリの死

 

香川市民劇場の崎山さんから、ショッキングな訃報が飛び込んできた

親友の一人で、松山の元役員・高曲洋さんが、白血病で亡くなったのだ。 絶句。

 

直後に、激しい憤りと悔しさが湧きあがった。

彼は広島出身で、両親ともに被爆者だったので、いわゆる「被爆二世」。 きっと原爆の影響に違いない。

 

通称「マガリ」は、最高の飲み友達だった。 四国市民劇場の会議が松山であるたびに、痛飲したものだ。 

時間無制限で飲むものだから、彼のマンションで酔いつぶれ、ホテルを取っていても朝帰りということが何度かあったなあ。 

 

今夜は市民劇場で常任委員会があり、土日は、9月例会『女たちのジハード』。 

しかし、僕は、今日から駆けつけるので、久々の役員会欠席と初めての例会日不在になる。 事務局長であれば、そういうわけにいかなかった。

 

日曜昼の部には、参加できるだろうが、それより何より、マガリときちんとお別れしてきたいのだ。 やはり、とても悲しくて、寂しいけど…。

 

 

 

20140923日(火) まだ残る傷跡

 

朝日新聞の杜撰な取材による「従軍慰安婦」誤報騒動には呆れる。 

しかし、首相や読売新聞が朝日攻撃をするのは自由だが、これを好機とばかりに、歴史を否定したり歪めたりすることは許されない。

 

ある人たちは、嵩にかかって、図に乗って、「従軍慰安婦は強制ではなかった」と叫び、酷いのは「慰安婦自体が存在しなかった」などと喚いている。

読売新聞なんかも、朝日の失態に大喜びで、「朝日を止めて読売を購読しよう」キャンペーンをやっているらしいが、とても見苦しい光景だ。

 

一方で、「従軍慰安婦」にされた女性たちの悲劇はまだ続いている。 

かなり亡くなったものの、彼女たちの家族にも大きな傷跡を残しているのだ。

 

「お金が欲しいのではない。明確な謝罪があれば安らかに死ねる」という絞り出すような言葉を、安倍首相や橋下市長や壊憲・靖国派は、どう聞くのだろうか。

 

 

 

20140919日(金) 上京観劇、成果上々

 

◎青年劇場『羽衣HOUSEが、ベスト1。 
題名は、フクシマからの避難者を支援する施設の名称。そこを舞台に、家族別居の悩みや、「故郷」への断ちがたい思い(中学生の葛藤)が描かれる。

ネトウヨ青年や元原発推進議員をも包み込む人々の温かさが心地よかった。
生存権・幸福追求権など「憲法」に関わる素敵な会話は、すべて書き留めておきたいほど。
真摯なメッセージ満載ながら親しみやすい喜劇タッチで、好感度の高い舞台になった。

 

ぜひとも市民劇場の例会にと思える秀作だ。ただ、実現するにしても数年後だから、この現実感・リアルさがどう変化するか?が少し気がかり…。
その頃、状況が変わらず、収束も復興も進んでいない、なんてことはあってはならないのだが。

 

 

◎俳優座『クレアモントホテルにて』も、映画に勝るとも劣らない、心に沁みる上質の舞台だった。寂しい老人と若者との交流は、一種のファンタジーかも。

 

〇東京演劇アンサンブル『無実』は、他者の命を救えなかった痛み、「生きにくい時代」を描くドイツ演劇。新鮮さがいい。期せずしてフクシマを想起させた。

 

〇劇団東演『絢爛とか爛漫とか』は、作家志望の女性たちが迷い、再出発する姿に親近感を覚える。タイトルの雰囲気は今一つ。

 

 

さて、今日は今から、「新町西再開発の白紙撤回を求める市民の会」が提訴した裁判の傍聴に出かけよう。 多忙な日々が続く。

 

 

 

20140817日(日) ブイ設置に負けずVサインを

 

沖縄知事選が、「保革共同」でどんどん盛り上っている。

「新基地は県外」という自らの公約を打ち捨て県民を裏切った現知事には、必ず退陣してもらわねば。

新基地は当然国外へ、現知事は当選圏外へ。 それが、「オール沖縄」の願いなのだ。

 

 

20140810日(日) コピペ首相

 

広島での首相挨拶が、昨年のをコピペしたから「瓜二つ」、という批判がネット上で飛び交っている。

さすがに、長崎のは新たに書き直すだろうと思ってたら、こっちもコピペ。 手抜きが露骨だ。 

 

自分を支持していない連中の批判なんか無視! ということだろう。

 

被爆者団体との会談でも、またも聞く耳持たず、聞き流す態度。 

なおざりの救済策、おざなりの挨拶…人間性に疑問符がいっぱい付いた。

 

それも仕方ないかと思うのは、彼自身が岸元首相(祖父)のコピペだからだ。 

「内閣打倒」された祖父の仇討をしたい、という執念かも。

 

 

 

20140722日(火) 俳優座70周年パーティーなど

 

飛行機最終便の欠航で予定より1日延びた今回の観劇上京。 最後はケチがついたが、昨日午前中にどうにか帰宅できた。 

映画3本、芝居2本だけだったが、収穫があった。

 

青年座の『あゆみ』は、「あみ」という女性の一生をテンポよく描いた。 今では殆ど見かけない「走馬灯」のイメージ。

幼児期の「最初の一歩」から、小学生時代から社会人への成長、結婚、出産、子育て、夫の介護、自らの老い…を身近なエピソードで綴る。

ごく普通の女性のありきたりの人生ではあるが、その「歩み」は、人間へのいとおしさを感じさせ、歩き続けることの素晴らしさを観客の心に焼き付けた。

女優たちが実行委員会で制作したという三作品連続上演。いい企画だ。 まさに「良品発掘」的舞台に、とても素直な気持ちで拍手を送れた。

 

映画は、『太秦ライムライト』が一番良かった。 時代劇の切られ役専門のベテラン役者の意地と哀愁、若手女優との心温まる交流がいい。

タイトルどおり、チャップリンの名作『ライムライト』の感動が蘇った。 

日本映画では稀有な傑作だった。そう思ったのは、『あいときぼうのまち』以来だ。この二本は、「徳島で見れない映画を見る会」の例会に推薦したいなあ。

 

俳優座70周年パーティーは、期待以上に楽しめた。 劇団や鑑賞会の数十名の親しい知己と再会、思うぞんぶん交流を深めることができた。 

フェイスブック友達でほぼ初対面の役者さんとも、旧友のごとく話せたのも嬉しかった。 

5時から11時半まで飲み続けたのに、酔っ払わなかったのも、いい思い出!?

 

さて、行楽気分を切りかえて、今日は市民劇場例会。 一日2回公演は、ほんと何十年ぶりだ。 楽しくがんばろう。

 

 

 

20140706日(日) 「読者の広場」投稿

 

今朝の「しんぶん赤旗」の「読者の広場」に、数日前投稿したものが掲載されていた。

従来から一口コントの「ふれだいこ」の常連だったが、つい最近、月一回程度のペースで文章の投稿も始めたものだ。

実名が出るので、全国の知人友人への「健在通知」になるのがいい。 一か月前に載った時は、元香川労音事務局長の西尾さんから、手紙を頂いたし…。

 

今後も、ちょくちょく投稿しよう。 

しかし、なんだね、これってお手軽なメール投稿だからやれるんだよね。 

昔のような「原稿手書き&封書郵送」というスタイルなら、面倒くさがりの僕は、絶対にやらないだろうなあ。

 

 

自衛隊員募集CMに、AKB48が出演しているとか。

僕は芸能界に暗くて、このグループのことを長いこと、「アキバ・よんじゅうはち」と思い込んでいたなあ。

 

「怪食」を重ねマスコミ幹部を取り込もうとしている安倍首相だが、今後は「青年兵士」つくりのためにアイドルグループを利用するかもしれない。

AKB48」も、「ABE49」なんかに変えられないよう、ご用心、ご用心。 (^_-)-

 

 

昨日、図書館へ寄ったら、駐車場付近で面白い立札を発見した。

「マムシ」が出たそうだから、面白いと言ってはいられないか。 いや、マムシの尾が白色なら、「尾も白い」と言えるかも。

 

 

20140704日(金) 記憶に残る71

 

7月は記念すべき月だ。 

徳島市民劇場や鳴門市民劇場が誕生したのが7月。 今は無き阿南市民劇場誕生も7月。 今も元気な僕の誕生日も7月。

徳島労演の第一回例会は、1960年7月1日、東京芸術座『京浜の虹』だった。 徳島の演劇鑑賞運動がスタートした、大切な記念日なのだ。

 

しかし、その7/1は、魔の日にもなった。

一内閣の勝手な憲法解釈で集団的自衛権を発動できるとの「閣議決定」をした日、としても記憶されることだろう。

 

 

20140627日(木) 収穫多し、上京観劇

 

ついに公明代表が、「集団的自衛権」を容認することを明言した。 予想どおりの出来レースではあるが、もう「平和の党」なんて口にできまい。

7/1(自衛隊発足日)に「閣議決定」を強行する構えだ。 それは、一大汚点として歴史に残ることだろう。

 

創価学会員も内心穏やかではあるまいが、まして自衛隊員などは戦々恐々だろう。 

今までは、憲法9条のおかげで、朝鮮戦争やベトナム戦争や、イラクやアフガンにも「参戦」せずに済んだが、いよいよ「戦死」の危険性が出てくるのだ。

当然、隊員募集が困難になり、すると「徴兵制」に行きつくのは明白だ。 新「大日本帝国」になる前に、ストップさせねば!

 

 

20140627日(木) 収穫多し、上京観劇

 

○ミュージカル泣かないで(音楽座)=遠藤周作の旧作をよくぞここまで巧みにミュージカル化したと感心。ハンセン病患者に尽くす「決意」が、やはり感動的。

 

白い夜の宴(民藝)=大企業社長の「誕生会」の一夜、家族の感情のズレや親子関係の歪みがサスペンスタッチで展開、最後まで観客をひきつける。「社会の矛盾」に面した時の、「しなくてもいいことをする」大切さ、「宿命」で片づけるな、というような社会派作家・木下順二の「魂」が伝わる屈指の舞台となった。

 

おかしな二人(テアトル・エコー)=離婚した親友同士が同居生活を始め、性格と生活スタイルの違いから起こるイザコザとドタバタ。爆笑の連続だ。役者はみんな達者で、観客を楽しませようとのサービス精神が噴出、特に、雨蘭咲木子の「ヘン顏」は見もの。ここまでやれる女優はそういない。大拍手!

 

先生のオリザニン(俳優座)=真面目な学者の功績に光を当てる真面目な舞台。ビタミンB1を発見した鈴木梅太郎の青年時代から晩年までを、加藤剛・頼の親子で演じる。劇的昂揚はやや弱いが、好感度は高く、静かな余韻もいい。彼を支える妻役の有馬理恵が、気丈で明るい持ち味を出して好演した。

 

 

映画は3本。◎ポンペイ=有名な史実を脚色、『タイタニック』ばりのラブストーリーで感動させる。迫力ある噴火による街の壊滅シーンはさすがの迫力。

グランド・ブダペスト・ホテル=架空の町の名門ホテルで起こった殺人事件を発端に、リズミカルに奇想天外に財産争いが展開する。けっこう楽しめた。

◎「あいときぼうのまち」=傑作! ドキュメンタリーでは描けない「劇的な」FUKUISHIMAがあった。原発に翻弄される人々、数十年来のくびきが痛ましい。

 

 

 

20140529日(水) 許せぬ「解釈改憲」

 

米国が始めた「アフガン・イラク戦争」で日本は自衛隊を派兵したが、「武力行使はしない」「戦闘地域に行ってはならない」という歯止めがされていた。

それを、一内閣の恣意的な憲法解釈で歯止めを取っ払おうとしているのだから、保守勢力を含めて反対の声が湧きあがるのは当然だ。

 

首相は、志位さんの追及にも決して「歯止めを残す」とは言わない。 そこが一番の「狙い処」だからだ。

 

自衛隊は、今後「隊員募集」にこう書かねばならないかも。 「海外へ行けます、銃を撃てます、戦死することがあります」って。

そして、思うように「兵士」が集まらねば、徴兵制を敷くしかないだろう。 もっとも安倍さんには子や孫がいないけど…。

 

他にも、安倍さんは大企業の要請に応えるために「生涯ハケンや残業代ゼロ」システムを狙っている。

まさか、「労働条件は自衛隊の方がいいですよ」って言うつもりは無いだろうけど…いや、ちょっとはそれが本音かも。 安倍と安保の似てること。

 

20140517日(土) 奢らず驕るA

 

今月の上京観劇は、珍しく『ROSE』1本だけ。

 

浅草三社祭は物足りなかったが、千葉の鋸山は行ったかいがあった。

 

巨大な物や高い所が好きな僕にピッタシの、大仏・地獄のぞき・百尺観音。

絶景展望と引き換えなので、多少の足ガクガクはよしとせねば。

 

 

20140517日(土) 奢らず驕るA

 

戦争に巻き込まれることは絶対にない!と、しつこく繰り返すところに「弱点」が見える。 安倍首相の「壊憲・会見」。

「外国で戦争が起これば日本人を積んで送り返してくれる米艦を守らねば」みたいな、荒唐無稽な言い繕いかりが目に付く。

「国民の生命・安全を守るため」という中味がこんな程度だ。 それなら、目の前の原発事故を収束させ、被災者を手厚く護りなさいと誰もが思う。

「米国の戦争」支援よりも、憲法9条を光り輝かせて平和外交をリードすることこそ、日本の進むべき道だろうに。


マスメディア幹部と飲食を繰り返す首相だが、支払いの原資は税金なんだろうなあ。

自費でおごってるようにはみえないからなあ。

 

飲み代は奢らなくても、その政治姿勢には「おごり」が見える。 驕りっぱなしで、暴走に次ぐ暴走だ。 

自民元幹部は何人も批判しているのに、党内にブレーキ役はいないのだろうか。

驕るA氏は久しからず…平家物語の有名な一節にダブる。 

 

 

20140512日(月) 少子化

 

戦前の「産めよ増やせよ」を思い出す。

安倍政権は、少子化対策の一環として、出生率の「数値目標」を決めることまで検討しているそうだ。

 

だが、結婚や出産は、本来は個人の自由だから国が介入していいはずはない。

出生率を上げるのは、労働待遇や育児環境を改善するのが一番だし、それに勝るものはないのだ。

 

今のように、若者の大半がいつまでも「不安定雇用・低賃金・長時間労働・保育所不足」という劣悪な環境に置かれていては、結婚や出産もままならないだろう。

その元凶にメスを入れないで、数値目標なんて、またく本末転倒だ。

ひょっとしたら財界や壊憲・靖国派たちは、少子化が続いたら「働かせる青年」「戦地へ送る青年」が足りなくなるのを危惧しているのかも…。

 

 

市民劇場7月例会『見上げてごらん夜の星を』は、月・火が徳島市文化センター、水曜が鳴門市文化機会館だ。

 

 

 

20140506日(水) ハッちゃんの訃報

 

鳴門市民劇場の事務局長・藤田さんから、元役員の松村ハツ子さんが亡くなったとの電話。

ショックだが、覚悟はできていた。 

ここ数年は、盆と暮れに「施設」を訪ねるだけだったが、昨年夏はかなり弱っていてベッドから起き上がれなかったし、昨年暮れは面会さえ叶わなかったからだ。

 

ハッちゃんは元小学校教師で、鳴門市民劇場の生みの親の一人。

いつも、同僚であり後輩の、いや姉妹のような榊八枝子さんといっしょだった。 

鳴門に市民劇場を創ろうとした時、真っ先に浮かんだのはこの二人だった。

そして、得意だったバレーボール同様に、すごいパワーを発揮し、榊さんと共にず〜っと運動の中心にいてくれた。

 

僕はこれからも、ハッちゃんが大好きだったビールを飲むたびに、あの優しい笑顔を思い浮かべることだろう。 さようなら…。

 

 

20140423日(水) 八重山がえり

 

沖縄・八重山から、ただいま〜。 徳島には就航路線が無いので、高松空港発着・那覇経由。
同じ二泊三日でも東京とはやはり違うなあ。 石垣・西表島の短い滞在で旅行気分を満喫した。

13年前」の艱難辛苦を思い起こしつつ、自分へのご褒美のつもり。(*^_^*)

 

沖縄・竹富町の教育委員会が、文科省の圧力に抗して、「侵略戦争美化の育鵬社版公民教科書を使わない」姿勢を貫いていることは知っていた。

 

それがようやく、「八重山地域の中での別の教科書を単独採択することを県教委が容認」ということになったもよう(今朝の「しんぶん赤旗」) 取りあえずは喜ぶべきことだ。 (^_^)

 

ところで、その竹富島「名物」の「水牛車での景観保存地区巡り」で、意外な実情を知った。

現地に行ってみなきゃ、TVの旅行番組だけでは決してわからなかっただろう。

 

何と、ほぼすべての住民が、この観光コースに反対しているのだ。 軒並みの「反対」看板に、住民たちの意思がはっきりくっきり。

住民にとって何のメリットもなく、逆に悪臭や事故で多大の迷惑と苦痛を与えているのなら、やはり県外観光資本は撤退すべきと思う。

疎まれる水牛に罪はないが、考えてみれば、徒歩より遅いし、健気な水牛に車を引かせる必然性は無いわけだ。

 

教科書問題で揺れる竹富町の、もう一つの顏を知ったのは、今回の沖縄旅の収穫の一つかも。

 

 

20140423日(水) 八重山がえり

 

東の渡辺、西の橋下。 二氏そろって末期症状を迎えている感じだ。

「借金疑惑、暴言連発」で、自分の首をしめてるが、つまりは、自公政権すり寄りの「本質」が国民に見透かされてきたからだろう。 彼らに明日は無い。

 

話が飛ぶが、『風と共に去りぬ』の最後、スカーレットは、「Tomorrow is another day」と言って再出発する。 また明日があるわ、という意味だろう。

これは今朝、市民劇場7月例会『風と共に来たる』の下調べをしていて知った一つの雑学。

ちなみに、この原作小説の題名は、南北戦争という「風」と共に、白人貴族社会が消え「去った」こという意味だそう。 もちろん、ヒロインの恋愛遍歴も指すのだろうけど。

 

しかし、安倍さんといい、春風と共に去ってほしい政治家の多いこと。

 

 

20140324日(月) 税金6億無駄遣い選挙

 

昨日の大阪市長選は、傑作だった。 いや、やはり駄作というべきか。

 

大阪都構想をごり押ししたいだけの再選挙は、市民からもそっぽを向かれ、投票率20%ちょっと。

投票に行った人でも10%は「白紙」だったそう。 こんな選挙見たことも聞いたことも無い。

 

大阪場所で優勝し横綱昇進を決めた鶴竜も、橋下氏の独り相撲には呆れているかもね。

 

色あせて

信頼うせて

運のつき、かも。

 

 

20140215日(土) 今日の狂歌

 

退職したら、朗読や川柳の会で学び楽しもうと思っていたのに、どっこい、そんな時間は取れないことがすぐにわかった。

月数回の市民劇場の集まりだけは、かなり無理なスケジュール調整をしているが、他のを入れる余地は無さそう…。

 

だから、短歌や俳句などには縁が無く、素養も皆無ながら、自己流の狂歌まがいのものならすぐ作れる。

新聞を読んでいて、さっき浮かんだのが二つ。 二首というほどのものではない。

 

@  英霊に ならせたくない 我が息子 なりたくもなし 靖国の母    A 回れ右! 経営委員や 会長の 耳に届くは アベさまの声 

けっこう、気に入ったので、「しんぶん赤旗」読者欄にメール投稿をしようかなあ。

 

 

20140214日(金) 図書カード稼ぎ

 

今朝の「しんぶん赤旗」に、(徳島・ルーキー)が載っている。

だいぶ前に投稿した分だ。 

しかし、NHKの会長以下経営委員の暴言批判が一向に収まらないので、古くはならない。 

 

NHKを牛耳りたい安倍首相が、自分の息のかかった連中を幹部に任命しまくるのだから、こうなるのは早かれ遅かれ、多かれ少なかれ、分かりきっていた。

「お友達」偏重人事を撤回して、不偏不党・公正中立の立場を守れる人に変えるべきだ。 

やっぱり、財界推薦者よりメディア出身者を増やすべきと思う。

 

 

 

20140210日(月) 生活の自衛

 

昨日の日曜、また、宣伝カーを走らせる途中に図書館へ立ち寄った。

三遊間に一度、10冊くらい返しては借りるというサイクルだ。 

それも最近は、ネットで検索・予約の繰り返しだから、僕の滞在時間はごく短い。

 

ところで、真夏や真冬は、電気代節約のために大型店や図書館で過ごす高齢者が多いそうだが、その気持ちはよく分かる。

こっちが正しい「集団的自衛権」かも。

 

 

20140209日(金) 「永遠の0」

 

NHK幹部の数々の暴言が問題になっているが、その中でも百田氏はトップクラスだろう。
都知事選での、元自衛隊幹部への応援演説では、他の候補者を「人間のクズ」と罵ったとか。

彼の小説「永遠の0」は映画もヒットし、「感動して泣いた」人も多いが、なぜか僕は読む気も観る気もしなかった。

おかしなものに「違和感」を覚える直観力は健在!?
名前に100がついてはいても、彼の品性無き暴言は、「永遠の0」点だ。

 

 

20140206日〔木〕 イヌ、アッチ、イケー?

 

昨夜9時のNHKニュース。 

例のキャスターが神妙な面持ちで、「こういうのをお伝えしなければならいのは残念です」と切り出した。

一瞬、お、これは、NHK会長と経営委員の相次ぐ暴言のことか!と思ったら、作曲家のゴーストライター事件だった。

 

そっちも「遺憾」ことだし、あっちのソチ五輪もいいけど、こっちの足元の不祥事はどうした?って、言いたくなる。

もちろん、民放はどこも流しているのに、NHKだけが沈黙…。 はや、安倍カラーを恐れ、自己規制をしているようだ。 

国営放送じゃなく公共放送なんだから、真に恐れるべきは、国民の不信と批判。 視聴料不払いが広がったらどうする? 

 

子どもの頃のダジャレを思い出した。 NHKって犬が嫌いなの? どうして? だって、いつも、「イヌ、アッチ、イケ〜」って言ってるよ。 

猫の方が好きであろうとなかろうと、特にマスコミ幹部は、「権力の犬」なんて品の無い形容詞がつけばおしまいなのだ。

 

N ノーノーノ―!

H 品性を欠く 百田氏ら

K 見識の無い 経営委員  三人そろってやめてくれ〜

 

 

 

20140127日〔月〕 「小異を捨てて大同につく」論

 

昨日は、仲代達矢さんら無名塾のみなさんが徳島入り。

ただ僕は、「革新懇」の行事とバッティングしたため、出迎えは失礼させてもらった。

 

「革新懇」総会はあっさりしたもんだ。 司会も楽なもの。サササと議事をこなし、本命の参院議員・仁比聡平さん(日本共産党)の講演会へ移る。

九州出身の熱血弁護士は、先の臨時国会での報告を中心にたっぷり1時間半、熱弁をふるう。 ドラマティックで、聴衆は大満足だった。 

 

心優しい正義の弁護士という点で共通するのが、東京都知事選で奮闘中の宇都宮けんじさん。

今回は、知識人と言われる人々や親しい劇団関係者のなかにも、けっこう細川元首相を推す人がいるのが残念だ。

彼らがこぞって口にしたのが「候補一本化」。

舛添に勝たせたくないのはわかるが、だからといって政策抜群・弱者の味方の宇都宮さんに「降りよ」というのには、違和感を覚えていた。

 

「細川・小泉コンビ」を支持するのは、どうしても理解できない。 

このコンビは、ほぼ「脱原発」一本やりで、福祉や憲法を守るとか、秘密保護法に反対するとかの運動には敵対する立場だ。

「小異を捨て大同に付く」というのは、「一点共闘」と同じでいいことだけど、彼らとは「小異」であるはずがない。

 

原発ゼロを求める超党派の市民運動(毎週の国会前行動や、幾たびかの大集会、全国での講演会)に、宇都宮さん以外の候補者は一度も参加したことがなかろう。

そういう客観的な事実を冷静に見れば、都知事にふさわしい人は宇都宮さん以外に考えられないと思うんだけどなあ。

 

 

 

20140116日〔金〕 都知事選の怪しい構図

 

都知事選で、宇都宮さんに降りてもらって「細川一本化を」という声がある。

もちろん、「舛添+自公」に勝たせたくない「善意」からの意見だろうが、やはりそれは危ない。

 

細川さんが、小選挙区制や政党助成金を導入した張本人で、夜中の増税提案や、疑惑の佐川マネーで立ち往生、政権を1年足らずで投げ出し政界を引退した過去を、僕らは覚えている。

今や怪しい人形遣いに見える小泉さんが、新自由主義という名の「規制緩和」を推進した張本人で、今も拡がり続ける貧困と格差の「元凶」だということも忘れてはいない。

 

二人とも、秘密保護法など「安倍右向き暴走」にブレーキをかけるなどとは、口が裂けても言わないはず。

だから、「原発ゼロ」を唱えているからというだけでは、安心して都政を任せられない。 それに、はや細川氏が「再稼働容認」で揺れている…。

 

「安倍さんが原発からの撤退を言えば、グンと支持率が上がるのに」といった小泉発言は、なかなか鋭い。

「自民党をぶっ壊す」と叫んで自民党を大勝させた小泉さんらしい。

 

だから、僕には、「小泉VS安倍」という「師弟対決」の構図は、僕には一種の「目眩まし」に思えるのだ。

「自共対決」が浮かび上がったりしたら「宇都宮知事」が誕生しかねない、という小泉氏独特の「政治的嗅覚」がある、と僕は思う。

 

数年前に失敗した「二大政党キャンペーン」そっくりの、「二強対決報道」も、眉に唾をたっぷり付けて見るべきだろう。

 

 

 

20140109日〔木〕 「医者に殺されない」ために

 

「医者に殺されない47の心得」を数時間で読了。

主な柱は、ガンになっても手術や抗がん剤治療をしないほうが苦痛も味あわず寿命が延びて自然死できる、というもの。

薬剤投与や手術をしたがる医者は信用するな、というのも共感できる。

 

程度の差こそあれ、「学会」の多くが製薬企業などから「研究費」や「補助金」をもらっており、同時に「圧力」も受けていることだろう。「見返り」があるはずだ。

だから例えば、高血圧と決める数値は、長らく160だったのに、98年に140に下げられ、2000年からのメタボ検診では130にまで引き下げられているとか。

その「おかげ」で、降圧薬の売り上げが、ここ20年で6倍になり、今や1兆円!を超えているそうだ。 

大企業のホクホク顔が目に浮かぶ。 国の医療費が増えるはずだ。

 

昨夕も、OKジムへ行った。 

「運動後」の血圧132で「申し分なし」だったのだが、例え通常180になっても運動で160へ下がらなくなるまでは薬は飲まないぞ〜。

 

 

20140108日〔水〕 宣伝カーの思い出

 

一昨日の自損事故で、知人に修理を依頼したら、「代車」が届いた。 かなり古い軽トラで、僕の「軽」が高級に思えるほどだ。

これほど古い車に乗るのは珍しくて、数十年前の「宣伝カー」を思い出す。

 

「活動費」と呼ばれる給与もロクにとれない中、わずかの建設省退職金をはたいて数万円で中古軽バンを自費購入。手製看板を付けて、宣伝カーをスタートさせたのだった。

第一号から3台目まですべて廃車寸前車。修理不能になっては自費で買い替えた。 もちろん香川への帰省や愛媛への親戚詣でにも、看板付けたまま。

かなり目立ったことだろうけど、価値ある活動をしているという自負があったからか、「恥ずかしさ」なんかは微塵も感じなかったなあ。 

 

坂道で白い煙を吐いたり、ラッシュ時にエンストしたり…床の穴から道路が見えるほどになった車もあった。もう今の日本では、そんな古いのは見かけないけど。

それでも娘やその友達を積んでやると、「カッコいい」と喜んでいたものだ。 後ろのドアが跳ね上がる車は、子供の遊び心を刺激して、「新鮮」だったんだろう。

 

市民劇場の財政が好転してからは、「公式車」を購入できるようになり、10年前に買った今の車が最も高い100万円。

もうこれが、最後の宣伝カーになるかもね。

 

 

20140101日〔水〕 午年雑感

 

安倍首相と共産党の志位委員長は同い年の59歳。 衆院議員も同期で、今年がウマの年男とか。

だけど、きっとウマが合わないだろう。 そりゃそうだ、この総理は、国民の暮らしとか医療・福祉なんか眼中にない人だから。

 

アベノミクスは大企業・大投資家を大儲けさせただけで、殆どの国民には「おこぼれ」さえゼロ。

賃金と年金は下がり続ける一方なのに、消費税の更なる追い討ち。 

 

溜り続ける原発汚染水を尻目に、再稼働や輸出に御執心だから、堪ったもんじゃない。

 

靖国神社参拝や暴言で馬脚を現し、諸外国のヒンシュクを買っても、「馬の耳に念仏」状態だ。

以前には自民党内でも、度が過ぎると「殿、ご乱心!」と諌めたりする幹部がいたけれど、今や元自民幹事長らの忠告も尻目に、右へ右へと暴走中。

 

財界や米国の尻馬には乗っても、国民の声には馬耳東風。 暴走馬にしがみつく公明党も今にも振り落とされそうに見える。 

 

噛む馬は終いまで噛む、という。今年こそは「弱肉強食」をストップさせねばならない。

命と暮らし・憲法を守り、日本とアジアの平和をめざし、自民党に投票した人にさえも、「革新懇」を広げよう。

 

国民みんなが野次馬にならずに、一回一回の地方選挙で馬力を出せば、日本はウマくいく、きっとウマくいく!

 

 

 

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