さやまの会 №81 19/5/10 |
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再審開始決定に期待~第23回総会を開会~ |
2月22日、自治労プラザに会員約25人が参加する中、議長にSEさんを選出し開催しました。開会挨拶で木村代表は「東京高裁の後藤裁判長は大阪時代に別事件で再審開始決定を行っている。狭山事件の事実調べを行っていただき1日も早い再審開始となるよう勇気ある決断に期待したい」と挨拶しました。 |
その後、事務局より2018年度の経過報告、会計報告を提案・承認を受けて、2019年度の活動方針の具体的活動として |
①機関紙の発行
②学習会の開催
③東京高検・東京高裁に対してのハガキ行動
④狭山集会への参加
⑤狭山現地調査(裏面参照) |
などを提案し予算案並びに役員選出についても加者全員により承認され、総会を終えました。 |
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新役員体制 |
代表 木村清志
幹事 (以下省略)
監事 |
総会終了後には学習会を開催し石川一雄さん、早智子さんから「狭山第3次再審の現状と課題について」と超し、現状の報告と第3次再審が最後という思いで、司法を動かすためにも引き続き更なる支援をお願いしたいと訴えられました。 |
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大詰め中の大詰め~地研・狭山分科会~ |
第39回部落解放・人権徳島地方研究集会の狭山・共同闘争分科会が2月22日に県職員会館で開催され、約35人が参加した。 |
石川一雄さんより「この事件がえん罪であることは裁判長自身が自覚している。私はまだ80歳である。闘いの中で生きてきた。夜間中学に通うのが夢である。徳島を終の住処としたい」と述べ、更なる支援を訴えられた。 |
早智子さんは「裁判官の部落差別に充ちた判決は許せない。石川一雄と支援者の闘いの勝利の年とするため、裁判官に証人調べ、証拠調べを行わせなくてはならない」と更なる闘争の盛り上げを訴えられた。 |
部落解放同盟中央本部・安田さんより、筆跡=脅迫状はコンピューター分析の結果99.9パーセント石川さんが書いたものではない。インク=家宅捜査で発見されたとされる万年筆のインクは被害者の使っていたものと違うなど新証拠により無実が明らかになっている。これらを世論に訴えてもらいたいと述べられた。 |
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狭山県内集会 |
日時 5月23日(水)
午後5時30分~ビラ情宣
場所 徳島駅前 |
※会員の皆さんの参加をお願いします。 |
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確かめよう狭山事件の真実~反差別研修・狭山現地調査 |
1963年5月1日、埼玉県狭山市で発生した女子高校生誘拐・殺人事件において、部落差別に基づく予断と偏見により近くの被差別部落に住む石川一雄さんが不当逮捕されて56年になります。 |
1994年に石川一雄さんは31年7か月ぶりに仮出獄し、現在第三次再審請求を闘っています。これまで弁護団、東京高等検察庁、東京高等裁判所による三者協議は39回(2019.5現在)を数え、石川さんの無実を明らかにする新証拠は221点に及んでいます。 |
この中で、発見された万年筆のインクが善枝さんのものとは異なることが科学的に証明され、昨年1月15日に提出した福江鑑定は、石川さんの筆跡と脅迫状の筆跡をコンピューターで比較した結果99.9%の確率で異なるとしています。 |
いま、狭山事件は無罪に大きく動いています。事件発生か56年を迎える狭山事件の現場を歩き、強制的に「自白」させられた内容と客観的事実との矛盾点を理解していただくとともに、背景にある部落差別について検証・学習します。 |
と き 2019年6月15日(土)~16日(日)
ところ 埼玉県狭山市 |
部落解放徳島地方共聞会議 部落解放徳島青年共闘会議
狭山事件を考える徳島の会 差別問題を考える藍住の会 |
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会費の納入をお願いします |
この会は会員の皆さんの会費や寄付金・カンパで運営されています。同封の振込依頼書で納入いただけますようお願いいたします。1年間1000円です。会員でない方、またすでに納入済みの方にはご容赦願います。 |
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ハガキ行動のご協力をお願いします |
東京高等検察庁と東京高等裁判所第4刑事部宛にハガキ要請行動のご協力をお願いします。同封のハガキに一言添えていただき、住所・氏名をご記入のうえ投函くださいますようお願いいたします。 |
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