さやまの会 №73   17/4/26  
 今年こそ勝利の年に~第21回総会を開会~
2月17日、自治労プラザに会員約30人が参加する中、議長にFさんを選出し開催しました。
開会挨拶で木村代表は「下山鑑定が大きなポイントになる。万年筆が偽物であることが証明されたことによって有利な状況にある。結婚25周年は狭山闘争勝利を祝う会にしたい」と挨拶しました。
その後、事務局より2016年度の経過報告、会計報告を提案・承認を受けて、2017年度の活動方針の具体的活動として
 ①機関紙の発行
 ②学習会の開催
 ③東京高検・東京高裁に対してのハガキ行動
 ④狭山集会への参加
 ⑤狭山現地調査(裏面参照)
などを提案し予算案並びに役員選出についても参加者全員により承認され、総会を終えました。
 新役員体制
 代表 木村清志      (以下、略)
今後とも石川一雄さんの再審無罪を実現するため会員の皆さんのご協力をよろしくお願いします。
 万年筆は発見の物とは違う~地研・狭山分科会~
2月18日、あわぎんホールにおいて、第37回部落解放・人権徳島地方研究集会の狭山・共同闘争分科会が開催され、約50人が参加しました。
冒頭、石川一雄さんから「石川無罪まで皆様の支援をお願いしたい」と支援を訴えられました。早智子さんからは「私が部落解放運動に入ったのは、職場の労働組合の解放闘争であり、そこで狭山闘争に出会った。石川は差別の中でいろいろなことが分かり、心が豊かになったと言っている。下山鑑定によって勝利を確信している。しかし、警察権力のねつ造が問われるので、権力の反論が予想される」と油断することなく闘い抜くことが訴えられました。
部落解放同盟の安田さんからは下山鑑定について説明があり「発見された万年筆を被害者の兄に妹の万年筆に間違いないと言わせている。しかし、そのとき試筆させた文字は、被害者が日記に書いている文字と太さが違う」と今回の下山鑑定の補足説明がされました。
その後、石川さんの取り調べ状況と証拠開示された取り調べテープを基に再現したDVDを鑑賞し、自白が取調官の誘導によっていかに作り上げられたものか参加者で検証しました
 狭山県内集会
 日時 5月23日(火)
    午後6時~ ピラ情宣
 場所 徳島駅前
  ※会員のみなさんの参加をお願いします。
 確かめよう狭山事件の真実~反差別研修・狭山現地調査
1963年5月1日、埼玉県狭山市で発生した女子高校生誘拐・殺人事件において、部落差別に基づく予断と偏見により近くの被差別部落に住む石川一雄さんが不当逮捕されて54年になります。
1994年に石川一雄さんは31年7ケ月ぶりに仮出獄し、現在第三次再審請求を闘っております。これまで弁護団、東京高等検察庁、東京高等裁判所による31回にわたる三者協議では石川さんの無実を明らかにする191点の証拠が開示されました。この中で、発見された万年筆のインクが善枝さんの使っていたインクと全く別だったことが科学的に証明されました。(下山鑑定)いま、狭山事件は無罪に大きく動いています。
事件発生から54年を迎える狭山事件の現場を歩き、強制的に「自白」させられた内容と客観的事実との矛盾点齟齬を理解していただくとともに、背景にある部落差別について検証・学習します。
と  き 2017年6月10日(土)~11日(日)
と こ ろ 埼玉県狭山市
部落解放徳島地方共闘会議 部落解放徳島青年共闘会議
      狭山事件を考える徳島の会 差別問題を考える藍住の会
 会費の納入をお願いします
この会は会員の皆さんの会費や寄付金・カンパで運営されています。同封の振込依頼書で納入いただけますようお願いいたします。1年間1000円です。会員でない方、ま納入済みの方にはご容赦願います。
 ハガキ行動のご協力をお願いします
東京高等検察庁と東京高等裁判所第4刑事部宛にハガ要請行動のご協力をお願いします。同封のハガキにー言添えていただき、住所・氏名をご記入のうえ投函くださいますようお願いいたします。
※郵便料金が6月に値上げになるので5月中の投函をお願いします。