さやまの会 №61   14/5/9  
 今年こそ再審闘始を  ~第18回総会開かれる~
3月18日、自治労プラザにおいて25人が参加する中、議長にNさんを選出し、第18回総会を開催しました。
はじめに、木村代表より1月31日に行われた三者協議において、新たに弁護団に平岡弁護士 (元法務大臣) が加わったことはいい意味で検察庁にプレッシャーを与えているのではないか。
袴田事件においても今年中に再審開始決定が出ると思われる。このことは狭山事件にも良い影響を与えるであろうし、この間、着実に無実を示す新証拠が提出されていることからも再審開始決定が出されると確信している。
引き続きハガキ要請行動や世論喚起を行いながら再審開始を勝ちとろうと挨拶した。
また、石川一雄さん、早智子さんと会員である高井前衆議院議員からの連帯メッセージを披露しました。
2014年度の活動方針において具体的活動として
 ①機関紙の発行
 ②学習会の開催
 ③東京高検・東京高裁に対してのハガキ行動
 ④狭山集会への参加
 ⑤夏の交流会
 ⑥狭山現地調査
などを提案し予算案並びに役員選出についても承認されました。
新役員体制 代表 木村清志   (以下、省略)
 学習会を開催~第3次再審請求の現状を学ぶ
第18回総会終了後に部落解放同盟中央本部の安田聡さん監修によるピデオ学習会を開催しました。
内容は、狭山事件発生から50年を迎えるにあたってマスコミ各社がテレビ報道で取り扱ったものを中心に編集されており、狭山事件の確定判決に対して、弁護団が提出した新証拠により疑念が生じていることなどを参加者全員で確認しました。
 狭山県内集会のご案内
県内集会終了後、ドキュメンタリー映画 「SAYAMA みえない手錠をはずすまで」 の上映会が行われます。参加費無料ですのでこの機会にご覧ください。
日 時 2014年5月23日(木)
  駅前情宣 17時10分~
  上映会  18時30分~
場 所
  駅前情宣:そごう1階エスカレータ前
  上映会:シビックセンター(アミコ4階)
      徳島市元町1丁目24
 確かめよう狭山事件の真実~反差別研修・狭山現地調査
1963年5月1日、埼玉県狭山市で発生した女子高校生誘拐・殺人事件において、部落差別に基づく、予断と偏見により近くの被差別部落に住む石川一雄さんが不当逮捕されて51年になります。
1994年に石川一雄さんは31年7ケ月ぶりに仮出獄し、現在第3次再審請求を闘っております。
これまで弁護団、東京高等検察庁、東京高等裁判所による17回にわたる三者協議では、石川さんの無実を明らかにする136点の証拠が開示されました。
また、冤罪・再審開始の事件が相次いでいます。これらによって再審開始に大きく前進しています。
事件発生から51年を迎える狭山事件の現場を歩き、強制的に 「自白」 させられたことが本当にあり得るのか。また、背景にある部落差別について検証・学習します。
と き 2014年6月7日(土)~8日(日)
ところ 埼玉県狭山市
6月7日の夕食は石川さん夫妻、お兄さん (六造さん) 夫妻と交流会を持ちます。
     部落解放徳島地方共闘会議 部落解放徳島青年共闘会議
     狭山事件を考える徳島の会  差別問題を考える藍住の会