阿南市教育支援教室           「ふれあい学級」

令和6年度 活動報告


令和6年5月22日(水)
調理実習で手打ちうどんを作りました。
 暑くなってきたということで、手打ちうどん作りに挑戦しました。昨年度もうどん作りに参加した生徒は、慣れた手つきで手早く生地作りができま
した。はじめて調理実習に参加した児童は、コシの強い生地を麺棒で伸ばすのが難しく先生に手伝ってもらいながら一所懸命に作りました。

 打ちたて、茹でたてのうどんをぶっかけにしてみんなで美味しく頂きました。



令和6年5月29日(水)
校外学習で伊島に行きました。
 前日の警報級の大雨と打って変わって、当日は大変好天に恵まれました。四国最東端の島伊島へ、連絡船「みしま」で30分で到着しました。きつ
い上り坂や階段にも弱音を吐かず、頑張って歩きました。途中の絶景ポイントで休憩を取りながら、伊島のシンボルであるイシマササユリの観察を
行いました。島の湿地や、海の向こうに淡路島や和歌山を見ることができ、参加した誰もが、疲れを忘れて素晴らしい景色に見入っていました。



令和6年6月18日(火)
調理実習でカレーライスを作りました。
 保護者からお裾分けのジャガイモ、タマネギトマトを使って、カレーライスを作りました。鶏肉チームと豚肉チームに分かれて2種類作りまし
た。 ジャガイモの皮がむきにくかったり、油がはねるのが怖かったりすると、「しようか?」と言って助け合っていました。両方の味を食べ比べ
て、おかわりもたくさんして、鍋はすっかり空になりました。


令和6年7月2日(火)
人権絵はがき教室がありました。
 阿南市人権擁護委員の方々を講師に迎え、「人権絵はがき」づくりに取り組みました。用意してくださった夏野菜や果物の中から画材を選び絵を
描いていきました。色鉛筆で色を重ねたり、濃淡をつけたりして工夫して色を塗りました。そこに、家族や友達に向けて、感謝や思いやりの気持ち
を込めたメッセージを添えて、落款印を押して完成しました。



令和6年7月10日(水)
調理実習で焼きそばを作りました。
 子どもたちに調理実習で何を作りたいか尋ねたところ、「夏は焼きそば!」との声でメニューが決定しました。二人一組で2班に分かれて調理に
取りかかりました。家でよく料理している生徒が、料理に不慣れな生徒をさりげなくフォローしながら、協力して焼きそばを作りました。ソースの
香りが食欲をそそり、みんなで美味しくいただきました。



令和6年7月16日(火)
校外学習で科学センターに行きました。
 1時間目は、火山灰のつぶの様子を観察しました。地層のでき方を学習した後、実際に火山灰のつぶを双眼実体顕微鏡で観察しました。場所や年代
によって特徴があり、児童生徒たちは色や形の違いを見つけることができました。

 2時間目はメダカの血液の流れを観察しました。生きたメダカをビニール袋に入れ、水や空気を抜くのに苦労していました。観察中、メダカが元気
に動き、観察が難しかったようです。メダカを傷付けないように細心の注意を払いながら、ようやく血流が見えると、「見えた!すごく速く流れて
る。」と声が上がりました。血液の流れる向きや速さ、血液中の成分やはたらきについて学ぶことができました。今後の理科学習に生かしていって
ほしいです。



令和6年8月22日(木)
第2回不登校対策連絡協議会を実施しました。
 「ふれあい学級」では、学校や関係機関と連携を取ることを目的に、不登校対策連絡協議会を年3回行っています。不登校の現状について認識を深
め、指導や対策のあり方について研修を重ねています。今回は、鳴門教育大学大学院教授 吉井健治先生を講師にお招きし、『不登校の子ども及び
その保護者とつながるための関わり方』の演題で、講演を行いました。

 「相手のこころに近づく聴き方十二の技」、「不登校に関わる十二の技」の中で、具体的な事例を挙げながらお話をしていただき、参加者は、子
どもと保護者に寄り添い、関わり続けていくことの大切さを改めて学びました。



9月12日(木)お琴教室がありました。
 今年も吉崎先生にお琴を教えていただきました。
初めてお琴を触った児童は、爪をつけるのが痛くてなかなか弾くことができませんでしたが、それでもなんとか曲になるように頑張って練習してい
ました。昨年体験した生徒は、新しい曲を教えてもらい、文化祭に弾くことを楽しみにしながら、演奏に没頭していました。


9月17日(火)茶道教室がありました。
 谷本ゆかりさんに茶道を教えていただきました。
3人の児童生徒が参加しました。作法を学んだ後お茶を点て、お茶菓子とお茶の出し方を実践しました。茶道部に入っている生徒は、さすがに丁寧
な所作でした。

 生徒たちは、お茶を点てることに集中し、気持ちが落ち着いた様子でした。美味しいお茶とお茶菓子を皆でいただき、ほっこりした時間を過ごす
ことができました。



9月18日(水)調理実習で親子丼を作りました。
 新米の時期と言うことで、今月は親子丼を作りました。
タマネギ、ねぎ、鶏肉を手分けして切りました。包丁が怖い子どもたちは調味料を計って、卵を上手に割りました。あとは炒めて煮るだけ!煮てい
る間にクイズを出したり、話したりして過ごしました。

 新米が炊きあがると、それぞれの大きさの丼にご飯を盛り付け、卵とじをかけました。卵と出汁がご飯にからんで食欲をそそりました。
調理工程はシンプルで、お家でも手軽に作れるメニューなので、ぜひ家族に作ってあげて欲しいです。



10月4日(金)「出張ほっとスペースあせび」が開催されました。
 毎週金曜日に板野町の県立総合教育センターで実施している「ほっとスペースあせび」が出張でふれあい学級に来てくれました。今回は徳島市か
ら参加してくれた友達も一緒に「フォトフレームアレンジメント」の活動に取り組みました。

 初めに、ドライフラワーや葉っぱ、ハロウィンのオブジェなど好きな物を選びました。次にバランスを考えながら、フレームに飾る位置を調節し
ながらグルーガンで貼り付けていきました。

 秋らしい素敵なフォトフレームができ、どうやったら「映え」るか、撮影にも力が入りました。(笑)



10月9日(水)科学センターで藍染め体験をしました。
 今年も藍染め体験に行ってきました。6人の児童生徒が参加しました。
 前半の藍染めの説明は難しい内容でしたが、きちんと話を聞き、後半の体験に入ると、どんな模様にしようか試行錯誤しながら楽しんで作業を進
めました。美しく染め上がったハンカチを見て、生徒たちは「色が変化していくのが楽しかった。」や「思ったような感じに染めることができて良
かった。」と感想を書いていました。



11月14日(木)ふれあい文化祭を開催しました。
 初めに、防災士の山本先生と防災について学習しました。地震が起きたときに家具が倒れて怪我をしたり、閉じ込められたりしないようにするた
めに、家具の配置を考えました。今日学習したことを、家の人と話し合って生かしてほしいです。次に、「わたし」、「ブルーバード」、「赤とん
ぼ」の合唱・合奏を披露しました。たくさん練習した成果を十分に出せました。最後に、ふれあい学級の活動の様子をスライドショーで見ていただ
きました。

 10時30分から14時まで、お茶席やミニバザーを開催し、児童生徒は役割分担し、接客などの仕事を頑張りました。日頃の学びの成果を発揮するこ
とができ、来級してくださったお客様からたくさんのお褒めと励ましの言葉をいただき、それぞれが自信をつけたようです。



11月19日(火)調理実習でシチューとスイートポテトを作りました。
 ボランティアの方のご厚意でお芋掘りをさせていただき、調理実習でスイートポテトを作りました。食事はホワイトシチューとブラウンシチュー
の2種類を作りました。

 玉ねぎの攻撃にあいながらも、中学生がどんどん具材を切っていき、あっという間にあったかいシチューが完成しました。スイートポテトの方は
小学生たちが一生懸命に皮をむいて切ることができました。卵の黄身と白身を分けるのもとても上手でした。とても寒い日だったので、シチューで
心も体も温まりました。



11月21日(木)とくしま動物園へ遠足に出かけました。
 文化祭の打ち上げもかねて、とくしま動物園へ行ってきました。公共交通機関を利用し、切符の買い方や乗車の仕方、マナーなどを学ぶことがで
きました。

 紅葉の美しい園内をゆっくりと、ビンゴカードを解きながら動物たちを見て回りました。昼食をとった後、動物○×クイズにチャレンジしたり、
好きな動物をスケッチしたり、ボール遊びや大縄飛びをしたりして楽しい時間を過ごしました。



12月4日(水)ALTによる英語教室がありました。
 新しく阿南市に赴任したALT2人と初めて会い、互いに英語で自己紹介をしました。
 「Jeopardy」というアメリカのクイズ番組をパロディ化したクイズに挑戦しました。どのカテゴリーのどの問題に挑戦するか、各チームが順番に
選び、その問題に正解すれば選んだ数字のポイントがもらえ、不正解だとポイントがマイナスになります。3チームに分かれ、スポーツや文化など
について、英語で答えました。スペルを間違わないようにチームで協力し、とても白熱した戦いになり、楽しく英語でゲームができました。