こんにちは、幽霊です。
今回、記念ページの司会を仰せつかりました。余計なしがらみがないゆえの抜擢だそうです。しがらみどころか命すらない幽霊ですが、抜擢された以上、やれる事はやります。命を賭けて。ここ、突っ込み所です。こう言うときにも忘れません。
タイトルにもありますように、一万Hitを記念して人気ランキングをしてしまおうという話です。ありがちですね、どうせでしたら、特売でもすればいいのに……売る物なんてありませんが。
では、参加メンバーの発表です。なお、説明は私の独断と偏見で行います。
エントリーナンバー1 浅間良夜
スーパーの学生バイトです、私の同僚と言っても良い方です。身上調査票(別名アンチョコ)によると、十八歳。ヘタレ、童貞、彼女なしの三重苦の中一生懸命生きているヘレンケラーのような方だそうです。立派な方です。たかだか『生きてない』という一つの苦悩の中、毎日楽しく存在している私には、真似できない人生を歩んでいます。
次に出てくる妖精さんを見えるというレア能力を持っていらっしゃいます。妖精は見えるのに、幽霊は見えないそうです。許せません。
エントリーナンバー2 アルト
ドチビ妖精です。この方との戯れは私の幽霊ライフ、最高の思い出です。私との戯れの後、全身打撲で数日寝込んだそうですが、お体の方は大丈夫でしょうか? 行ける物ならお見舞いに行きたかったです。菊の花を持って。他意はありません。単に好きなだけです。本当です。
この方も、ドチビ、えぐれ胸、実は年寄りの三重苦の中、生きていらっしゃるそうです。強く生きていただきたいものです。
エントリーナンバー3 三島美月
この方もえぐれ胸の苦悩の中、立派に喫茶アルトのフロアチーフさんとして頑張っていらっしゃる方だそうです。チャームポイントはえぐれ胸と長い黒髪です。長い黒髪、憧れます。茶髪のまま、伸びることのない髪を持つ私としては、永遠のあこがれです。
悔しいので、一本一本、蝶々結びにして差し上げたいところです。こういう暗くて地味な作業、大好きです。
エントリーナンバー5 高見直樹
チビスケさんです。でも、私よりも少々背が高いです。もちろん、私の膝下が八十センチほどあれば、彼よりも頭一つ分以上高い計算になります。私の膝から下は夢と希望の空間です。
特徴は影が薄い事。この辺、私と同じで親近感が湧きます。ですます口調も同じです。キャラ、被ってませんか? あっ、私がピン芸人なのに対し、彼は恋人と一緒にタカミーズというグループを結成しています。ここは大きな違いです。……別に寂しくないです。本当です。
エントリーナンバー4 吉田貴美
立派な胸を持つ方です。えぐれの多い関係者の中、一番の巨乳だそうです。ですが、私はそのようなところ、全く興味はありません。それよりもこの方は極度の恐がりさんなのです。良いです……恐がりさん。幽霊として、このポイントは是非ともプッシュしなければなりません。スリスリして、存分に震え上がらせてあげたいところです。
現在、喫茶アルトのウェイトレスさんらしいですが、是非、スーパーの店員にトラバーユしてください。
エントリーナンバー6 三島和明
コーヒーを煎れるのが得意なお爺さんです。飲み食いの出来ない私には余り関係のないお話です。特筆すべき最大の特徴は、一番こっち側に近いところにいる人という事です。順当に行けば、もうすぐ、こっち側にいらっしゃるでしょう。その時は私と一緒に幽霊喫茶なんて物を開店しませんか? 毎日特売で鍛えた接客業の技をお見せします。幽霊喫茶の開店、本当に考えておいてください。お返事、お待ちしてます。
エントリーナンバー7 三島清華
第三のえぐれ胸です。フロアチーフさんがえぐれなのはこの方の遺伝子が強すぎたためだと、もっぱらの噂です。……キャラは薄くないはずなのですが、あんちょこに書いてることが少なくて、語ることが少ないです。仕方ないですね、次、行きます。
エントリーナンバー8 三島真雪
三島家最後の方です。故人です。もう、これだけで私の中でのランキングは二位に位置づけられてしまいます。一位、私。
故人の悪口を言うのは忍びないので、余り多くは語りません。故人の悪口を言うなんて、人間として最低です。ですから、皆さんも言うのは止めましょう。私のこととか。
エントリーナンバーオマケ 幽霊
まだまだ至らぬ新参者ですから、今回はオマケ扱いです。私は分をわきまえた幽霊なので、この待遇に文句を言う気など毛頭ありません。所詮は非生もの、ここに取り上げられだけで満足です……考えた方、死ねばいいのに。
以上、総勢九名の人物により、ランキングが競われます。こんなランキングで勝ったからと言って、人生において何か得する物があるとは思えませんが、一応、がんばってください。私も頑張ります、多分。
ルールは二十四時間に一票、期間中でしたら何回投票してもかまいません。投票期間は一万Hitが出た翌日零時(当日二十四時)ジャストから二週間です。一万ヒットは九月十七日に出ました。故に期間は九月十八日午前零時より十月一日二十四時までの二週間とさせていただきます。いちいち訂正しに来ました。この責任感に惚れてください。
参加、お待ち申し上げております。
そろそろ、喫茶アルトの関係者諸氏がお塩とお札と破魔矢を持ってスーパーに怒鳴り込んできそうな気がしますので、とっとと消えます。
それと、このページに書いてあることは全て私の独断と偏見と毒で出来上がっています。本当の姿を知りたい方は、本編をお読みください。
ぺこり。