2002.8.1
“ 現代病のほとんどは、食べ過ぎが原因。少食が健康の原理です。”
甲田医院院長 甲田
光雄先生(1924.8.1)
甲田先生は、若い時病弱で現代医学の治療を続けましたが快復せず、これに絶望を感じて
西式健康法、断食療法、生菜食健康法など自然医学の研究に向かい、ユニークな健康指導医として八尾市に開業、現代医学では難病とされる疾患に挑戦して多くの治験例を挙げています。甲田先生の講演は、3回聴きましたがいつも成る程小食、菜食が身体に一番良いと頭では理解出来ても、なかなか実践出来ません。食べるのを少なくする事、これは人間として一番難しい事だと思いますが、意志が弱いのでしょうか?小食健康法実践と先生に書いて貰いましたが・・・ダメです。甲田先生今日78歳になられましたが、お元気で、若々しく年齢を感じません。110年前の今日
きんさん
ぎんさんが生まれています。
2002.8.2
“ 己 事 究 明(こじきゅうめい)。”
元花園大学学長 盛永
宗興老師(1925.8.2〜1955.6.12)69才
京都
妙心寺塔頭大珠院へ早朝座禅に通っていた時、宗興老師の法話で学びました。すべて自分の事として追求していきなさい。決して他人事と思ってはいけません。人の所為19にして、言い訳ばかりしていた自分に目覚めた言葉です。1989.11.11文化センターでの講演会(赤飯の思い出)は、心に染み渡るいつまでも心に残るものでした。後藤
瑞巌老師に師事、禅の道を修業された名僧盛永
宗興老師は本当に話の上手な方でした。生涯独身を通し、69歳の若さで惜しまれて亡くなられました。著書に「見よ
見よ」があります。座禅会を毎月第3日曜日午前10時から12時まで、瑞巌寺(山手町)で開いています。いつでもご参加下さい。
2002.8.3
“ ストレスはあってもユーモアがあれば、病気にならない。”
上智大学教授 アルフォンス・デーケン先生(1932.8.3)
昨日夕方、車の中でデーケン教授の声が聞こえてきました。“ユーモア感覚をみがきたい”(NHKラジオ)もし病気になっても、笑いとユーモアがあれば、必ず治りますよ。1.25に・・・にもかかわらず、まず笑うことである(ドイツの格言)を書きましたが、今日デーケンさん70才の誕生日ですので1996.3.2郷土文化会館で聴いた話です。私はガンが見つかりましたが、執筆活動も今までより捗るようになったし、毎日真剣に生きるようになりました。ガンになって良かったと思っています。6年過ぎた昨日、デーケンさんの元気で明るい声を聞いて、私は大変嬉しくなりました。皆さん!何が起こっても、まず
笑い
と
ユーモアです。
2002.8.4
“ 気力を持ち続けて、一所懸命に努力できることこそ人生の価値。声のでる限り歌いきりたい。"
シャンソン歌手 石井
好子さん(1922.8.4)
石井
好子さん今日80歳になりました。著書に「私は私」「さようなら私の20世紀」等多数あります。
2002.8.5
“ 心にいつわりなし、はた又、心はうごくものにあらず、うごくものは情なり。”
小説家 樋口一葉先生(1872.5.2〜1896.11.23)24才
新5000円札に登場する(女性では初めて)樋口
一葉さんです。「たけくらべ」「にごりえ」など代表作を次々発表して明治時代に大活躍した小説家ですが、24才の若さで貧窮と過労の末肺結核で死没しています。
2002.8.5
“ ナポレオンは1日に3時間しか眠らなかった。”
野口
英世先生(1876.11.9〜1928.5.21)51才
新1000円札になる野口
英世先生(幼名
清作)は、1歳半で左手に大火傷、障害を乗り越え医学を学び、渡米して細菌学を研究した偉人。アフリカで黄熱病研究に従事、後に自身が黄熱病にかかり51歳の若さで亡くなりました。今日は、清作少年が口癖にしていた言葉です。その言葉通り熱心に勉学に励み、ついに医師免許を取得しました。
2002.8.7
“ 熱心であること、明るいことなど人柄を考えたうえ、個性豊かで能力のある人をスタッフに選びました。”
元巨人軍監督 藤田
元司先生(1931.8.7)
今日藤田
元司さん71歳の誕生日です。2度目の監督就任時の言葉です。野球は守りから固めていくべきだの信念で監督を務めた人です。
2002.8.8
“ 頭を使って仕事や勉強をしていますか?どうも頭の出来が良くないので、という方は他人より多くの時間を使って事にあたっていますか?”
元経団連会長 土光
敏夫先生(1896.9.15〜1988.8.4)91才
先日徳島新聞の鳴潮欄に土光さんの(8月4日が命日)記事が載りました。土光さん亡くなられて早14年になります。自宅の冷蔵庫にはメザシしか入ってなかった。会議のお弁当が食べきれない量だと口を付けなかった。とか決して無駄とか贅沢をしなかった人でした。
2002.8.9
“ 晩年がいい人の条件は、人の所為にしないこと。”
精神科医 斉藤
茂太先生(1916.3.21)
精神科医でエッセイストの斉藤
茂太先生は、斉藤
茂吉さんの長男。作家で
医師の北
杜夫さんは、弟さんです。著書は「茂吉の体臭」「老いを愉しむ快老術」など150冊。
2002.8.10
“ 朝早く起きることで自分の運が開けていく。植物は4時、鳥は6時に起きます。早起きは、宇宙の霊気を感じる筈です。”
仏教詩人 坂村
真民さん(1909.1.6)
2002.8.11
“ よし!今度も立派に乗り越えて見せるぞ。朝の来ない夜はないのだから・・・・。”
作家 吉川
英治先生(1892.8.11〜1962.9.7)70才
世界的文豪
吉川
英治先生の110回生誕記念日です。私は吉川先生の言葉で”吾以外皆師”が一番好きです。これは自分以外の人皆さんが先生、すべての人から学びたい。吉川
英治先生が、終生心掛けた事です。夏休みの今、私は孫に教えられる事が多いです。子供の発想は素晴らしい。いつまでも子供の心忘れたくないです。
2002.8.12
“ プ ラ ス 思 考 の 習 慣 ”
1.パッと閃いた思いつきは、すぐメモする習慣
2.思ったことは、すぐ実行する習慣
3.失敗の原因は、我に有りと思う習慣
4.自分には力があり、道は必ず開けるという習慣
講演家 阿奈
靖雄先生(1941.8.12)
1997.5.26
小松島商工会議所で心理カウンセラー、プラス思考講演家の阿奈靖雄先生の勉強会が有りました。先生は、習慣は第二の天性だ。良い習慣を身につけよう。と教えてくれました。先生61歳の誕生日に心して読み返しています。
2002.8.13
“ 人と人の心のふれあいは、お互いに嬉しい顔をして、二度とない人生だから健康に生きましょう。”
漫才
かしまし娘の長女 正司
歌江さん(1929.8.13)
1997.7.17 文化センターで正司
歌江さんの講演会 “人と人 心と心のふれあい”がありました。波瀾万丈の人生を歩んだ経験から歌江さんは親や他人を恨んでいては、辛いことの連続です。と結びました。著書に「地獄極楽かみひとえ」
2002.8.14
“
ヤメルなら今すぐやめろ。ヤメナイなら一生やめるな! ”
落語家
桂
歌丸さん(1936.8.14)
1985.7.16 徳島へ来られた時、印象に残った言葉です。笑点でお馴染みの桂
歌丸師匠は中学校在学中、桂
米丸師匠に入門し厳しい芸の修業に励み真打ちになった苦労人です。語り口、人間性など大好きな落語家の一人です。学校では、国語は話をすること、算数は買物時のおつりの計算、これだけの基本を教わりました。本当の勉強は弟子入りしてから学びました。子供には、正しい日本語を話すこと、お箸とペンが正しく持てるように躾をしています。私は4人の孫にお箸とペンうるさいぐらい言っています。
2002.8.16
“ 人は必ず付合わねばならない人がいる。自分自身である。それなら、楽しい魅力有る自分になりたい。”
タレント アグネス・チャンさん(1855.8.20)
1990.7.9 文化センターで講演会がありました。なかなか魅力有る自分になれませんが、皆さんは自分が大好きですか?アグネス・チャンさんは相手の立場になってみる、ことが大切です。と結びました。
2002.8.16
“ 一人でも前例があれば、あなたが二人目になれる。
前例がなければ、あなたが一人目になれる。”
NHKプロデューサー 川竹 文夫先生(1946.8.16)
徳島生まれ、NHKスペシャル「人間はなぜ治るのか」を制作。自らの心の力によって絶望から生還し、真の健康と新しい人生を築いたガン患者達の喜びに満ちた証言をまとめた「幸せはガンがくれた」の中にある先生の言葉です。川竹先生の講演は二度聴きましたが、最初の1996.7.7 中央公民館で、ガンが治った人は
ガンになって有難う
と感謝した人です。と聞かされた時、これは大変な驚きでした。今日の言葉は、病気だけでなく、人生で最高のプラス発想の考え方と思います。すばらしい考え方です。川竹先生本人も12年前腎臓がん手術経験者です。
2002.8.17
“ 我 今
”
梅谷寺住職 後藤
善猛先生(1926.8.18)
我
今何をし、我
今何が出来るか?。鳴門工業(甲子園で大活躍中)、脇町、城南高校の校長を歴任、退職後は再び高野山に登り修業をやりなし、現在は請われて京都洛南高校の校長先生。桑野町梅谷寺に訪ねた時書いて貰った言葉です。我昔所造諸悪業
皆由無始貧瞋痴
従身語意之所生
一切我今皆懺悔。お盆に皆さんが、お仏壇の前で唱えたお経の中にある言葉です。限られた人生,常に今何をすべきか真剣に考え行動しなさいとお経は説いてくれています。
2002.8.18
“
習慣を変えることは大変な労力がいるが、やり続けるかどうか。”
イエローハット創業者 鍵山
秀三郎先生(1933.8.18)
トイレ掃除とゴミ拾いを続けておられる鍵山
秀三郎さんは凡事徹底と表現しています。何でもやり続ける事の難しさはご理解いただけると思います。日本を美しくする会を創唱、全国各地に「掃除に学ぶ会」が輪を拡げています。今までに7回お話を聴く機会に恵まれましたが、1992.11.17 初めて阿南市での講演会の際、名刺交換しました。その日に投函された複写ハガキを頂き感動したことは、忘れる事が出来ません。(講師先生から先にハガキ貰ったのは、鍵山さんだけです)徳島にもイエローハットがありますので、綺麗に掃除された店の周辺や整理整頓の行き届いた店内だけでなく、是非トイレを使ってみて下さい。心が洗われます。学びがあります。
2002.8.19
“ 商売は大小は問題でない。どうすればお客様に喜んでもらえるかが基本、これが商人の哲学です。”
浄心寺副住職 西端
春枝さん(1922)
7年前の今日、ニチイ創業者西端
行雄夫人の講演会がありました。教師をやめて商売の道を選んだ夫、西端
行雄さんと共に歩いた商いの道を綴った「縁により縁に生きる」は、心を打つ名著です。
2002.8.20
“ ほほえみに優る化粧なし。私は、いつでも いい所だけ見て生活してきた。”
女優 司
葉子さん(1934.8.20)
1954年8月「君死に給うことなかれ」で銀幕デビューした司
葉子さんも今日で68才になりました。1994.10.14 文化センターで講演会がありました。
2002.8.21
“ 生き方の三原則 1,体力 2,氣力 3,話力 ”
社会教育家 滝田
和子先生(1927)
1987.7.13 文化センターでコミュニケーションフォーラム理事長 滝田
和子先生の講演会がありました。言葉づかいは心づかいですが特に印象に残っています。
2002.8.22
“ 寝不足、過労、ストレス、には薬効がない。”
土佐清水病院長 丹羽
耕三先生(1932)
病院、医師を評価するアンケートで関西地区ランキング第1位の土佐清水病院
丹羽
耕三(靱負)院長は、病気の90%は活性酸素が原因です。病気にならない為、一番効果があるのは、自己管理と絶対安静に心掛けることだ。と説明しています。7.5
井上信一先生の言葉に頭の良くなる薬、やせる薬、美人になる薬は無い。まだ他にも薬で治らないものが、アリマした。
2002.8.23
“ ストレス解消には、 1,深呼吸 2,指先まわし 3,手先まわし。”
医者 ドクトル・チエコ先生(1924.8.23)
1983.7.7 ドクトル・チエコさんが文化センターに来られた時の言葉です。
2002.8.24
“ 過去が咲いてる今、未来のツボミで一杯な今。”
陶芸家 河井
寛次郎先生(1890.8.24〜1966.11.18)76才
河井
寛次郎先生生誕112年記念日です。先生の作品では、大原美術館にある緑釉六方鉢(1937)の冴えた青瓷(せいじ)が特に印象に残っています。名陶
河井
寛次郎先生は生涯を通して公的な栄誉(文化勲章その他)を拝辞し通した人です。
2002.8.25
“ 一日一日が新しい自分の誕生日です。プラスイメージを発信すると、プラスの何かが返ってきます。”
笑顔セラピスト 野坂
礼子先生(1947.8.24)
昨日が野坂
礼子さんの誕生日でした。2/21、3/26、についで3回目の登場です。忙しかったり、疲れたりしますと笑顔が消えがちになります。・・・・ここで中断して鏡の前で、笑顔の訓練してみました。・・・・ドクトル・チエコさんのストレス解消法にもう一つ笑顔も加えたいと思いました。
2002.8.26
“ 私は役者として、やるべきことをやってきただけ。その他のことは、すべて家内がやってきた”
歌舞伎俳優 松本
幸四郎丈(1942.8.19)
昨日昼食に入った食堂で、テレビ
さんまのまんまに松本幸四郎さんが出演しているのを見ました。幸四郎さんは還暦の誕生日の8月19日に、ラ・マンチャの男通算1000回出演記録達成(同一俳優によるミュージカル主演最多記録)その時インタビューに答えた言葉です。私より5才若い幸四郎さんのその他のことは、すべて家内がやって来た。・・・男性の鑑ですね。この気持(私に無い)勉強になりました。還暦は、三度目の成人式を迎えただけです。若さの秘訣を学ばせて貰いました。松本
幸四郎さんは、松
たか子さん、松本
紀保さん、市川
染五郎さんのお父さんで、中村
吉右衛門さんのお兄さんです。
2002.8.27
“ 人間にとって一番ひどい病気は、だれからも必要とされていないと感じることです。”
社会活動家 マザー・テレサさん(1910.8.27〜1997.9.5)87才
「生きている聖人」と評されたマザー・テレサさん92年前の今日誕生されています。1979年ノーベル平和賞受賞、愛に満ちた生涯はあまりにも有名で言葉を一つだけ選ぶのに苦労しました。
2002.8.28
“ 常によくなろうと努力する者には、神は救いの手を差し延べる。”
詩人 ヨハン・ゲーテ先生(1749.8.28〜1832.3.22)82才
253年前に誕生したドイツの詩人
ヨハン・ゲーテ先生の言葉です。努力の人
松下
幸之助翁からは熱心に努力する人には、運が向こうから近づいてくるよ。と教わりました。
2002.8.29
“ 一生を終えて後に残るものは、我々が集めたものでなく我々が与えたものです。”
ジェラール・シャンドリーさん
1976.6.14 松山市の勉強会で渡辺
和子先生(ノートルダム清心学園理事長)から聴いて感動した言葉です。
2002.8.30
“
自分がして欲しいことを、相手にしてあげる心が本当の愛です。どんな不幸を吸っても、吐く息は感謝でありますように。”
ノートルダム清心学園理事長 渡辺
和子先生(1927.2.)
1997.6.14 松山市の講演会は、感動!感動!でした。ジェラール・シャンドリーの言葉は、昨日書きましたが、渡辺
和子先生は9才の時、世に言う2.26事件で大好きだった父、渡辺
錠太郎陸軍大将が目の前で暗殺されるというショッキングな出来事に遭遇しました。先生は、キリスト教に出合い
本当の幸せ、やさしさ、愛、感謝の心を基本に教育一筋に取り組んでこられました。時間を大切に!命を大切に!自分しか送くれない人生です。自分にしか咲かせられない花を咲かせて下さい。 “心豊かに生きる”すばらしい講演会でした。
2002.8.31
“ どこまでも終わりがないゴルフ。ミスがつきものの最も人間らしいゲームなんです。まさに人生だね。”
プロゴルファー 青木 功さん(1942.8.31)
世界の青木 功プロもはや60歳になりました。いい言葉ですね。
8月終