2002.1.1
“人生二度なし これ人生における最大最深の真理なり。”
森 信三先生(1896.9.23〜1992.11.21)96才
国民教育の父 森 信三先生には、直接お目に掛かれませんでしたが、先生の教えを学ぶ“実践人の会”で勉強しています。森先生の健康法の一つに「無枕安眠法」枕をしないで寝ると,一日の疲れは一晩でとれる。これは教わってから続けて実践していますが大変調子がよいです。
2002.1.2
“青春とは心の若さである。信念と希望にあふれ勇気にみちて日に新たな活動をつづける限り,青春は永遠にその人のものである。”
松下幸之助翁(1894.11.27〜1989.4.27)94才
私は1972.9.30 に77才の松下幸之助さんに出会いました。名次庵のお茶室でした。感激で身体が震えました。一生忘れることの出来ない35才秋の思い出です。以来94才でお亡くなりになるまで16年間
”人生どう生きるべきか”を学びました。私の人生で松下翁に逢えて本当に良かったと思います。真剣に人生を考えるようになれました。
2002.1.3
“人生は一回限りだ粗末にしてはならない。蒔いた種の通り花が咲く。”
思想家 中村 天風師(1876.7.30〜1968.12.1)92才
不治の病といわれた肺結核にかかり、一時は死の淵にたたされるが、インドの聖者ガリアッパ師との出会いをきっかけに見事立ち直る。統一哲医学会(現 天風会)を創設する。政界、財界の有力者が続々と弟子入りしました。もっともっと人生を楽しまなければ、もったいないぜ! 著書に「成功の実現」「運命を拓く」「盛大な人生」等多数あります。
2002.1.4
90才を過ぎても矍鑠として現役で活躍している人の共通点として、次の7項目をあげています。
1.姿勢が良い人
2.よく歩く人
3.長い呼吸をする人
4.一合以内の晩酌をする人
5.粗食、少食の人
6.幼児期に病弱児だった人
7.おおらかな心の持ち主(人柄がよい人)
池見酉次郎九州大学名誉教授(1915.6.12〜 1999.6.25)84才
これは、1991.9.15 NHKラジオ ”心の時代” で聞いたものですが、参考にして下さい。平沢 興先生(元京都大学総長)も無理や、不注意を戒める言葉として”無病短命 一病長命” 一つや二つ位病気持ちの人が、健康に関心を持ち、割合に無茶をしないのだそうです。松下幸之助翁も、35〜6才位までしか生きられないだろうと言われていましたが、94才まで長生きされました。
2002.1.5
“運命は神の考えるもの。人間は人間らしく働けばそれで結構だ。”
作家 夏目 漱石先生(1867.1.5〜1916.12.9)49才
1000円札の作家で英文学者の夏目 漱石先生は、「吾輩は猫である」「坊っちゃん」「三四郎」など数々の名作を残しています。
2002.1.6
“念ずれば 花ひらく”
仏教詩人坂村真民さん(1909.1.6)
坂村真民さんは、今日93才になりました。お元気です。お父さんが若くして亡くなり、お母さんが、5人の子供を愚痴ひとつ言わずに育てました。“念ずれば花ひらく”はお母さんが、いつも口にしていた言葉です。真民さんの真言です。 この真言碑が世界中に建っています。もう600を超えました。徳島にも、3つあります。鍛谷幸一さん(ふじや本社徳島市国府町)西野賢太郎さん(西野建設本社阿南市向原町)古川博さん(阿南市福井町)の3人です。皆さん一度ご覧になって下さい。 真民さんのお話は、毎月第一日曜日愛媛の砥部町で朴の会が開かれています。(今月は今日になります)是非参加してみて下さい。心が洗われます。
2002.1.7
“ 我慢した そう言うお前に 我慢した”
(サラリーマン川柳)
私が「ご主人と奥様のどちらが我慢していると思いますか?」と質問しますと、大半のご婦人が「それ は私の方です。主人はしたい放題ですもの、私が我慢ばかり・・・」とおっしゃいます。主人の立場か のら川柳です。
2002.1.8
“人生60才からが本番だ。他人の悪口を言ったり批判をしたりしている暇はないよ。自分にも変える事が一杯あるよ。”
一燈園同人 石川 洋先生(1930.2.15)
17才から西田天香さんに師事した石川洋さんの講演会(1994.10.11)63才時のお話です。以来私は心していますが難しいことです。
2002.1.9
“自分の過去と他人は変えられない。変えられるのは、自分と自分のこれから(未来)です。”
商業界講師 北沢妙子先生
1996.10.21 講演会の言葉です。そして自分が変われば
、周囲が全て変わってくるのだそうです。
2002.1.10
“ やれば できる!
君なら できる!”
尾関宗園大仙院住職(1932.4.17)
1980.7.10 文化センターで書いて貰った言葉です。今さらと思わず、今から実行しなさい。人生は可能性への挑戦だ。失敗してもいいじゃないか。全力でやるのだ!と教わりました。
2002.1.11
“人間には、二つの能力が必要だ。”
1.氣付く能力
2.氣付いたら 動く能力
石川光男先生国際キリスト教大学教授(1933.)
1993.8.22 御殿場の勉強会で学びました。心にひびく言葉です。知ることも大切ですが、知っていることと 行うことは、天地の差です。(凡人の私が、痛感しています。)
2002.1.12
ストレスが一番大きいのは、伴侶を失った時ですが・・・・
“妻が死ぬと 夫は6倍 病気になる。夫が死んでも 妻は寿命まで生きる。”
1997.1.4 テレビ(小朝が参りました)より
女性は強くて、夫が死んでも、しばらくすると若やいでイキイキしてますます元気になり、むしろ長生きするのだそうです。世の男性は、弱いものです。育児の終わった奥様方は、育爺に力を入れて下さい。(主婦の仕事は子供と主人を自立さすことです。)
2002.1.13
“ 忠 恕 ”(ちゅうじょ)
伊東忠夫先生(1914.1.13)
孔子さんの言葉で、自分がして貰ったら嬉しいことだけを相手にしてあげなさい。自分がして欲しくない事は、人にしてはいけない。と西宮市医師会副会長だった伊東忠夫先生から教わりました。35年前のことです。先生88才の誕生日に私は、自分に言いきかせています。
2002.1.14
“人に小言をいわれた時は腹をたてるなかれ、腹のたつとき小言をいうなかれ。”
新島襄先生(1843.1.14〜1890.1.23)46才
新島先生は159年前の今日この世に生を受けました。31才で、私の母校 同志社を設立した教育家です。
2002.1.15
“ 人 生 は 今 日 が 始 ま り ”
社会教育家 田中真澄先生(1936.3.15)
今日、私は65才になりました。老人の仲間入りですが、私は朗人でいきます。1988.2.6 研修会で書いて貰った田中真澄先生の言葉です。くよくよしても、いくら悩んでも過去は、変えられません(9日)。“人生は、今日が始まり”です。
2002.1.16
“ そのうち そのうち べんかいしながら 日がくれる。”
相田みつをさん(1924〜1991.12)67才
皆さんがよく目にされる相田みつをさんの言葉の中で、私には一番心にひびいた名文です。そのうち・・・そのうち・・・とできない理由をくりかえしているうちに結局は何もやらなかった空しい人生の幕がおりる。そのうちそのうち日がくれる。たくさんの方から誕生日おめでとうの言葉を頂戴しました。有難うございました。生きているうち 働けるうち 日の暮れぬうち 全力で頑張るぞ!
2002.1.17
“ 忍の徳たるや持戒苦行も及ばず。”
緑樹院住職 村瀬玄妙老師(1913.1.17〜1988.2.13)75才
黄檗山萬福寺の青少年文化研修道場で座禅した時(38才時)”人生で一番大切なことは?”と質問、緑樹院住職から頂いた言葉です。いろんな戒律を守ったり、どんな難行・苦行をするよりも、忍の心 を持つ事の方が徳が大きい。という意味です。老師の著書に「怒るな焦るな諦めるな」もあります。
2002.1.18
“ 人生で成功するには、馬鹿のように見えて その実は、利口でなくてはならない。”
法学者 モンテスキュー先生(1689.1.18〜1755)
313 年前の今日生まれたフランスの法学者モンテスキューの残してくれた言葉です。時代が変わっても真理は不変ですね。
2002.1.19
“ 幸せは相手が与えてくれるものでなく、自分で感じるもの。自己弁解からは何も生まれない。”
弁護士 三瀬顕先生の言葉(1940.1.19)
NHK生活笑百科でおなじみの人情派弁護士が1993.7.7 文化センターで講演した時の言葉です。先生は幼少時、お寺に預けられアルバイトしながら大学で法律を学び、24才で弁護士になった大変な苦労人です。
2002.1.20
“考え方しだいで幸せを感じられる。光の方を見るか、陰の方から見るか。”
勢見町観音寺住職松浦英行師(1957.11.24)
“九死に一生”の大事故にあった人が、私だけが何でこんな滅多に起こらないような事故に巻き込まれるのか、やっぱり私の人生は呪われている!不幸な人間だ。と思うか、私はなんと運の強い人間だろう!あんな大事故に逢ったのに助かりピンピンしている。ご先祖様に守られている。神様に感謝しよう。と思うか。心の持ち方は、自分自身が選びます。
2002.1.21
“笑顔して笑顔して笑顔の向うに問題解決の鍵がある”
日本スマイリスト協会会長 近藤友二先生(1932.1.21)
今日70才、喜劇王エノケンさんの弟子、笑顔教室主宰している近藤先生の講演(1989.7.15)で学びました。今年の年賀状に“かけがえのない人生です。いい笑顔で人生創りましょう”とありました。
2002.1.22
“ 不幸の中にも幸せがある、プラスの中にもマイナスがある。 人生は、思いどおりになります。”
笑顔共和国 福田純子さん(1952.1.22)
笑顔教室主宰福田純子先生から(2001.1.15)聞いた言葉です。福田先生50才の誕生日、今日の言葉とします。 解説しますと不幸の中に幸という字があるでしょう。+のなかにも−が入っていますね。不幸の時でも幸せを見つけて、
感謝の氣持ちで明るく笑顔で生きる人。幸せの中から自分で 捜して さがして さがして マイナス発想の愚痴や不平不満を、言い続ける人。あなたはどちらを選びますか?人生はその人の思いどおりになります。
2002.1.23
“ いい事があるから 笑うのでなく、
笑っているからいい事がくるのです。”
笑顔共和国主宰福田純子さん(1952.1.22)
昨日に続いて福田先生の登場です。しょうがないとは、笑が無いこと、笑う顔には福来る。
ガンバレ!(顔晴れ)
2002.1.24
“ 道は多くても通ることが出来るのは、一つの道・・・自分の道を選ぶのは自分です。選んだ道を、脇目も振らずただひたすらに歩み続けることです。
平井謙次先生(1934.7.16)
太陽保育園理事長平井謙次先生から1997.9.8
に教わりました。先生の著書に「もとはこちら」「結局は自分」があります。
2002.1.25
“・・・にもかかわらず、まず笑うことである。”
(Humor ist, wenn man trotzdem lacht)
アルフォンスデェーケン教授(1932.8.3)
上智大学教授から1996.3.2 緩和ケアセミナーで聞きました。辛いこと悲しいことや、どんなに困ったことに遭遇しても、とりあえずまず笑ってみよう! 心はどうなりましたか?これはドイツの有名な格言でユーモアの原点だそうです。
2002.1.26
“ 青春を失うとは何であろうか。意欲 創造の力 を失ったとき、そして子供のように知を求める努力を失ったとき、人は青春を失ったというべきである。”
マッカーサー元帥(1880.1.26〜1964)
122年前の今日、生を受けたマッカーサー元帥の言葉です。
2002.1.27
“ 老人性痴呆症の危険要因は、消極的 閉鎖的 短気 頑固 そして理屈っぽくて 完璧主義な人です。”
厚生省の調査結果
ラジオで聞いた時、ドキッ!! としました。何故私の性格を知ってるのだろうか?全く私そのもの だったのです。以来
自己変革 に努力していますが、困ったことになかなか変わりません。
2002.1.28
“人生は、お金と頭と時間の使い方で決まります。”
お金・・・使えば使っただけ無くなります。
頭・・・・使えば使うほど良くなります。
時間・・・使っても使わなくても無くなります。
今日の言葉はどこで聞いたか忘れましたが、人生三訓と名付けました。
2002.1.29
“ ボケない方法は、感謝 感激 感動 することです。”
総合人間研究所長早川一光先生(1923.12.26)
早川一光先生の講演(1984.7.5)で、ショックを受けました。満月を見た奥さんが、「お父さーん! 月がとってもキレイよ、早く来てみなさい」「お前アホか! 十五夜の月は円いと決まっているものだ」。「いい匂いがすると思ったらお父さんはや梅が咲いてるわよ」「1月末頃になると梅は咲くんだ」と理屈っぽく言う旦那は、たぶんボケるでしょう。頑固で、頭が固く、他人の意見に耳を貸さず、自分を変えようとしない人のことを年齢に関係なく 老いるショック と言うのだそうです。
2002.1.30
“ 敬 天 愛 人 ” (天を敬(うやまい)人を愛す)
稲盛和夫さん(1932.1.30) 京セラの社是です。
京セラ創業者稲盛和夫社長(当時)に誕生日の1月30日、会社で書いて貰った言葉です。これは郷土の先輩西郷隆盛が自己修養のための指針として使った言葉です。『孟子』の一節から引用しています。愛子内親王の御名を愛子称号を敬宮(としのみや)と命名されました。
2002.1.31
“ その時 その場を 精一杯 ”
尾関宗園大仙院住職(1932.4.17)
大仙院では、大勢の観光客や修学旅行の生徒の前で、今 精一杯頑張って話しをしています。もし、皆さん方 何かを感じたり、気付いた事があれば、今からすぐ実行して下さい と大きな声で毎日法話をしています。帰る時、先生は「老師さん
いいお話
有難う御座いました。生徒達には、良い勉強になったと思います」。母親は「ご住職
いいお話でした。帰って娘に教えますわ」。生徒達は「和尚さん
今日は本当に有難う。先公達には、参考になったでしょう」。と殆んどの人が自分の事として捉えない。自分ならどうするのか ! の ヒント にして、初めて意味が有るのですよ。と教えてくれました。
1月終