言葉には、力があります。人を生かすと同時に、殺すこともできます。
大切に大切に!
人の心は温かい言葉によってつくられていきます。
癒されるのも救えるのも言葉です。
愛のこもった言葉を言霊と言います。

悩みや苦しみを、言葉にできない子がたくさんいる。どんなことがあっても、子どもを見捨ててはいけない
結果を急いではいけない。こちらに こだわりがあると 子どもは心を開かない。

学ぶことは、学校でなくても学べる。本当の勉強とはなんなのだろう。
社会に出ていくための「生きる力」をどう育むか。

不登校を経て大学生になった子どもから お母さんへ
「家に居る時を、長くもらえて 自分がどうあるべきか、自分がどう歩いていけばいいのか
と、考える時間がもてました」と、今の気持ちを伝えてくれた。

くだらない話、むだな話、とくに意味のないばか話、そんな会話に とても心が休まるのです。

「いつも後ろに誰かがいるようで、外に出られなかった。」
「行かなかったのではない、行きたかったけれど行けなかった。」
「暇そうに見えるだろうけれど、自分は暇なのではない。喜んで暇になんかしない。」
「ほんとの自分の安心した時間が 欲しかった。」
「とにかく不安でどうしようもなかった。人と会うのが怖かった」
「何故・・なんて説明できない。つらい。見捨てられそうで・・寂しかった。」
「先生なんかあてにならない。心を傷付けるだけ・・必死で頼っているのに何故?」
自分をわかってもらえない いらだたしさ 子どもはやり場のない思いとあせりを抱えている。

最近になって 話はじめているのですよ。
子どもは、この大人は話してもよいと思ったら 本人から言ってきます

楽に居られたら、楽に話せて、楽に行動ができる。
身構えないでいることができると、話すことも、行動することも自然にでてくる

周囲の子ども達が間違っていたことについて(いじめ)
「あの頃、みんな変だったよ!先生も クラスの子も・・」
何年かたって、やっと言えた言葉。
あの頃、あの時 自分がした事柄は悪くなかったよ と認めてもらえる。
大人に確かめることによって、立ち直るきっかけをつかめる。
自分をわかってくれる人に出会えたら、そこから 信じる愛をもらえる。

学んだこと (U)

(子どもからの思い)

「学校に行かない」と決めたって迷うんだ・・・だって・・・辛いんだもの!
不安で苦しいんです。誰かわたしをを救ってください。。
お願いです・・置き去りにしないでください。

大切なのは約束は守ること・・・。
学校に来たらどうかするとか、友達が待っているとかじゃなくてね。
先生・・・あなたの言葉一つが大切なんだよ。
あなたは、わたしにどうして欲しいの?
ただ学校に来ればいいなんて・・・考えているんじゃないの?
子どもは、見抜いているよ。大人の気持ち・・・「あなたが楽になりたいんでしょう。」