「お腹が痛い」「頭痛がする」・・などの 子どもの言動を
全部 イコール 「学校に行きたくないからだ」と 思い込んでいた。
何でも学校と 結びつけていたことが 間違っていた。
お腹が痛いなら 「そうなんだ。 大丈夫? じゃあ 治るまでゆっくりしたら」
子どもの思いを素直に受け入れること 共感することが、心も身体も癒すことになる。

子どもへの見かたが変わる。親(周りのひと)が変わると子どもも変わる。
子どもには、やっぱり 安心できる居場所が一番大切。
その大きな要に家族がなれたらいいな。

会に出るということだけでも 大変な勇気が必要なこと。
それは どのひとも同じ気持ちでした。
名前はもちろん、全く知らない人たちばかりの中に 飛び込んでいくのは不安だらけだった。
想い出を話しながら、その人の頑なな心も和らいでいきました。
うまく関わってくれた担任のこと、ずっと気にかけて手紙をくれた友達のこと
でも、子ども本人が どう考え、どうしたいのか そんな想いは とんとわからない。
また、私はわかろうとしていなかった。

開き直ることの大切さ
誰にも言えなかった。話してしまったらどうなるか心配だった。
周りの目ばかり 気にしていた。
ダメな母親のレッテルを 貼られてしまいそうで恐かった。

でも、開き直って 言ってみたら・・・
言ったことによって 受け入れてくれるとわかる。
開き直ってから 動き始める。それが、一歩 先に進むことになる。

まさか、自分の子どもが・・」と、思う人ばかりです。
誰がその状態になっても 不思議じゃない。
多くの人が(居づらい)(言いづらい)(生き辛い) その意識を持つことが大切です。
自分の気持ちを出せる力、生命力をどう蓄えていけるか。

一言で「不登校」といっても その原因も事情もいろいろです。
親も子も信じて 聴いてくれる人を どれだけ望んでいることでしょう。
こうすれば学校に行けるとか、こうすれば治るとか
決まったものなどありません。
あせることなく、ひっぱり出そうとか、教え込もうじゃなくて
長い目で見て 答えを求めない姿勢が大切なのではないでしょうか。

学んだこと(T)

他人を変えたければ自分が変わるしかないんだよ。
相手を自分の思うとおりになんてできるわけない。まして、子どもは親の所有物じゃない!
親のために子どもは生きているんじゃない。
その思いを聴いてあげて・・・。
今、何がしたいの? 何に悩んでるの?何がわからないの?
言って・・・何でも話して・・・書いて・・・

言葉じゃなきゃあ伝わらないことたくさんあるから。