名前  稲井一雄
年齢  75歳
住所  徳島市
コンピューター歴  31年(2020)

趣味 ギター、ピアノ、短歌、作詞、作曲、カラオケ
     読書(源氏物語)、家庭菜園  
  今までに作詞・作曲した曲
    鳴門便り、新町川、徳島平野(演歌)
  作詞した曲
    熱き思いに(ポップス)、WHITE SANDS(演歌)    
 私は小さい頃に母から枕元で聞かされた話がいくつかあります。その中で、徳島大空襲の話と江戸時代の女医さんの話とが印象的でした。

 空襲の話は、とても恐ろしくすさまじくリアルな話でした。
 1945年7月のことです。パタパタとプロペラ音が降りてくると、生まれて間もない私が寝ていた部屋は、焼夷弾が2発命中して、一瞬のうちに火の海となりました。疎開に来ていた親戚の人々が私を助けることができたのは、母が私に小さな幼児用の蚊帳をかけてくれてあったためでした。まったくの奇跡でした。それからの話は、当然のことですが、母が赤子の私を抱いて、親戚の人々とともに火炎と流弾の中を逃げまどったことです。
 そんなことが目に浮かびます。ですから、私は現在起こるどこの戦争や紛争であろうとも、人事とは思えません。
戦争で犠牲になるのは、兵隊たちばかりでなく、罪のない多くの民間人ではないでしょうか。戦争とはそんなもんだなどと、割り切っていられません。また、勝った国が正義というのもおかしいと思います。

 もう一つの話は、人物の性格が男性っぽくて、姿や様子がリアルに浮かんでくるのですが、こっけいな感じがあって、母の話につい笑ってしまうのでした。しかしながら、その人物の姿や様子よりも、その人生に興味を持つようになったのは、東京からふるさとの徳島にUターンをして、高等学校の教師をするようになってからのことです。

 ここでは、後者の話を次のページで取り上げます。徳島阿波の失われたよき時代の一端を知って、何かうるものがあるはずです。

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