特別企画展(2001年-2002年冬号)拡大版!
第1部
恒例の特別企画展2001年-2002年冬号は,従来と内容を変更して拡大版としてお届けいたします。
去る2001年12月22日,私,管理人PORTOは無事結婚することとなりました。たくさん方々からお祝いをしていただき感謝・感激でした。(涙)そこで今回の特別企画展は結婚後早速行って来た新婚旅行の旅行記を報告いたします。冬休み・特別有給休暇を使っての旅行でした。おかげでこの冬休みは遊びまくり!お金使いまくり!!外の気温とともに財布の方もかなりお寒い状態となってしまいました・・・。
新婚旅行第1弾は,「真夏のオーストラリア8日間」。そして第2弾は「真冬の北海道スキー5日間」でございます。しょうもない旅行記ですがごゆっくりと見てやってください。
第1弾! オーストラリア(2001.12.25~2002.1.1)
1日目 出発・・・そして真夏のオーストラリアへ
お昼過ぎ,JR徳島駅前から高速バスで関西国際空港へ約2時間30分。小雪も舞うほどの寒さに震えながらケアンズ行きの飛行機を待つ。この私,海外旅行は何と初めて。約7時間30分のフライトに耐えられるか?日本時刻20:00発カンタス航空114便で一路オーストラリアはケアンズへ。現在オーストラリアは真夏。日本ではこんなに寒いのにオーストラリアはそんなに暑いのか?とありきたりの疑問を持ちつつ機内でウトウトと・・・。
2日目 上陸・・・熱帯雨林を満喫!
現地時間4:25,無事到着。上陸第1印象は・・・暑い!予想以上の暑さだ。まだ早朝だというのにかなり明るい。そして暑い。空港内はクーラーガンガン。帰って寒いくらい。オーストラリアではこれでもかと言うくらいクーラーをかけるらしい。日本とは正反対の傾向にちょっとびっくり。そんな中,空港内の至る所に大きなクリスマスツリーを発見した。そう,オーストラリアでは年内はクリスマス色で埋め尽くされる。真夏のクリスマス。変な感じだがこれはこれでいい感じ。当然ツリーに雪はございません。日本との時差は1時間,全く問題なし。
小休憩の後,早速散策に出かける。本日の予定は「1日ケアンズの大自然にふれる」に決定。ユーモア満点の現地ガイドさんに案内していただいた。このガイドさん,オーストラリア人でありながら日本語もOK。心配していた言葉の壁に当たることなく快適なスタートを切る。天気は快晴。まだ乾季と言うこともあり雨の心配は全くなし!真っ青な大空とどこまでも続く大地,さらにおもしろ過ぎるガイドさんにつれられて世界遺産熱帯雨林へいざ出発。ちなみに本日客は私たち2人のみ。結構マイナーなのかな?でもかえって貸し切り状態でいい感じ。アットホームな感じでバスはアサートン高原方面へ。
ところでケアンズには世界遺産が2つあると言われている。一つは熱帯雨林。もう一つはグレートバリアリーフ。これを見なきゃケアンズは語れない。世界遺産であるケアンズの熱帯雨林は1988年に指定を受けた約900万k㎡ある世界最古の熱帯雨林といわれている。そこにはユーカリを初めとした熱帯ならでは,またオーストラリアならではの動植物が生息している。この世界で最も美しい熱帯雨林の散策を行うこととなった。
気さくなガイドさんの名はリック。下の写真の右側の人だ。道中,2人だけだったからかどんどん自分の趣味に走り出し,予定以外の所にもどんどん連れて行ってもらった。地元の人でしかいけないような所も・・・。どうやら仕事と言うよりも自分も楽しんでいると言った感じさえする。そんな散策は私たちもとても楽しかった。 ということでいろいろ寄り道をしながら,まずやってきたのが熱帯雨林。ここでバスからアーミーダック(水陸両用6輪駆動車)に乗り換える。これはタイヤとスクリューの両方がついていてまさに最強マシン。いくら私のプラドが改造したとしてもこのアーミーダックにかなうわけがない。以外だったのはこのアーミーダック,エンジンは何とトヨタ製。世界のトヨタ恐るべし!まずは熱帯雨林の中の道なき道を行く。すごい道だ!まさにオフロード。アーミーダック号はゆっくりゆっくり進んでいく。周りはすっかり木に覆われていてかなりくらい。そして涼しい。すごい熱帯雨林に疲れも吹っ飛ぶ。そして後半は突然の水路。駆動系を切り替えて余裕の走行。恐るべし!アーミーダック。 |
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もの凄い熱帯雨林散策の後は隣接するコアラの飼育場で記念撮影をしてもらった。やっぱりオーストラリアといえばコアラ。コアラなしではオーストラリアは語れない。とはいえ1日20時間寝ると言われるコアラ。おまけに夜行性。日本で見たときはいつも寝ていた。半信半疑で訪れる。たくさんいる。そしてみんな動いている。それにしてもかわいい!!ぬいぐるみみたい・・・。どうやら記念撮影用にしつけているみたい。「コアラを抱いて写真とる?」とリック。もちろん,Yes!多少のお金を支払って記念撮影。嫁さんが抱いて写真を撮った。おとなしいし,こんな間近で見えるとは・・・。感動。ところが,コアラは臭い。獣のにおいがプンプン。さらによくのびた爪が嫁さんの手にしっかりとからみつく。恐るべし!コアラ。ちなみにコアラを抱いて写真を撮れるのはケアンズのみ。シドニーなどでは州の法律により,一般人が抱くのは禁じられている。 | |
さらに動物探索の旅は続く。続いて野生のワラビーの餌付けに行った。ワラビーはカンガルーの一種でミニカンガルーと考えてもいいだろう。ある岩場に到着。こんなところにいるのだろうか?そんな私たちの後目にリックはあっという間にワラビーを探してくれた。ムギの粉を手に餌付け開始。以外にも警戒心はない。ちょっと不思議そうによってくる。一匹よってくるとぞろぞろと・・・。よく食べる。かわいい!やっぱり野生はいい。 | |
道中,あらゆるところに左の写真のようなものがあった。何だろうと訪ねると何と「シロアリの巣」とのこと。この写真のは中でも最大級のもので高さは2m近くある。さらに地下にはこの2倍・3倍の巣があるらしい。恐るべし!シロアリの巣。ちなみに巣自体は砂からできるらしいのだが,ここまで行くと正面は岩のよう。築30年は下らないとか。 | |
バスはどんどん進む。道は永遠まっすぐ。対向車もほとんどいない。制限速度は100㎞/h。山道でも80㎞/h。これくらいのスピードで行かないと広い大地,目的地に行き着かないとか。恐るべし!この道路。両サイドには見渡す限りのサトウキビ畑。土は独特の赤土。肥料分は少ないが,排水は良好。もの凄く広いこの農場を管理するのも大変だろう。 さらにアサートン高原をバスは進む。日本のように道路にほとんど標識はないのだが,このあたりから写真のような「カンガルー注意」の標識だ。残念ながらカンガルーを発見することはできなかったが,結構頻繁に出没するらしい。ケアンズの車にはほとんどにいわゆる「カンガルー避け」が装着済みであった。4駆はもちろん,普通車,バスにも「カンガルー避け」が付いている。私のプラドも言うなら「ケアンズ仕様」ということになる。ちなみにケアンズの約6割は4駆車。まさに4駆王国。タイヤには赤土の付いている,まさにワイルドだ。 |
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おいしい昼食もいただいて,いよいよ大詰め。相変わらずリックの調子は舌好調!寄り道をしながら目指したのは,「カモノハシ」の探索。残念ながら3カ所探したものの見つけることはできなかった。私たち以上にマークが残念そうだったのが印象的であった(笑)。さらに名物マンゴーもいただいて最後は巨大イチジクの木。見ての通り幻想的な光景に言葉を失った。 こうしてケアンズの大自然を満喫した1日が終わった。あっという間の時間が過ぎさった。3日目は早朝から行動予定。早々に床についたのは言うまでもない。 |
3日目 早朝から深夜まで・・・驚異の3連発
快適な睡眠もつかの間。3日目がスタートした。本日は早朝よりメニューは盛りたくさん。ケアンズを隅々まで楽しむこととした。まずは熱気球によるバルーニングツアー。ケアンズの夜明けを熱気球から迎えるという,めったにできない貴重な体験だ。続いてケアンズ名物,バロン川ラフティング。そして夕方からは,オージーBQQと夜の動物園を訪れるナイトツアーとなっている。休む暇もなくちょっとやり過ぎかもしれないと心配しつつ元気よく?目覚めることができた。
3日目の起床は何と4:00。熱気球で日の出を見るとあって相当早い時間の出発となった。さらに真夏のケアンズの夜明けは早い!眠い目をこすりながらバスに乗り込む。しばらく走ってマリーバという熱気球の離陸地点まで向かう。早朝とあって意外と寒かった。 5:30現地到着。天気良好,風もあまりなし。よっしゃ!!写真のような熱気球が準備されている。テンションあがってきた。 ところがスタッフは浮かない顔。もしや・・・。私たちの不安は的中した。どうやら霧が出ているようだ。風がないために,結局この日のフライトは中止となった。残念だが諦めることにした。くやし!ちなみに料金は返ってきた。 |
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熱気球の悔しさを抱きつつも,続いてやってきたのはバロン川でのラフティング。ラフティングといえば地元・徳島では吉野川が有名である。でも,私はやったことがなかった。この機会にケアンズの名所でラフティングデビューとなった。 ところが,ケアンズはこの時季,乾季の終わりに近づいており水量は最も少ない時季だという。ということで流れも遅くなっており,水も若干濁っていた。そこで,ずっとラフティングを拒否していた嫁さんも重い腰を上げ参加に踏み切った。 とはいえケアンズ1のラフティングの名所。そう簡単ではなかった。随所に難関があり,ついに嫁さんも「ハフゥー」。 一緒にパーティーを組んだのはすべて日本人。インストラクターの人も日本人。ケイン・コスギ似(自称)のインストラクターの人のおもしろいキャラクターで無事終えることができた。途中,川の中に入って泳いだがこちらも気持ちよかった。ちなみに川に落ちたのは約1名。私たちではありません・・・。 |
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盛りたくさんの3日目もいよいよラスト。オージーフィーリングナイトツアーに出かけることにした。このツアーはまずレイクプラシッド湖畔にてオージーBBQをすることができた。この旅行全般に言えることだったが,とにかくオーストラリア料理は量が多い!完食するのは至難の業。肉もシーフードも最高だった。けど毎日食べていたらあっという間に太ってしまいそう・・・。最高級のオージービーフをいただきビールも多少いただいた。 すっかり日も落ち,私たちは夜のワイルドワールド動物園に向かった。ここでは動物園内のコアラ,ワニやカンガルーなど昼間では見られない様子を見学することができた。 中でもこのワニの大群にはとても驚いた。ライトで目が赤く光るところも,奇妙な光景であった。人間がこんなところに入ったら一溜まりもないだろう・・・。 一方,カンガルーの群は本当に可愛かった。餌を持って近づくと,あっという間にカンガルーの群に囲まれてもう大変・・・。まったく人間をおそれないカンガルーに,逆にこっちがビックリ!袋の中に子供をしまっている光景は,感動・感動!!! 最後に,キャンプファイヤーに群がるカンガルーと現地オージーたちと飲めや歌えや踊れやのエンターテイメントショー。飲み物はすべて飲み放題!当然,しっかりいただいて,ほろ酔い気分で軽快に踊っていたのは言うまでもありません。 ホテル到着は23:00をまわっていた。すっかり疲れてしまい,本日もあっという間に熟睡したのも言うまでもありません・・・zzz 明日はケアンズ最終日。まだまだ遊ぶぜ・・・ |
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