ウイルス感染症と細菌感染症の臨床的鑑別

病原体が体に侵入した際の反応は、ウイルスと細菌で大きく異なります。以下にその経過と検査値の特徴をまとめます。

1. 臨床経過の比較

ウイルス感染症(全身性・段階的)

細菌感染症(局所性・急進的)


2. 血液検査データの変動

検査項目 細菌感染症 ウイルス感染症
白血球総数 (WBC) 増加 (10,000/μL以上) 正常、または減少
好中球 著明に増加(左方移動あり) 減少、または不変
リンパ球 相対的に減少 増加(特に後半)
CRP (炎症反応) 急激・高度に上昇 上昇は軽微(低値)
プロカルシトニン 上昇(特異性が高い) 上昇しないことが多い

3. 鑑別ポイントのまとめ

項目 細菌性(Bacterial) ウイルス性(Viral)
症状の広がり 局所的(1ヶ所がひどい) 広範(あちこち症状がある)
分泌物(痰・鼻水) 黄色?緑色の膿状 水様・透明
発症スピード 急激 比較的緩やか?段階的
【注意点】

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