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ブログ3 マイコプラズマ肺炎
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 大人のマイコプラズマ肺炎   2024年12月15日
 2003年の開業以来、マイコプラズマ肺炎を疑った症例は
 ほとんどありませんでした。
 患者さんの80%は14歳以下で小児科受診が
 多いからと思われます。
 5類感染症で、定点医療機関から発生数が報告され、
 2014年〜2023年での10年でみると、
 最も報告数が少なかった年は2022年(395件)で、
 最も報告数が多かった年は2016年(19,721件)で、
 しばらく流行はありませんでしたが、
 2024年9月から、久しぶりに全国で大流行しています。
 50歳以下の大人の患者さんも増えています。
 例年の50倍以上の発症数と言われています。
 潜伏期は通常2〜3週間で、初発症状は発熱。
  その後、咳が3〜4週続きます。
  治療は抗菌薬(マクロライド系やテトラサイクリン系、
  ニューキノロン系薬剤)が用いられます。

  ■  国立健康危機管理機構
      ⇒感染症情報提供Webサイト

  ■  厚生労働省 ⇒ Webサイト