良夜 | 「浅間良夜だ……再び司会をやらされるわけになったんだが……」 |
貴美 | 「喫茶アルトの巨乳の方、吉田貴美。よろしく!」 |
良夜 | 「……何で吉田さんなんだ? 相方が」 |
貴美 | 「んっと、同じ面子はつまらないから、だって。それに今回は司会の仕事、少ないから」 |
良夜 | 「ふぅん、てっきり、アルトが幽霊に負けて拗ねてるのかと思った……前回、地団駄踏んでたからな」 |
貴美 | 「そうなん? 私なんて気にせんよ? 人気気にしてたら、猥談の女王の称号は得られないって」 |
良夜 | 「……はち切れんばかりの笑顔で言うなよ……で、なんで、吉田さんなんだ?」 |
貴美 | 「これに出たら、企画実行委員会がケーキ食べ放題やらさせてくれるんでしょ? やらなきゃ損じゃんか」 |
良夜 | 「食べ放題……って、前の時はカットケーキ一つとコーヒー一杯だぞ、それも二人で」 |
貴美 | 「りょーやんはそれで十分なんっしょ? 私は足りないからお代わりすんの、問題なし」 |
良夜 | 「なんて無茶な理論だ……まあいいや、俺の財布じゃないし。直樹は?」 |
貴美 | 「なおは前回、私の秘密を吹聴した罪でこの手のバイトはさせないことにしたんよ」 |
良夜 | 「吉田さんの恐がりは公然の秘密だから……」 |
貴美 | 「りょーやん、色んな物潰されたい? 人生とか頭とか」 |
良夜 | 「頭潰されたら人生も潰れるから……もう良い、さっさと始めよう」 |
貴美 | 「と、その前にお約束。ここでの会話は全て冗談だと思ってね」 |
良夜 | 「冗談なんだ……」 |
貴美 | 「いきなり順位を発表したりして」 |
良夜 | 「台本と違う……」 |
貴美 | 「現場の判断って奴。どうせ、順位は解りきってんのに、もったいぶってどーすんよ?」 |
良夜 | 「さいでっか」 |
貴美 | 「投票総数198票、前回のほぼ倍。ところでりょーやん、私、判ったことがあるんよ」 |
良夜 | 「今回も成功おめでとうさんってところか? ン? 判った事って?」 |
貴美 | 「売約済みは人気を取れない。私もアヤちんも清華ちゃんも売約済みじゃん。真雪さんって人もそう」 |
良夜 | 「まあ……そう言う受け取り方も出来るな……直樹と二条さんがちょっと違うけど」 |
貴美 | 「なおはほらりょーやんの毒牙に掛かるのも時間の問題だから」 |
良夜 | 「……どこまで本気だ?」 |
貴美 | 「坂を下ったのスーパーのアタリ」 |
良夜 | 「……その心は?」 |
貴美 | 「りょーやん? 会話にオチを求め始めたら芸人の始まりだよ?」 |
良夜 | 「訳がわからねえ……」 |
貴美 | 「と言うところが今回の会話のオチ。さて、ここからは各人が自分宛のコメントにレスを付ける訳なんだけど、一度にやるには量が多すぎるわけなんよ」 |
良夜 | 「……吉田さん一人でやったら良かったんじゃないのか……今回」 |
貴美 | 「だから、ある程度まとめてやるって形式にしちゃう。最初は私達、売約済みの下っ端から」 |
良夜 | 「おーい、無視すんな」 |
貴美 | 「次のページから始まるんよ」 |
良夜 | 「……泣こう」 |
貴美 | 「んで、今回、一人で仕事をしたからりょーやんのケーキも私の物」 |
良夜 | 「ザケンな」 |