むめの夫人にみる内助の功

            



 松下むめのさんとは

   ◎ 日本の「主婦の鑑」

   ◎ 陰でご主人を支えた人(決して前に出なかった)

   心から感謝した人

   ◎ 苦労したと思わなかった人

   ◎陽性の人(常に明るい物の見方、考え方)

   ◎ 非常に頭の良かった人

   ◎ すべての人をプロとして扱った人


   ◎ 毎朝七つの新聞を読んだ人

   ◎ 終戦後、和裁で生計を支えた(ご主人が寝た後で仕事をした)

   ◎ 戦後 幸之助翁が日本一の借金王となり、落ち込んでいた時、
     明るく励ましたのがむめの夫人でした。

 松下むめのさん語録

   ◎ あんな事でけへん・・・・好きな言葉でない


   ◎いつまでも いきいき していなければ・・・・

   心は若く保ちたい

   ◎ 心だけは、死ぬまで衰えないようにしたい

   ◎ 生まれ変わるなら又、女性の方がいい

   ◎ 女性の仕事は日々の生活に面白さがあります

   ◎ 邪魔にならない妻、夫の重荷にならない妻、
     女が出しゃばり過ぎると不細工です

   ◎ 家庭を守る事が、女性本来の生き方だと思う

   ◎ 老いぼれた姿は、主人に見せたくない(姿勢が良かった)

   ◎ 妻は、夫の言うことに従った方が良い

   ◎ 人間の値打ちは、他人が決めてくれるものです

   ◎ 家族には、人間らしい生活をさせるように頑張りなさい
     (私が独立してまだ、生活できるだけの稼ぎがありませんと
     報告した時の励ましの言葉)
明治29年3月3日        兵庫県淡路で出生。

大正4年9月4日(19歳)      幸之助氏と結婚。

大正7年     (22歳)松下電気器具製作所創立。

大正10年4月  (25歳)    長女 幸子さん誕生。

昭和7年            松下電産創設(大開町。)

昭和8年    本社が門真へ移転 第一線から退く。

昭和45年5月     飛び込み訪問で本宅で初面談。

昭和46年9月30日  「主人に会ってもらいます」と
              名次庵のお茶室に呼ばれた。

昭和60年     「難儀と苦労はちがいます」 出版。

平成元年4月27日     幸之助翁94歳でご逝去。

平成5年9月5日(97歳)            ご逝去。

平成6年9月5日 「神様の女房」NHKドラマ化される。




収入の10%を余裕金として残して、
90%で予算を組み、収入の10%を貯金。
計20%が毎月蓄えとなります。スゴイ!



結婚当初一ヶ月予算概算

 一、家   賃    三円
 一、米   代    三円
 一、新聞雑誌    一円
 一、電燈薪炭    一円
 一、副食費代    四円
 一、小   遣    二円
 一、貯   金    二円
    支出合計   十八円
    収   入   二十円
    余   裕    二円 






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