(一歩)
一歩は 毎日の一歩
毎日一歩 一歩 ゆっくり歩いている
速く走っても、ゆっくり歩いても
毎日だから 好きなように 歩けばいい
ゆっくりでもいいんじゃないか
走っても どっちでもいいんじゃないか
一歩とは 自分の一歩なんやから

(自分)
誰になんといわれたって
自分には自分のいいところがある
悪いところも あっていいんじゃないの
私には私の 生きかたがある
その生きかたを じゃまするのなら それを壊せばいい
それくらいの力でいくんだ
その力は きっと 自分の心がよく知っているんじゃない
自分を 信じて生きたらいいんだよ

(月と星と太陽と)
いつもピカピカひかってる
私がわらうと 太陽もいっしょにわらってくれる
私が悲しむと 太陽はなぐさめてくれる
あの太陽のように いつもひかっていたい
太陽にまけないほど ひかってみたい
いつもキラキラひかってる
ひとつ、ふたつ・・・たくさんの星がひかる
この星が集まれば、今よりもっとひかるはず
あなたのまわりを 見てごらん
星のようにキラキラしているひとは何人いるかなぁ
いつもやさしくひかってる
「おやすみ お月さま」と うさぎがいってるよ
月はだんだん大きくなる
私も ゆっくり成長しているよ

(家族)
みんな笑っている
部屋はポカポカあたたかい
ひとり ひとりの悩み スッーと忘れよう
犬も猫も鳥も みんな同じ家族の一員
怒っても 泣いても 笑っても
みんなで助け合い生きている
うまれて 初めて出会ったこの家族
みんなポカポカあたたかい
世界にひとりしかいないこの家族
みんなで 助け合い 話し合い
はげまし合い
毎日 いっしょに過ごしているこの家族
一生 忘れることができないこの家族
 いつも ありがとう

(きみ)
君は君 僕は僕 みんなちがう
みんな、この世界にひとりしかいない
心がちがう
思うこともちがう
動物だって 同じ動物なんていない
一匹しかいない
世界を一周したって、同じひとは見つからない
君は君 私は私  命はひとつ
みんな ひとつしか もっていない大切な命
今、息してる 生きている
生きるってなんて 幸せなことなんだろう

(思い出)
昨日 いやなことが あった
今日 いいことが あった
いやなことも いいことも みんな思い出
うれしかったこと いやだったこと 喜んだこと
全部が思い出だ
思い出は 宝物
でも、もし いやだったら 忘れたらいい
思い出って 過ぎたら
どんなことでも 
こんなに素敵に思えるようになるんだね

     (もしもみんなが)
この広い世界には いろいろなひとがいる
やさしい人 かっこいい人 かわいい人
どの人も その人なりのいいところがある
でも、もし みんなが同じだったら
じゃんけんしても決まれへん
おにごっこしても おもしろくないだろう
みんながみんな同じやったら
考えることもいっしょ することもいっしょ
そういうのは いやダ
母さんから名前をよばれても 誰が呼んでも
みんなが「ハイ」と いったら
だれがだれだか わからへん
もし、そうなったら
自分が鏡に 何人も うつっているような気がして
自分がだれだか わからなくなる
大好きな父さん、母さんにだって 愛されなくなる
そんなことはありゃせん
自分は世界にひとりやで
だから、自分の考えをもったら いいんや

「詩」