認知療法ノート:「こころの扉ノート」・・・うつ病には
認知療法がおすすめ。認知療法はうつ病改善に役立ちます。
ダイエット方法の一つに、日記をつける方法があります。
書き出すことで、自分の行動を自分で知ることができ、
食べすぎなどに気づき、自分からセーブするように
なるので、ダイエットにつながるのです。
同じように、つらいこと、悲しいこと、落ち込んだこと、
何でも書き出してみると、
自分がなぜ そのように考えていたのか、という理由に気づき、
考え方を調整することができます。
その結果、少し前向きな考え方ができるようになるかもしれません。
こころの病についての解説書はたくさん出ています。
解説書には記入用紙のサンプルページも含まれています。
でも、一冊のノートになっていれば、書きやすい、続けやすい。
あるクリニックで実際に使用されている「認知療法実践ノート」を
あなたも使ってみてはいかがでしょうか。
このノートの特徴
薄くてかさばらないサイズ(たて21センチ×よこ11.5センチ)・・・バックの中にも入れやすい
表紙は目立たない白無地・・・他の人に気づかれにくいので安心
記載例があります・・・ほんの一例ですが、記入方法のポイントと記入例を載せています。
記入ページはちょうど1ヶ月分(31ページ)・・・日記としても使えます。
私どもは医療の専門家ではありません。
しかし、このノートは認知療法に基づいて、ある心療内科の医師が作成したものであり、
実際に使用されているノートです。 ― どうぞ安心してお使いください。
ご利用者の声
■ 認知療法ノート:「こころの扉ノート」を使ってみて・・・
わたしはうつ病と診断されて5年以上になります。クリニックに通い薬の治療を続けていましたが、症状の浮き沈みが激しく回復が長引いています。
最近、テレビなどを通じて認知療法について知り、書店で解説書を購入しました。実際の出来事を記入し自分の気分などを書いて、別の考え方はないか気づき、自分の偏った考え方を改善していく、というものです。実際にどのように書いていけばよいのか、記入のフォームは印刷してあるのですが、それをコピーして使うのは中々面倒です。他の人に見られるのもイヤです。それで、一冊のノートになっていればいいのに、と思っていました。
そのときにこの“こころの扉ノート(認知療法ノート)”を知りました。手に取ってみると、薄くて軽い。表紙も目立たない。内容は、記載例をみながら自由に書いていけばいいので、書きやすく続けやすい。1カ月ほとんど毎日書きました。ページ数も31ページでちょうど1カ月分なので書き終わったときには達成感がありました。
効果は人によって、また症状によって様々だと思います。私の場合、気持ちが少し元気になりかけた頃から始めたこともあり、後半部分では、「相手を信頼しよう」とか「最後まであきらめることはない。必ず手はある」などずいぶん前向きな記述がみられるようになりました。
つい偏った受けとめ方をして気分がめいってしまうことは誰にでもあることかもしれません。普段は健康な方でも、「積極的な考え方を持って、前向きに生きていきたい」そんな方が使われるのもいいかもしれないと思いました。
書き終わったこのノートは、新品の時よりも何倍もの価値を持っているように思います。
これからも書き続けていきたいです。