うう


No.43『疾走』 2002.04.30

S.I.Cのサイクロン。

ライダーの動きの自由度が少ないのが難と言えば難なのですが、

手にするとずっしりとくるサイクロンの存在感は本当にすばらしいものです。

キカイダーのサイドカーほどのアレンジは加えず、劇中は小振りなイメージなサイクロンを

その6連マフラーに相応しい重量級の大型バイクとして仕上げたのは正解です。

(元がシンプルすぎて手を加えられなかったのでしょうが、奇をてらわず正統派の処理をした判断は評価に価します。)

新サイクロンを含めた後のライダーマシンと異なり、ただのフルカウルのマシンをベースにしているサイクロンは

街中を走って恥ずかしく無いデザインです(市販車のほうがよっぽど派手)。

ファンが市販車をサイクロン風に塗装して走るなんてこともありましたが、

スズキはなぜサイクロンを発売しないんですかね。

著作権料を上乗せしても、たとえ限定◯◯台だろうと、たとえ免許を持ってなくても、たとえ腹ぶくぶくの中年だろうと、

ファンは買うぞ! 公道を走れる1/1サイクロン!

スズキはよーーーく考えて商売するように。