うう
No.39『月に吠える超獣』 2001.08.22
ウルトラマンAは好きではありません。
頭でっかちで足が短く、極端にプロポーションがかっこわるいことと、
いかにもなアイスラッガーが飛ばなかったからです。
北斗星児は私には魅力あるヒーローではなく、南夕子も目がうつろな印象で好きにはなれず、
TACもメカはいまいち、ユニフォームのデザインも恥ずかしくて着たいと思わないダメづくし。
人間もウルトラマンも防衛チームも、好きではないの三拍子そろって、作品を好きになるわけがない。
しかし、「超獣」の単語から浮かぶイメージは好きです。
「怪獣」にはまだ「情」とか「心」「感情」といったものを感じますが、
「超獣」からはただの巨大な「兵器」、「力」「冷たさ」「鋭利」といったものがイメージされます。
(実物はいいかげんなデザインのものが多かったようであまり印象にありません)
このベロクロンもトサカと肩の溶岩が炎をそのままとじこめ固まったような赤がとても美しいデザインです。
ありふれたレイアウトですけど、背景は紅蓮の炎につつまれた街かプロミネンスを吹き上げる太陽、
もしくは蒼く凍りついた月しかないと思い、今回は月を選びました。
月を上空高く、小さく配置するか、実際はありえない大きなものにするか、これも迷いました。
でもまあ、素人が即席で作るだけならシンプルにこれでいいかなっと。
CDのジャケットにして裏は太陽を背景に、というのもありかなっと。