うううう


No.9『ウルトラマン』 1999.08.28

『平成ウルトラマンの終わり』

僕のいる香川では最終回1回前だけれど、本放送では今日が最終回です。

今日の1回前でさえ泣いた泣いた、バケツいっぱい泣いた。

来週が思いやられてしまいます。

(ティガの最終話では、しらじらしい描写にも、最後は涙で画面が見えなく

なってしまったからなぁ)

異星からの訪問者、不思議な事件、やさしい人、哀しい人、正義と悪意、

そしていつまでたっても、愚かな行為を繰り返してしまうのだけれど、

それでもなお愛すべき人たち。

ウルトラマンと共に育った世代が創った新しいウルトラマンは、

ウルトラマンの何が僕達をとりこにしたのか?

そのことに対するひとつの回答であり、どれほど僕達がウルトラマンを、

そしてセブンを愛しているかということを表現したものだったと思います。

むつかしいお話や言葉がたくさんでてきて、小さなお友達には

わけがわからないのではないかと心配されることもありましたが、

僕達がセブンの哀しいお話がいまだに忘れられないように、ブレ−ド・

ランナーの世界のほうがより現実味があると思いつつも、ウルトラマンにある

「科学が身近な世界」を捨てきれないように、彼等の心の奥底に我夢や藤宮の苦悩や、

ダイゴやレナの未来への希望が、深く刻まれているものと信じます。

(写真は、お菓子のおまけ(食玩)のウルトラマンがあまりにすばらしい出来なので、

またまた会社と合成してしまいました。

たかだか200円ぽっちのお菓子のおまけにこれだけの精密さと完成度を実現する、

日本人の手先の器用さってほんとにすごいっすね。感動します。)